迷宮鍛練
翌日、キリシアとリリシャとマルスとエミールとミリアとアニーとクレスタとエビリアとリシリアとルメイルとケニスとメトリシアで迷宮に向かう事にすると、最短距離で19層に向かう
『エミール先輩!今日は負けませんから!』
メトリシアが笑顔で言うと見付けたアースタートルに魔法を撃とうとすると、火の玉が飛んで行き、アースタートルに命中して黒い霧になって消える
『リリシャ師匠!負けません!!』
メトリシアがリリシャを見て言うと、見付け次第、次々と早い者勝ちで倒して回る
『やっぱり楽しそう・・・魔石拾い係りだけど』
キリシアが呟く
『やっぱり19層じゃあもう相手にもならないね』
マルスが笑顔で言う
『普通なら倒せない魔物ですが、まるで雑魚の様に見えます』
ケニスが微笑みながら言う
『鉱石より魔晶石集めにした方が良かったかな?』
マルスが言う
『次は25層だよ!!』
キリシアが真剣に言う
『そうだね。カークロッチぐらいじゃないと相手にならないね』
マルスが笑顔で言う
『マルス師匠、殲滅完了です』
メトリシアが元気に言う
『20層行きますか?』
エミールが微笑みながら言う
『25層まで行こう』
マルスが笑顔で言うと、キリシアが笑顔で最短距離を進み出す。25層に到着するとカークロッチを見付け次第、魔法が放たれて、カークロッチが黒い霧になって消える
『え?変わらない?私の取り分無いの・・・』
キリシアが見ながら呟く
『この人数だからね・・・前衛に近づく前に吹き飛ばされるのも仕方無いか・・・』
マルスが呟くと魔石と魔晶石を拾って袋に入れていく
『あの笑顔・・・文句言えない』
キリシアが苦笑いしている
『見えた瞬間、ほとんど同時に魔法が当たっているので、モンスターの目視が出来ないですね』
ケニスが呟くと、次々と倒しながら進み、魔石と魔晶石を拾っていく
『終わりました!』
ミリアが笑顔で言う
『次は小部屋毎に倒していくよ』
マルスが微笑みながら言うと、26層に向かい、小部屋毎に焼き尽くしていく
『デカイのいないです』
メトリシアが大部屋を覗いて言う
『ファイヤーストームで焼き付くそう』
マルスが笑顔で言う
『ファイヤーストーム!!!!!!!』
全員で魔法を放つと、大部屋の中に炎の柱が立ち上がり、次々とカークロッチを飲み込みながら動き始める
『バリアフィールド』
マルスはバリアを張ると、炎がバリアに当たり、少し押される
炎が無くなると、動くものは無くなって黒い霧が立ち込めている
『マルス師匠、余裕です!』
メトリシアが笑顔で言う
『魔力の乱れは無いかな?』
マルスが笑顔で言うと、全員魔力制御で確認を始める
『マルス、いつまでバリア張っているの?』
バリアを叩きながらキリシアが言う
『あ!もう晴れたね』
マルスがバリアを解除すると、みんなで魔石と魔晶石を拾い集める
『次行くよ!!』
キリシアが言うと27層に降りていく
『私が貰うからね』
キリシアが笑顔で言うと、遭遇するクリケトを次々と斬り裂いていく
『リシリアさんとルメイルは限界だね』
マルスが微笑みながら言うと階段の近くに向かう
『結界を張って待っています』
リシリアが笑顔で言うと、ルメイルとリシリアは結界を張る。キリシアはクリケトを殲滅しながら歩き回る
『終わりかな?』
キリシアが笑顔で言う
『次だね』
マルスが笑顔で言うとルメイル達の所に向かう
『クレスタ、エビリア、ミリア、メトリシア、アニー、ケニス、エミールも限界が近いね』
マルスが微笑みながら言う
『休憩したら本気で次の階層行くよ』
キリシアが笑顔で言う
『たまには3人でやりましょう』
リリシャが笑顔で言うと、キリシアとマルスとリリシャは28層に向かう。小部屋毎にリリシャとマルスが焼き払う
『え?もしかして・・・また魔石拾い?』
キリシアが苦笑いする
『小部屋だからね。29層は任せるね』
マルスが笑顔で言う
『解った!!早く殲滅するよ!!』
キリシアが笑顔で言うと、次々と小部屋を焼き尽くしていく。大部屋に到着すると、キリシアが大部屋を覗く
『デカイのは、いないよ』
キリシアが笑顔で言う
『セイントファイヤーストーム!!』
リリシャとマルスが魔法を放ち、大部屋を焼き尽くす
『殲滅出来たね。魔石と魔晶石拾ったら次に行くよ』
キリシアが笑顔で言うと魔石と魔晶石を拾い、29層に向かうと、大きなラットに遭遇する。キリシアが一刀両断すると黒い霧になって消える
『まだ余裕有るね』
キリシアが笑顔で言う
『ファイヤーキャノン』
次に遭遇した大きなラットはリリシャが魔法を放ち、ラットに当たると黒い霧になって消える
『まだ大丈夫です』
リリシャが笑顔で言うと、大きなラットにマルスが剣で一刀両断し、黒い霧になって消える
『殲滅するよ』
キリシアが笑顔で言うと、歩き回りながら次々と大きなラットを殲滅していく
『殲滅完了。次にいくよ』
キリシアが笑顔で言う
『キリシア、荷物一杯だよ』
マルスが言うと、荷物を見てキリシアが苦笑いする
『戻りましょう』
リリシャが微笑みながら言うと、キリシアは26層に向かって歩き始める
『マルス師匠、お帰りなさい』
エミールが笑顔で言うと、みんな笑顔で出迎えてくれる
『休憩したら、帰るよ』
キリシアが笑顔で言う
『はい、キリシア師匠』
メトリシアが微笑みながら言うと、結界内で休憩する
休憩が終わると、迷宮出口に向かって歩いていく。迷宮を出る
『あ!マルス師匠、メトリシア様、お帰りなさい』
ヒストリアが笑顔で言うと走ってくる
『おい!小娘!当たっておいて詫びは無いのか!!』
男がヒストリアに怒鳴る
『あなたが当たってきたのでしょ』
ヒストリアが言う
『この小娘!!有り金全部差し出せ!!』
男が睨みながら言う
『あなたみたいな人に渡す物はありません』
ヒストリアが真剣に言う
『この!!やれ』
男がにやけながら言うと、4人の男がヒストリアを取り囲み、殴りにくる。ヒストリアはかわしながら、男達を次々と殴り飛ばしていく
『なっなっななんだ!!当たらない!!』
男が呟くと、ヒストリアに殴り飛ばされて転がる
『可愛いヒストリアに喧嘩売ってただで済むのかな?』
キリシアが笑顔で言うと、男の足を掴み、地面に叩き付け始める
『化物!!!助けてくれ』
男達が震えながら叫ぶと周囲の冒険者達が苦笑いしながら見ていると騎士がやってくる
『何をやって・・・え?英雄様・・・愚か者ですか?』
騎士が苦笑いして聞く
『ヒストリアに喧嘩売っちゃったね。面倒だから屋敷でゆっくりお仕置きかな?』
マルスが笑顔で言う
『詰め所で頭を冷やさせます』
騎士が苦笑いして言うと拘束しはじめる。
『ヒストリア、余裕が有ったね』
『はい!マルス師匠』
ヒストリアが笑顔で言う
『じゃあ帰ろうか?』
マルスが笑顔で言う
『屋敷まで護衛します』
騎士が笑顔で言うと、マルス達はソリと魔石の袋を馬車に乗せ、屋敷に帰っていく