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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
8章 魔法学院後期
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帰宅とヒリアとレズオス

屋敷に気空挺で戻るとカミラが笑顔で出迎える

『マルス師匠、お帰りなさい』

『カミラ、ただいま』

マルスが笑顔で言うと、みんなで屋敷に歩き出す

『マルス、工房建て替えたの?』

『あ!人が増えたから、リリシャ達が遊びに来た時用に用意したよ』

マルスが笑顔で言うと、マルスは笑顔でカミラに耳打ちする。カミラが先に走っていく


客用の建屋に入ると、みんな部屋を確認して何処の部屋にするか決めていく

『良いね!ベットも広いから2人余裕で寝れる!』

キリシアが笑顔で言う

『1部屋2人から4人ぐらいはゆっくり出来るように考えたよ』

マルスが微笑みながら言う

『この部屋は食事用?』

『人数が多いからね』

マルスが笑顔で言う。アニーが保温庫を押して入ってくると料理を並べ始める

『え?これは・・・魔道具?』

レズオスが青ざめながら観察を始める

『リーベルが逃げ出したのが解りましたか?』

フローネが微笑みながら言う

『え!・・・魔道具を見たくないから?』

『屋敷に入りたくないからですね』

フローネが苦笑いして言う

『え!・・・あり得ない!こんな事不可能です!!』

レズオスが驚きながら青ざめ始める

『基本が違いすぎますからね』

フローネが微笑みながら言うと、食事を始める


『次はデザートです』

クレシアが笑顔で言うと、レズオスを見ている。ヒリア達が運んでくる

『え!レレレレレズオス様!!』

ヒリアがレズオスを見て叫ぶ

『え!レズオス師、どうしてここに!!』

メリアも声をあげる

『ヒヒヒっヒリアひめ様!!』

レズオスが驚いて立ち上がると、みんな笑顔でレズオスを見ている

『何故ここに!!』

『え?マルス様に仕えています・・・奴隷しか道が無いので』

ヒリアが言う

『え!!どどど奴隷!!何故!!』

『帰ったら、処刑・・・公表したら処刑、身分を捨てても、生活する事が出来ない、もう生きていけない・・・国王陛下がマルス様にお願いして屋敷で養って貰っています』

ヒリアが真剣に言う

『え!!国王陛下が・・・』

レズオスが苦笑いしながら、話を思い出して苦笑いしている

『あれー?会ったらどうするのかな~~?』

キリシアが笑顔で言う

『確か話し合うでしたっけ?』

メトリシアが微笑みながら言う

『レズオス様は何故こちらに?』

ヒリアが真剣に聞く

『え!そそそっそれは・・・クライドルト王国の出身と噂が拡がり、追放になりました・・・故郷に帰る途中、妹弟子の所に寄ったら、ここまで連れて来られました』

レズオスが苦笑いして言う

『え!!この国出身だったのですか!!!えっ!!こここ国おお王国陛下に大変に失礼な事を言ってしまいました!!どうしたら良いのでしょう!!』

ヒリアが慌て出すと、みんな笑いだす

『何を言ったのですか?』

『レレレっレズオス様を追放した国を軽蔑すると・・・』

ヒリアが苦笑いして言う

『大丈夫ですわ!軽蔑されて当たり前ですわ!レズオス様がこれから実力を見せれば良いだけですわ』

アリシアが笑顔で言う

『そうでしょうか?』

『追放の原因を作った人は、もういませんから大丈夫ですわ!魔法研究院は反逆罪で取り潰されましたわ』

アリシアが笑顔で言うと、フローネが苦笑いしている

『レズオス、何て言うのかな?早く言わないとデザートが完成しないよ』

マルスが笑顔で言う

『男らしく一言言いなさい!!』

キリシアが笑いながら言う

『え!!・・・・ヒリア姫様・・・その・・・』

レズオスが赤くなって黙り込む

『え?・・・レズオス様?』

ヒリアが赤くなって黙り込む

『マルス様、これは?』

メリアが微笑みながらマルスの後ろに来て小声でマルスに聞く

『約束したでしょ』

マルスが微笑みながら言う

『はい』

メリアが笑顔でヒリアを見つめている


『レズオス様!』

ヒリアが沈黙を破り言う

『はい、ヒリア姫様』

『もう姫では無いので、呼び捨てでも構いません。その方が良いです』

『え!!ヒリア姫様・・・・ヒヒ・・・ヒリア』

レズオスが赤くなって言う

『はい、レズオス様』

ヒリアが笑顔で嬉しそうに言う

『ヒリア、私も追放されたから、もうガベラス王国に帰れません。宮廷魔術師では無いので、贅沢な生活は出来ませんが、一生一緒にいてくれますか?』

レズオスが真っ赤になって言う

『はい!!レズオス様』

ヒリアが笑顔で言うと涙を流し始める

『フローネ先生、これで良いですか?』

マルスが笑顔で言うと、レズオスが苦笑いしてフローネを見る

『ヒリアさん、馬鹿息子をよろしくお願いしますね』

フローネが微笑みながら言う

『え?・・・・』

ヒリアが驚いてフローネを見る

『あ!何も言ってない・・・』

レズオスが呟くと、ヒリアがレズオスを見る

『どうかしましたか?』

『こちらが私の師匠であり、母親です』

レズオスが苦笑いして言う

『え!!えーーーーーーーーーー!』

ヒリアが驚いて大声をあげると、みんな微笑んでいる

『後は2人でゆっくり話し合ってね』

マルスが笑顔で言う

『え?はっはい・・・』

レズオスとヒリアが同時に言う

『しばらくは、マルスの手伝いをするしか無くなったのですね』

フローネがマルスに言う

『そうですわ!マルス様の手伝いが1番ですわ!魔法学院の講師もして貰わないと!』

アリシアが笑顔で言う

『何をしても良いですが、マルスから離れると、国王陛下から強制的に宮廷魔術師長に任命されますね』

メトリシアが笑顔で言う

『素性がバレていますわ』

アリシアが笑顔で言う

『リーベル様も連行してきてくれたから、良かったですね』

リリシャが微笑みながら言う

『いつもそのぐらい気が効けば良いのですが・・・監視が甘いから、後で青ざめるのですよ』

フローネが苦笑いして言う

『そうです!食堂も監視してないから、お母様とお祖父様が来て楽しそうに食事して帰りますわ』

『え?食堂?』

『マルス師匠、食堂は何処に有るのですか?』

アニーが笑顔で言う

『研究室の隣だよ。昼御飯美味しいものを食べたかったからね』

マルスが笑顔で言う

『明日、見学したいですね』

アニーが笑顔で言う

『明日、一緒に行きましょう!楽しいですから』

クレシアが笑顔で言うと、アニーが微笑んでいる

『また、とんでも無い物を作ったのですね・・・』

フローネが諦めて言う

『マルスだからです!!』

リリシャが笑いながら言う

『はい!マルスだからです!!!!』

全員が笑顔で言う

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