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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
8章 魔法学院後期
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アリシアとレズオス

クレシアとアリシアが入ってくる

『終わったなら、なんで呼んで貰えないの?』

アリシアがマルスを見ながら言う

『あ!!忘れていた!』

マルスが苦笑いして言う

『屋敷からいつ出て良いか解りませんでしたわ!』

『アリシア御姉様忘れていました。飛空艇に夢中でしたので』

メトリシアが苦笑いして言う


『あの・・・こちらの方は?』

クレシアがルーセントを見て言う

『オルセント王国宮廷魔術師ルーセントだ』

『昔会ったような気もしますが』

クレシアが考え始める

『そうですね・・・まだウイントレスに抱っこされていた時ですが覚えていますか?』

『え!ウイントレスと言うことは・・・クレシアか?』

『申し遅れました。クレシア・リベリアです』

クレシアが笑顔で言う

『あの小さかった子供が立派になったな・・・年月の流れが早いな』

ルーセントが苦笑いしている

『フローネ師の弟子が揃っていますね』

クレシアが微笑みながら言う

『そうですね。ミドルは連れてきてませんでしたが』

フローネが微笑みながら言う

『そうですね。ミドルだけ実力が無いように見えてしまいます』

クレシアが微笑みながら言う

『ミドルだから!』

キリシアが笑いながら言うとみんな笑いだす

『そんなにミドルさんと言う方はダメなのですか?』

セクラが苦笑いして言う

『気が弱すぎる』

リーベルが苦笑いして言う

『それでダメなのですか?』

『こちらの方は、どなたですの?』

アリシアが微笑みながら言う

『あ!セクラ・オルセントです』

セクラが笑顔で言う

『あ!アリシア・クライドルトです。よろしくお願いしますわ』

アリシアが慌てて言う

『もしかして、第一王女様ですか?』

『そうですわ』

アリシアが笑顔で言う

『今までどちらにいらしたのですか?』

『屋敷に軟禁ですわ!賊が来たりして、面倒だから屋敷で待機していたら、事が終わっても誰も教えてくれないので、様子を見に来たら忘れていたで終わりですの』

アリシアがマルスを見て言う

『え?賊に襲われた?もしかして、メトリシア姫様の屋敷ですか?』

『そうですわ』

『我が国の兵士が申し訳ありません』

セクラが苦笑いして言う

『気にしませんわ、屋敷は快適ですから!賊が来たら、遊んで差し上げますわ』

アリシアが笑顔で言うと、みんな笑いだす

『賊は魔法王国だったの?お仕置き済み?』

『面倒だから騎士に預けたよ。魔工王国側は夜だったから、ケニスがボコボコにしていたけどね』

マルスがリリシャに言うと、みんな笑い始める


ヘルトとレセナが入ってくる

『アリシア、今まで何処にいたのだ?』

ヘルトが苦笑いして言う

『アレ?最初に挨拶する相手間違ってない?あれーー』

キリシアが笑顔で言うと、みんなヘルトを見る

『クレシア、元気で良かった』

ヘルトが苦笑いして言う

『気持ちがこもってないですね。もっと笑顔で嬉しそうに言ってくださいね』

クレシアが微笑みながら言うと、みんな笑い始める

『アリシア様、お久しぶりです』

レセナが微笑みながら言う

『レセナ姫も元気そうで良かったですわ』

アリシアが笑顔で言う

『姿が見えなかったので心配していました』

『みんな忘れて呼んでくれないからですわ』

アリシアがマルスを見て言う

『英雄様はアリシア様と一緒に住まわれているのですか?』

セクラが真剣に聞く

『アリシアがメトリシアとイチャイチャしたいから居候しているよ』

マルスが笑顔で言う

『え?居候?メトリシア様とイチャイチャ?』

セクラがアリシアとメトリシアを見て苦笑いしている

『屋敷が快適ですから、居候ですわ!王城なんかに帰りませんわ!!クレシア御姉様も一緒ですわ』

『え!クレシア様も・・・そんな屋敷を襲ってしまったのですか?』

セクラが青ざめる

『レズオスのお嫁さんと妹達もいますね』

『え?お嫁さん?』

レズオスが苦笑いしている

『レズオス、ヒリア姫の事はどう思っているのかな?』

キリシアが笑顔で言う

『え!身分が違いすぎますので・・・』

『アレーヒリアさんは国を追放されて戻れないしなーこのままだと処刑になっちゃうな~~』

『なぜ!!どうして!!』

『クライドルト王国エリゼトス公爵は反逆者だから、その一族どうなるのかな~』

『え!まさか!!そんな!!』

『誰が養うのかな~どうなるかなー』

『ヒリア姫様!どうしたら・・・』

レズオスが慌て出す

『どうなさいますの?』

アリシアが笑いながら言う

『え!そのーそれは・・・その・・・』

レズオスが苦笑いしながらフローネを見る

『どうしたいのかなー』

キリシアが笑顔で言う

『何の話しか解らんが、男ならはっきり言え』

ルーセントが真剣に言う

『え!それは・・・好きですが・・・今はその・・・仕事もないので』

レズオスが苦笑いして言う

『クレシアさんの手伝いする?それとも居候する?魔法学院の講師でも良いよ』

マルスが笑顔で言う

『あ!それが良いですわ!!魔法学院の講師が足りませんわ』

アリシアが笑顔で言う

『え!しかし簡単にはなれないと・・・』

レズオスが苦笑いしている

『面倒だから宮廷魔術師になる?』

マルスが笑顔で言う

『え!それは難しいと思いますが・・・』

『リベリア公爵家の専属魔法使いでも良いですよ』

クレシアが笑いながら言う

『え!簡単には無理だと思いますが・・・』

レズオスが苦笑いしていると王妃が微笑みながら見ている

『さっさとハッキリしてください!!』

リリシャが笑顔で言う

『面倒だな!王妃様どうします?』

マルスが王妃を見て言う

『なんだか楽しそうですね』

王妃が微笑みながら言うとメトリシアに理由を聞いている

『宮廷魔術師長になりなさい!フローネ師の弟子で、英雄殿の知り合いなら歓迎しますよ。それに魔法学院長でもよろしくてよ』

王妃が笑顔で言う

『え!えーーー!なっなっなんで簡単に決めれるのでしょうか?』

レズオスが苦笑いしている

『候補は全員ここにいますから、それに全員に断られていますね、フローネ師の弟子なら歓迎しますわ』

王妃が全員を見て言う

『え!候補が全員ここに?』

レズオスが苦笑いして見回す

『英雄殿と弟子全員ですわ!エミールさん、なりたいですか?』

王妃が笑顔で言う

『え!なりません!魔法学院卒業したら師匠に魔法を習いますので!』

エミールが笑顔で言う

『ミリアさんは?』

『私など才能の無い人には無理です!!最低の実力の魔法使いですから!!』

ミリアが慌てて言う

『ナディアさんは?』

『え!まだまだ半人前ですので無理です!権力なんて面倒だから嫌です。』

ナディアが苦笑いして言う

『リーベル師は?』

『私など無理です!!英雄殿を制御不能です!!レズオスお兄様が帰ってきたのですから、任せます。』

リーベルが慌てて言う

『フローネ師どうですか?』

『隠居してますので、お断りします。この子達の監視緩めたいですか?』

フローネが微笑みながら言う

『リシリアさんは?』

『え!権力なんて面倒なのでお断りします。まだまだ色々学ばないといけませんので!』

リシリアが笑顔で言う

『解りましたか?誰も引き受けて貰えないのですわ』

王妃が笑顔で言うと、セクラとルーセントとレセナが苦笑いしている

『ちょっと待ってください!!なんでこんな若い人が宮廷魔術師長に?』

レズオスが苦笑いして言う

『レズオスお兄様直ぐに解りますわ!昨日沢山魔道具を見た筈ですよ。鑑定もしなかったので、どのぐらい凄いものか解らなかったのですか?私には不可能な物しかここに有りません!』

リーベルが苦笑いして言うと、ルーセントがランプを鑑定して青ざめ始める

『え!ルーセントどうしたのですか?』

『師匠・・・これは何ですか?構造強化まで付加されている、不可能な事を・・・』

ルーセントが青ざめながら言う

『どう言うことですか?』

セクラが苦笑いして言う

『壊せない魔法のランプだ・・・どんな付与魔法を・・・自分でも不可能だ』

ルーセントが苦笑いして言う

『え!ルーセント師で不可能!!』

セクラが苦笑いしている

『内緒ですよ』

フローネが微笑みながら説明するとルーセントが苦笑いする

『そうだな・・・気空挺作れるのだから、可能か・・・』

ルーセントが真剣に言うとセクラがマルスを見つめている

『レズオス、どうするんだっけ?』

マルスが苦笑いして言う

『え!話を戻すのですか!!』

レズオスが苦笑いするとみんな見ている

『職は直ぐに何とかなるから、ヒリアはどうする?』

マルスが笑顔で言う

『え!・・・・・お会いしてヒリア姫に会って話します・・・』

レズオスが赤くなりながら言う

『約束ね』

マルスが笑顔で言うと、フローネが苦笑いしている

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