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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
8章 魔法学院後期
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研究会食堂完成

5日後、食堂が完成する

『マルス様、見学に来ました』

クレシアが笑顔で言うと、ヘルトが後ろに付いてくる

『クレシアさんの意見が聞きたいです。まだ配置は変えることも出来ますので』

マルスが笑顔で言うと、外の階段で2階に上がり、食堂に入る

『2階に入り口を作ったのですね。広くて良いですね・・・奥が厨房ですか?』

クレシアが笑顔で言うと、奥に向かい、厨房の確認を始める

『厨房は狭いですね・・・パンと肉を焼く設備が無いのは良くないですね』

クレシアが残念そうに言う

『奥の階段から下に行ってください』

マルスが笑顔で言うと、クレシアが階段を降りて下の階を見て回り、笑顔になる


『素晴らしいですね。大型の肉用が2つにパン用が3つ・・・パンを作るテーブルに、料理するスペース・・・こちらが厨房で、上は配膳ですね・・・地下は倉庫に氷室まで有るなんて良いですね』

クレシアが笑顔で言う

『何か追加する物は有りますか?』

マルスが笑顔で言う

『完璧です。』

クレシアが笑顔で言う

『次に屋敷を作る時厨房は大きい方が良いですか?』

『え!はい!勿論です!!この半分で良いぐらいですが、窯は必修です!』

クレシアが笑顔で言う

『ヘルト、それで良いかな?』

『え!・・・・あ!!はい!勿論です』

ヘルトが苦笑いして言う

『ヘルト御兄様!もっと考えて発言してください!例えば、クレシア御姉様が料理しているのを思い浮かべながら、高さや通路や魔道具の配置を良く考えてください!』

メトリシアが真剣に言う

『え!はい、解りました』

ヘルトが苦笑いして言うと、クレシアと話し合い始める。みんなで見ている


『マルス師匠、ここの食堂は何時から使うのですか?』

エミールが聞く

『え!・・・料理人探さないと』

マルスが苦笑いすると、みんな笑い始める

『マルス師匠!もっと考えて準備しましょう』

メトリシアが笑いながら言う

『貴族の家で雇われていた侍女を引き抜いてこようか?』

『それで良いですが、お母様に紹介して貰いましょう!料理を勉強したい侍女を』

メトリシアが笑顔で言う

『そうしようか。練習で作った厨房だからね』

マルスが笑顔で言う

『え!練習で?』

『そうだよ!クレシアさんの厨房作るには、色々経験が必要だからね』

マルスが笑顔で言うと、クレシアがマルスを見て微笑んでいる


『マルス殿、厨房はこれより少し大き目に作ってほしいそうだ』

ヘルトが笑顔で言う

『解りました、設備はこんな感じで良いのですか?』

『出来れば、保温と保冷の魔道具を作ってほしい』

ヘルトが笑顔で言うと、マルスは微笑みながら頷くと、2階の壁の扉を開ける

『こちら側が保冷で、こっちが保温です。更にこの下が保冷庫になっています。』

マルスが笑顔で言う

『え!ここに有ったのですか!それもテーブルの下に更に保冷庫が沢山』

クレシアが笑顔で言う

『これで良いですか?』

『良いですね・・・マルス様は天才ですね』

クレシアが嬉しそうに笑う

『当たり前です!アニーが何がほしいか考えながら、ニヤニヤして作っていますから!』

ミリアが笑顔で言う

『ここは誰に使わせるのですか?』

『それはこれから探します。ヘルトが紹介してくれれば良いけどね』

マルスが笑顔で言う

『え!』

ヘルトが苦笑いする

『あ!クレシア御姉様の護衛もいないですよね』

『へ?』

ヘルトが苦笑いしてクレシアを見て、考え始める

『ヘルト御兄様どうかしましたか?』

『完全に忘れられているけど、すぐに探します・・・』

ヘルトが考え始める

『魔法学院だから、宮廷料理人の見習いや侍女から練習にここを使ってくれたら、魔道具の扱いになれるよね。それに警備は、護衛騎士の見習いに魔道具持ち出しの検査の練習とかね』

マルスが微笑みながら言う

『あ!!そうだな!・・・・騎士達暇だからな』

ヘルトが呟く

『よろしくね』

マルスが笑顔で言う

『ヘルトはしっかりしてくださいね』

クレシアが微笑みながら言う

『ここはメトリシアがいるのだから、護衛を送り込むのは当たり前だよね』

『そうだな・・・アリシアもいるのか・・・完全に忘れているな』

ヘルトが苦笑いするとみんな笑い始める


『マルス師匠、次は何しますか?』

ミリアが笑顔で言う

『次は古い工房を取り壊して、客間を作ろうかな?キリシア達が来たら、手狭だからね』

マルスが笑顔で言う

『はい!マルス師匠!』

ミリアが笑顔で言う

『マルス師匠、沢山作りましょう』

メトリシアが笑顔で言うと、どんな部屋にするか相談を始める


工房跡に建築を始めると5日後、完成する

『マルス師匠、後は家具を運び込めば終わりですね』

メトリシアが笑顔で言うと各部屋を見て回る

『明るくて部屋も広いですよね』

『2人から4人が1部屋に泊まれる様に考えたからね』

マルスが微笑みながら言う

『ベットも大きいベットにしたら、王宮や迎賓館より凄い部屋になります』

メトリシアが微笑みながら言う

『内装はみんなで考えようね』

マルスが笑顔で言うと、みんなで相談しながら家具を手配していく


ヘルトが手配した料理人と侍女がやってくる

『マルス殿、こちらが宮廷で暇にしていた侍女と料理人です』

ヘルトが笑顔で言うと、クエリス達が確認して頷いている

『魔道具の扱い方とクレシアさんに料理を習ってね』

『はい!マルス様、魔道具を使えるのを楽しみにしてきました』

料理人が笑顔で言うと、研究会の厨房に向かう

『え!こんなに凄いのですか!!』

『嘘でしょ・・・明るい・・・魔道具だらけ』

料理人と侍女が驚いて震えている

『料理の練習をしてくださいね』

マルスが笑顔で言うと、料理人と侍女がメトリシアとミリアから扱い方と入り口の鍵の開け方を教わっていく

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