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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
8章 魔法学院後期
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平和な日々

翌日、キリシア達は気空挺に乗って帰ることにする

『マルス、帰るよ。何か有ったら連絡してよ』

キリシアが笑顔で言う

『新しい魔法を覚えたら教えてよね』

リリシャが笑顔で言う

『夏休みの方が忙しかったかな?』

マルスが笑いながら言う

『はい!マルス師匠!1国占領して、1国救いました』

ミリアが笑いながら言う

『一生で一回有るかどうかの忙しさですね』

フローネが微笑みながら言う

『マルスがいたらいつもの事!』

キリシアが笑いながら言うと、みんな笑い出す


『お兄ちゃん・・・またくるね』

レディナが涙目で言うと抱き付いている

『レディナ』

マルスが抱き締めながら頭を撫でると、みんな微笑んでいる

『レディナちゃんは私達が面倒を見るから安心してください』

リシリアが微笑みながら言うと、レディナと手を繋ぐ

『お兄ちゃん行ってきます』

レディナが笑顔で言うと気空挺に乗る。気空挺が上昇していく


『帰ってしまいましたね』

メトリシアが気空挺を見ながら言う

『少し寂しいのかな?』

『はい、少し寂しいです。』

ミリアが呟く


魔法学院に登校する

『あの・・・ルキアはどうかしたのですか?』

ルキアといつも一緒にいた女生徒が意を決して聞いてくる

『ルキアから聞いてないの?』

『え?はい、夏休み途中から連絡が取れて無かったので・・・』

心配そうに言う

『ルキアならリーベル様と一緒にいるから大丈夫だよ。もう少ししたら帰ってくると思うけど』

マルスが微笑みながら言う

『どこに行っているのですか?』

女生徒が心配そうに言う

『国家機密だね。人々を救うために騎士団と一緒だよ』

『え!国家機密!騎士団と一緒?何故学生なのに・・・』

『帰ってきたら、ルキアに話して貰える範囲で聞いてね』

『ありがとうございます』

『何か聞きたかったのかな?』

マルスは女生徒の手に有る本を見て言う

『え!はい、ルキアと一緒に勉強していたのですが、ここが解らなかったので・・・』

女生徒が真剣に聞いてくるとマルスは見て詳しく教え始める

『え!・・・そう言う事なのですね』

女生徒が笑顔で言うと席に戻っていく。他の生徒がマルスと女生徒を見ている


担任が入ってくる

『え!何で今日もいる!!頼むから授業に参加しないでくれ!』

担任がマルスとミリアとメトリシアを見て言う

『講師がちゃんと教えられているか、見に来ただけですよ』

マルスが微笑みながら言う

『え!・・・そんな』

担任が苦笑いする

『冗談です。授業を始めてください』

マルスが笑顔で言う

『は?始めるぞ・・・詠唱は大事だから練習する事』

担任が言うと詠唱の練習を始める


マルス達は教室を出て、アリシアが教えている教室に行く

『え!マルス、何か用ですか?』

『つまらなかったから見に来ました』

マルスが微笑みながら言う

『そうですか・・・代わりに教えます?』

アリシアが苦笑いして言う

『あのクラスはまだ自習しているのかな?』

『誰も付いてないので、自習です』

『じゃあそっちに行こうかな』

マルスが笑顔で言うと教室を出ていくと生徒達が見ている


クラスに入ると生徒が一斉に立ち上がる

『暇だから見に来たけど、今日は何の授業の予定かな?』

マルスが笑顔で聞く

『え!今日は詠唱魔法の練習です』

生徒が言う

『詠唱魔法ね。知っている魔法、使える魔法をまず教えてね』

マルスが笑顔で言うと生徒達が1つずつ言うとマルスが魔法の概略と効果の説明を始めると、生徒達は必死に聞いている


『今日はここまでかな?』

マルスが笑顔で言うと生徒達は立ち上がり頭を下げる

『効果を知らない魔法は発動されないから、良く覚えておく事』

マルスが最後に言う

『え!!そうなのですか!!!』

『そうだよ、知らなかった?』

『え!誰も教えてくれませんでしたので・・・・』

生徒が言うと、全員青ざめている

『基礎中の基礎だから忘れないように』

マルスが笑顔で言うと教室を出る。研究室に向かう


『マルス様、頼まれた薬草持ってきました』

道具屋が笑顔で言う

『待たせちゃったかな?』

『マルス様も忙しいので仕方無いです。』

道具屋が笑顔で言うと、薬草を確認して運び込み始める。代わりに出来上がっている薬を出していく

『は?これは・・・下級万能薬・・・エクスポーション・・・ハイポーションまで・・・』

道具屋が鑑定しながら、数え始める


『マルス様、手持ちが足りないので、どういたしましょうか?』

道具屋が苦笑いしている

『薬草類が必要だから次に来る時で良いですよ』

マルスが笑顔で言う

『はい!助かりますが、完璧な上級薬簡単に作られるのですね』

『ミリアとメトリシアが好きだから、いくらでも作ると思いますよ』

『そうですか・・・魔法学院が別に買い取りをさせるのも仕方無いですね。これからも買い取らさせて貰います』

道具屋が笑顔で言うと帰っていく


『マルス師匠、今日は何をしていたのですか?』

エミールが笑顔でやってくる

『講師のいないクラスで詠唱魔法の説明をしていたよ』

『え!マルス師匠が講師をしていたのですか?』

『暇だからね・・・あ!そうだ!食堂を作ろうかな?』

マルスはトイレの周辺を見て言う

『はい!マルス師匠』

ミリアが笑顔で言う

『屋敷で準備しよ』

マルスが笑顔で言うと、全員で屋敷に向かう


『マルス様、お帰りなさい』

ソリナが笑顔で言う

『ソリナさん、ただいま』

マルスが笑顔で言うと、訓練場でみんなが走っているのを見付ける

『鍛練中ですね』

メトリシアが微笑みながら言う

『真剣にやっているね。騎士より真剣かな?』

『はい!ケーレスに騎士をボコボコにして貰いましょう』

メトリシアが笑顔で言うと、みんな笑い出す


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