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黒の魔族とレッドデーモン

遺跡内をしらみ潰しに蜘蛛を倒して回ると、大きな部屋に到着する。キリシアが中を覗いて、笑顔になる

『マルスいたよ、ヴァンパイア4体と巨大蜘蛛』

キリシアが笑顔で言う

『殲滅だね・・・まだ奥が有るから気を付けよう』

マルスが通路を見て言うとキリシアが頷き、各自装備と役割を確認する


『行くよ!』

キリシアが言うと、キリシアとルメイルとマルスが闘気を纏い、突撃していく


キリシアは闘気を纏った槍を振り下ろすと、ヴァンパイアは一刀両断されて、巨大蜘蛛も頭が真っ二つに割れる

キリシアはすぐにヴァンパイアを高速の突きを放ち続け、ヴァンパイアは音もなく灰になって消えていく。キリシアはすぐに周囲の蜘蛛を凪払い始める


ルメイルは、ヴァンパイアに接近して、闘気を纏った剣を振り抜く、ヴァンパイアはギリギリでかわすが左肩から腕が切り落とされる

『人間め!!我が従者になるが良い!!』

ヴァンパイアが叫びながら赤い目が怪しく輝き出して、ルメイルを睨み付けている

ルメイルの防具は魔力の輝きを発する。ルメイルは構わずヴァンパイアに接近して横に凪払う。ヴァンパイアは避けきれず、右腕と腹から下を両断される

『馬鹿な!人間ごときに・・・・』

ヴァンパイアが叫ぶと、ルメイルは闘気を纏った剣で頭から一刀両断し、ヴァンパイアは灰になって消えていく。ルメイルはすぐに巨大蜘蛛を次々と斬りつけ始める


マルスは闘気を纏った剣でヴァンパイアを一刀両断してから、高速で次々と斬り裂くと、ヴァンパイアは音もなく灰になり始める。マルスはもう一匹のヴァンパイアに高速で接近する。ヴァンパイアは後に飛び退く

『人間め!!』

ヴァンパイアは剣を抜き、マルスに高速で接近して剣を振り抜く。マルスはかわしながら、ヴァンパイアの両腕を切り落とし、次々と斬り付け、ヴァンパイアは灰になって消えていくのを確認する。マルスは近くの巨大蜘蛛の頭を両断して回る


『マルス、片付いた?』

キリシアが笑顔で言う

『他にいないか調べないとね』

マルスが真剣に言うと、周囲を見ている。奥から火の輝きが発生する。そして火の玉が飛んで来る

『え!』

キリシアは火の玉を避けながら槍で火の玉を斬り裂く。奥から赤い肌をした、角を生やし、両手には長い尖った爪に背中に翼がある人影が2つと、黒い肌をした、赤い目が怪しく光る男が現れる

『人間にしては良い実力だ!我が(しもべ)をよくも倒した』

黒い魔族が言う

『まさか!魔族!!』

メトリシアが大声で言う

『人間よ!レッドデーモンに勝てたら直々に相手してやろう』

不適に笑いながら魔族が言うと、レッドデーモンが動き出す


通路の奥から気配を感じとりケニスは輝きの魔石を投げると2つの影が現れる

『ヴァンパイア!』

ケニスが呟くと剣に闘気を纏い、突撃する。騎士達は呆然と見ている

『愚かな人間に勘づかれるとは・・・』

ヴァンパイアが叫び、剣を抜き、ケニスの剣を剣で受け止め、ケニスと剣で打ち合い始める。もう一体のヴァンパイアはケニスを無視して、アニー目掛けて突撃してくる

『バリア』

ミリアが前に出て魔法を使うと、ヴァンパイアは剣を振り上げたまま、頭からバリアに当たって空中で止まる。頭から体液を流しながら崩れ落ち始める

『シャイニングアロー』

アニーが至近距離から魔法を放つ。光の矢はヴァンパイアの頭に直撃し、貫通して、ヴァンパイアの頭が消し飛び、灰に変わり始める

ケニスは光の矢をギリギリでかわすと、光の矢はヴァンパイアの腹に当たる。そしてケニスは隙を見逃さず、闘気を纏った剣で次々と切り刻み、ヴァンパイアが音もなく灰に変わる


レッドデーモンはキリシアとマルスに接近する。キリシアは闘気を纏った槍で凪払う。レッドデーモンは横にかわしながら、火の玉をキリシアに放ち、キリシアはかわしながら接近して槍でレッドデーモンを突く、レッドデーモンは後方に飛んで避けるが、伸びた闘気の槍はレッドデーモンに当たり弾き飛ばす。回り込んでいたルメイルが剣を振り抜き、レッドデーモンは上下に両断される

『ファイヤーキャノン』

エビリアの魔法がレッドデーモンに当たると、デーモンの上半身は木っ端微塵に吹き飛ぶ


マルスはレッドデーモンの爪をかわして、同時に剣を振り上げて片腕を斬り飛ばす。すぐにすれ違い際にもう片腕を斬り飛ばして、距離を取る

『シャイニングアロー』

エミールの魔法がレッドデーモンの頭を貫く

『ファイヤーキャノン』

メトリシアの魔法が当たると、レッドデーモンは木っ端微塵に吹き飛ぶ


『本当に倒すとは!褒美だ!』

黒い魔族は巨大な火の玉を放つ

『バリアフィールド』

リリシャが魔法を使い、火の玉とバリアが当たり、バリアが押され始める。ヒストリアは盾を構えて突撃し、火の玉に接触する。火の玉は爆発して、ヒストリアは後に弾かれる

『まさか!これを防ぐか!!血が滾るぞ!!』

魔族が叫ぶ

キリシアは槍で凪払うが、魔族は手で槍を掴み、キリシア毎投げ飛ばす

『ん?血か!!!数千年ぶりに血が出たぞ!!ワハハハ!』

魔族が笑い出して、火の玉を作り始める。マルスは高速で魔族に接近して剣を振り抜き、魔族の片腕を斬り飛ばす

『ギャーーーーーー!貴様!!我が腕を!!』

魔族がマルスを睨む

『シャイニングアロー』

ミリアが魔法を放ち、魔族はかわすが、魔族の顔面にかする

『おのれ!!これでも食らえ!』

魔族が炎の矢を放つ

『バリア!!』

エミールとメトリシアが魔法を使い、火の矢はバリアに当たり、バリアが押され始めると、アニーは結界の魔道具を使い、炎は爆発する

『人間!!!』

魔族は魔法を放とうとする。背中からルメイルの剣が貫通する

『ギャーー!!!おのれ!!!』

魔族がルメイルを殴ろうと腕を伸ばす。ルメイルは後に飛び退くが、足を滑らせて仰向けに倒れる

『こっちだ!』

マルスが叫びながら剣を振り抜き、魔族は慌てて剣で受け止めるが、衝撃で後によろけながら弾かれる。キリシアは全闘気を纏った槍を振り上げると、魔族に叩きつける。魔族は剣で受け止めようとするが、押し負けて魔族は肩から一刀両断される。そして槍の衝撃で床に亀裂が入る

『おのれ・・・に・ん・・・』

魔族が何か言おうとするが、マルスが横に剣を振り抜き、魔族を両断する。そしてキリシアが槍で突き、頭を貫くと飛び退く

『セイントファイヤーストーム』

リリシャが魔法で魔族を焼き払う


『ヒストリア、大丈夫?』

メトリシアが心配そうに言う

『はい!大丈夫です!イタ!』

ヒストリアが立ち上がろうとすると腕と背中の痛みで苦笑いする

『ハイヒール』

メトリシアが回復魔法を使う

『キリシアもルメイルも無茶するのだから!』

リリシャが微笑みながら言う

『マルスに取られたくない!今度は私が倒したかった!』

キリシアが笑顔で言うと、みんな微笑みながら全員で次々と回復魔法で回復していく


『騎士さん、報告よろしくお願いします』

マルスが笑顔で言う

『え!何て報告すれば!』

騎士が血の気が引いた顔で言う

『ヴァンパイア4体と黒い魔族とレッドデーモン2体討伐したと国王陛下に報告よろしく』

キリシアが笑顔で言う

『キリシア様、ヴァンパイアは6体です』

ケニスが笑顔で言うと通路を指差す

『後から2体襲ってきました』

リリシャが微笑みながら言う

『え!いつ!!』

キリシアが驚いていると、アニーが説明を始める


『マルス、どうする?』

リリシャが聞く

『時間が無いから、レッドデーモンの死体と魔族の死体と腕を氷漬けにして持って帰ろうか?後で完全に焼き払えば良いからね』

マルスが考えながら言うと集め始める

『セイントフリーズ』

マルスが聖なる氷で固めるとレビテーションで浮かす。みんなでヴァンパイアの血珠と灰を集め始める

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― 新着の感想 ―
[一言] 灰は捨てていって方が復活しなくていいような……
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