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遺跡突入

一度砦に戻ると中庭に着陸する

『キリシア殿、どうしたのですか?』

副団長が慌てて来る

『口が軽い!面倒な男を降ろしに来た!!』

キリシアが笑顔で言う

『は?まさか』

副団長が苦笑いすると、レグロイスが降りてくる

『じゃあ行ってくるね』

キリシアが笑顔で言うと気空挺が上昇を始める

『レグロイス王子様、何が?』

外交担当が苦笑いして言う

『アリシア姫様の事を言ったらクレシア様に睨まれて、降ろされた』

レグロイスが苦笑いして言う

『一体何者なのですか?』

『わからん』

レグロイスが唖然と言うと副団長を見る

『聞かないでくれ!!殺される!!ぶちキレたら、王弟様と同じ目に会う!』

副団長が青ざめて言うと震えている

『王弟様・・・確か反逆罪で取り潰されたと聞いていましたが』

外交担当が呟く

『あ!!聞かなかった事にしてくれ!!頼む!』

副団長が慌て出すと、慌てて気空挺を見る


2日後、遺跡付近に到着すると、多くのスパイダーが多くの糸で巣を作っている

『マルス師匠、凄いですね』

ミリアが言う

『こんなにいたら、着陸出来ないね』

マルスが考えながら言うと、メトリシア達を呼んで貰う

『え!こんなに!この付近が増殖地』

レセナが真剣に言う

『レセナ姫様、今から起こる事は絶対に内緒にしてくださいね』

マルスが笑顔で言う

『はい!畏まりました。死ぬまで内緒にします!約束します。』

レセナが真剣に言う

『リリシャ!全部完全に焼き払うよ!』

『全力でやりますよ』

リリシャが笑顔で言うと、みんな笑顔で同意する

『手加減する気は無いのですね・・・』

フローネがため息混じりに言う

『リリシャ様の本気が見れますわ』

アリシアが嬉しそうに言う


気空挺の外に出るとマルスとリリシャとエミールとミリアとメトリシアとアニーとエビリアとリシリアが準備をする

『ファイヤーストーム!!!!!!』

『セイントファイヤーストーム!!』

炎の柱が8本出来ると、動きながら次々と焼き払い始める。蜘蛛を次々と飲み込み、焼き尽くしていく

『え!・・・・』

レセナが絶句して見ていると、炎の柱が1つになり徐々に消えていく

『レセナお姉ちゃん、大丈夫?』

レディナが笑顔で言う

『あ!何が起きたのですか?あれが魔法なのですか?』

レセナが我に返り言う

『うん!そうだよ!』

レディナが笑顔で言う

『これがマルス師匠の本気・・・初めて見ました』

ヒストリアが呟くと気空挺は上昇を始める


『これでどこから現れるか調べられるね』

マルスが笑顔で言う

『あーースッキリした!ついでに沢山魔法打ちたいな』

リリシャが笑顔で言う

『あ!それ良いです!』

メトリシアが笑顔で言う

『まずは発生地点を見付けようね』

マルスが笑顔で言うと、気空挺の中に入るとみんな入る

『リリシャ、相変わらず手加減抜きですか』

フローネが苦笑いしながら言う

『はい!滅多に本気で撃てませんので』

リリシャが笑顔で言うと、みんな笑い始める


『メトリシアさん、ありがとうございます』

レセナが真剣に言う

『まだこれからですよ!どこから蜘蛛が現れるか調べます』

メトリシアが真剣に言うと説明を始める

『私も監視します』

レセナが真剣に言うと外を見ている


『あ!マルス師匠!あそこ!鬼蜘蛛です!』

エミールが言うと、マルスが見つめている

『間違いなさそうですね』

リリシャが真剣に言う

『あの数が短時間に出てくるなら、中にどのぐらいいるか解らないね・・・』

『焼き払い続ける?』

リリシャが微笑みながら言う

『ある程度広がったら焼き払おうか?』

マルスも微笑んで見ている


何回か焼き払うと、日が暮れ始める

『一度離れて休もうか?』

マルスが微笑みながら言うと、気空挺は高度をあげて移動する

翌朝、戻ってくると蜘蛛が沢山増えている

『これって・・・きりが無い!』

キリシアが苦笑いする

『リリシャ、どうする?』

『突入するしか無いのかな?』

リリシャが真剣に言う

『それしかないね!』

キリシアが真剣に言うとみんな同意する


準備をすると蜘蛛を焼き払い、気空挺を着陸させる

『フローネ先生、リシリアさん、後は任せます。よろしくお願いします』

マルスが笑顔で言う

『無事に帰ってくる事を祈っています』

フローネが微笑みながら言う

『お兄ちゃん!行ってらっしゃい!』

レディナが元気に言う

『レディナちゃんの事は任せるのですわ』

アリシアが笑顔で言うと、気空挺は上昇を始める。マルスは周囲を警戒する

『行くよ!』

キリシアが笑顔で言うと蜘蛛が出てきた付近に向かう

『あれだね』

キリシアが真剣に言うと、キリシアとルメイルとマルスが入り口まで先行する。みんな走ってくる

『キリシアとルメイルが先頭で、エミールとエビリアは魔法で援護出来るように、近付かれたら守るからね』

マルスが笑顔で言うと、エミールとエビリアが頷く

『リリシャ、全体を見て援護の判断をお願い。ミリアとメトリシアはリリシャの援護でヒストリアはメトリシアを守ってね。後方はケニスとアニーに任せます。騎士2人は最後方で後だけは警戒してください』

マルスが笑顔で言うと、全員頷く。入り口から入っていく。魔法のランプを点灯させて警戒しながら進み、小部屋を見付けてキリシアが覗くと、キリシアが手招きする

『蜘蛛の卵?』

マルスが見て言う

『全部斬るの面倒』

キリシアが言う

『ファイヤーストーム』

マルスは部屋を焼き払うと、炎に焼かれながら、蜘蛛がウジャウジャと動き出す。マルスはエミールを呼んで、バリアを使い入り口を封鎖して貰う。蜘蛛は焼けて動かなくなっていく

『もしかしたら、まだまだ沢山いるのかな?』

キリシアが真剣に言うと、マルスは魔力を感知して、輝きの石を通路の奥に投げる。輝きの石の光にスパイダーを確認すると!キリシアが接近して次々と切り刻んでいく

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