表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
360/1407

スパイダー討伐へ

領主の屋敷に到着すると、リアクラナの案内で庭にいく。気空挺の着陸する場所を確保すると気空挺が着陸する

『誰だ!私の獲物横取りしたのは!!』

キリシアが言う

『ごめんなさい、大きいの見付けて吹き飛ばしました』

レディナとイリアが謝る

『え!!レディナとイリアだったの?』

『ごめんなさい・・・』

レディナが涙目で言う

『レディナとイリアは良いの!怒ってないから泣かないでね。だけど凄い威力だったね』

キリシアが苦笑いしてから言う

『はい!最大威力で放ちました』

レディナが言うとイリアも頷いている

『今度は私の獲物も残してね』

キリシアが笑顔で言うと、2人の頭を撫でている


トリエスバミラ子爵が慌てて出てくると、リアクラナが説明をしている

『御助力ありがとうございます』

トリエスバミラ子爵が笑顔で言う

『これは子爵、お久しぶりですわ』

アリシアが笑顔で言う

『え・・・アリシア姫様!!』

子爵が慌てて頭を下げると周囲の兵士や重臣が片膝を付き頭を下げる

『トリエスト子爵に用事で来ていたら、不穏な話しを聞いたので、殲滅に来ましたわ』

『え?殲滅?』

『そうですわ!!王国最強の冒険者が来訪中だった幸運を感謝しなさい』

アリシアが笑顔で言う

『王国最強の冒険者?』

『面倒になるから、内緒にしてよね』

キリシアが笑いながら言う

『え?面倒になるから?』

子爵が苦笑いしている

『蜘蛛はどこを中心に発生しているの?情報が欲しい!!』

『取り敢えず中にどうぞ・・・』

子爵が苦笑いしながら言うと案内してくれる


広げられた地図を見ながら説明する。

『こんなに広がっているのですね』

リリシャが言う

『このままだと、数日で周囲の領地まで広がります』

メトリシアが真剣に言う

『人手が必要だね』

キリシアが言う

『アリシアさん侯爵領にいる騎士団は動かせない?』

マルスが真剣に聞く

『普通は動かせませんが、手紙を送れば来てくれると思いますわ』

アリシアが笑顔で言う

『クレシアさん、リベリアから少し援軍を頼めない?』

『はい!キリシアさんからの援軍要請なら飛んで来てくれます』

クレシアが笑顔で言う

『発生地点を特定して殲滅したら、片っ端から片付けた方が良いね』

マルスが言う

『それで決まり!!デカブツ見つけたら私の獲物だからね!!』

キリシアが笑顔で言う

『失礼ですが・・・一体何者でしょうか?』

子爵が苦笑いして言う

『ただの冒険者です!面倒になるから内緒ね』

キリシアが笑顔で言う

『え!・・・・』

子爵が苦笑いしているとシエルが苦笑いしながら耳打ちしていると子爵が驚いている

『まさか!!英雄様!!』

子爵が慌て出す

『内緒で!』

キリシアが睨みながら言う

『漏らしたらお父様に口が軽いと言い付けますわ』

アリシアが笑顔で言う

『え!!解りました!!』

子爵が慌てて言うとリアクラナとシエルが苦笑いしている

『しかし何故トリエスト子爵家を訪れていたのですか?』

子爵が苦笑いしながら言う

『シエル兄さんを拉致に来ただけです!』

リリシャが笑いながら言う

『え!まさか!リリシャなのか?』

『ここにいるのは内緒にしてくださいね』

リリシャが微笑みながら言う

『しかし・・・アリシア姫様にシエル様にリリシャ様も来訪ならそんな訳には・・・』

子爵が苦笑いしている

『え!お父様、リベリアのクレシア様もいらっしゃいます』

リアクラナが青ざめて言う

『え!クレシア様まで!!』

『面倒になりますので、内密にしてくださいね』

クレシアが微笑みながら言う

『トリエスバミラ子爵様、この子達は有名になるのを嫌いますので、内緒にしてあげてください。爵位や地位などどうでも良いと思っている人達だと思ってください』

フローネが苦笑いして言う

『一体どうしたら良いのですか?』

『伝令の兵士と、進む際に道案内出来る人がいれば良いと思います。後は国王陛下に報告もお願いします』

フローネが苦笑いしながら言う

『解りましたが、国王陛下に報告はどうしたら?』

『アリシア様が殲滅して帰ったと後で言えば良いと思います』

フローネが微笑みながら言う

『え!私ですか!!面倒ですわ』

『騎士は・・・カジェリアしかいないね』

マルスがカジェリアを見て言う

『え!私ですか!!』

カジェリアが驚いている

『ヒストリアも記録手伝ってあげてね』

マルスが笑顔で言う

『え!はい!マルス師匠!頑張ります』

ヒストリアが笑顔で言う

『最後に騎士団長に任せたと書けば良いよ』

キリシアが笑いながら言うとみんな笑っている

『はい!解りました!』

ヒストリアが姿勢を正して言う

『明日の朝、発生地点を探しに向かうよ!』

キリシアが笑顔で言うと、みんな同意する。


『避難してきた人達に怪我人はいないのですか?』

マルスが聞く

『結構な数がいますが、ポーションが足りていません』

兵士が言う

『案内お願いします』

マルスが笑顔で言う

『畏まりました』

兵士が言う

『マルス師匠、どこかに行くのですか?』

『避難している人の怪我人を治療しようと思っただけだよ』

マルスが微笑みながら言う

『え!一緒に行きます』

エミールが笑顔で言うと、エビリアとクレスタとエレーヌとカミラとソリナが一緒に向かうことにする


怪我人がいる場所に到着すると多くの人が横たわっている

『凄い数・・・』

エレーヌが涙目になる

『片っ端から回復魔法を使うよ!スパイダーだから毒や麻痺も有るかもしれないから気をつけてね』

マルスが真剣に言うと手分けして回復魔法を使い始める

『凄い・・・』

治療していた人達が驚いている間に次々と回復させていく


『これで全員かな?』

マルスが呟く

『はい!マルス師匠、100人ぐらいはいたと思います』

エミールが笑顔で言う

『兵士さんこれで全員ですか?』

マルスが笑顔で言う

『はい!!ありがとうございます!!』

兵士が大声で言うと、全員頭を下げながらお礼を言う。

『じゃあ次に行こうか?』

マルスが笑顔で言うと、兵士の案内で次の場所に向かう。町中の怪我人全員回復させてから領主の館に戻る


翌朝、キリシアとリリシャとマルスとエミールとミリアとメトリシアとエビリアとクレスタとヒストリアとケニスとルメイルとアニーとカジェリアは馬車に乗り、兵士達と討伐に向かう事にする

『リシリアさん、カミラさん、ソリナさんは気空挺を頼みます』

『はい!任せてください』

『フローネ先生、気空挺の指揮をお願いします』

『余り本気は見せないでくださいね』

フローネが真剣に言うとリリシャが微笑んでいる

『レディナちゃんとイリアちゃんは私が見てますわ』

アリシアが笑顔で言う

『アリシア様、よろしくお願いします』

マルスが笑顔で言う

『お兄ちゃん!いってらっしゃい』

レディナが笑顔で言うと気空挺に乗り込んでいくと、ナディアが微笑みながらついていく


門を出てすぐに

『マルス師匠、これって沢山いますか?』

『面倒だね・・・リリシャ、1ヶ所に集めて燃やす?』

マルスが言う

『左から集めますね』

リリシャが微笑みながら言う

『トルネード!!』

リリシャとマルスが魔法を使うと竜巻が発生して蜘蛛を巻き上げながら集めていくと2つの竜巻が合わさる

『空中で焼き払って』

マルスが言う

『ファイヤー!!!!』

エビリアとクレスタとミリアとメトリシアとエミールが魔法を使うと竜巻が炎に包まれる

『兵士さん、後の処理をして貰うように伝えてください』

マルスが笑顔で言うと、リアクラナが苦笑いして兵士を使いに出す


夕方になると、森を抜けて村に到着する。周囲のスパイダーを一掃する

『これで感知範囲全部です』

ミリアが笑顔で言う

『そうだね。気空挺の着陸場所と夜営場所を確保するよ』

マルスが言うと手分けして準備を始める

『リリシャ・・・』

リアクラナが真剣な目付きで来る

『リアクラナ、どうしたの?』

『凄いとしか言えないけど、リリシャ達は何者なの?内緒にしてばかりでわからないの・・・・』

リアクラナが真剣に聞く

『面倒になるから内緒にしてね』

リリシャがギルドカードを見せる

『え!ゴールド・・・・どう言うこと!ヴァンパイア!階層主!そんなあり得ない!!まさかリベリアの英雄様!』

リアクラナが驚いている

『だから内緒にしてね。面倒事しか持ち込まれなくなるからね』

リリシャが微笑みながら言う

『理解しました・・・内緒にするね』

リアクラナが真剣に言う



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ