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迷宮と階層主

翌朝キリシアとリリシャとマルスとミリアとメトリシアとエミールとエビリアとクレスタとリシリアとルメイルとアニーとケニスは迷宮に向かう事にする

『あ!マルス師匠がローブを!!初めて迷宮に着ていくのですか?』

エミールが笑顔で言う

『キリシアに前衛任せられるからね。たまには魔法使いをやろうと思っただけだよ』

マルスが笑顔で言う

『負けませんから!!』

リリシャが笑顔で言うと、メトリシアとミリアが嬉しそうに笑っている

『ん?もしかして、魔石拾い係り嫌だから?』

キリシアが苦笑いする

『前衛、キリシアとケニスとルメイルだけで十分だよね?』

『え!やること無いから大丈夫だけど、少しは私の分も用意して!!』

キリシアが苦笑いしながら言う

『キリシア、楽しいから残れば良いけど』

リリシャが笑いながら言う

『リリシャまで!!』

キリシアが苦笑いしてリリシャを見ると、みんな笑い始める


迷宮に入ると、最短距離で19層に向かう。アースタートルを見付け次第、魔法を放ち始める

『え!早すぎる!!エビリアとクレスタまで無詠唱!!』

リシリアが苦笑いする

『早い者勝ちです!!負けません!』

メトリシアが笑顔で言うと、次々と全員魔法を使い始める

『目視する前にマルス師匠、魔法使ってないですか?』

ケニスが呟く

『本当・・・マルスだからずるしているね』

キリシアが呟く

『マルス、ずるしていますよね』

リリシャが微笑みながら言う

『魔力関知して魔法を使っているだけだよ』

マルスが笑顔で言う

『あ!!その手が有りました!!』

ミリアが笑顔で言うとサーチを使いながら魔法を使い始める

『負けませんよ』

リリシャが笑顔で言うと次々と倒し始める。19層を一周すると20層に向かう。小部屋毎に魔法を放ち、殲滅をしていくと、大部屋の前まで来る。中を覗いて全員で魔法を放つと、大部屋内のアースタートルを焼き尽くす

『デカイのいないからつまらないです』

メトリシアが微笑みながら言う

『デカイのか・・・前は魔法で完全に焼き尽くしたよね』

マルスが笑顔で言う

『はい!マルス師匠!凄い熱量でした』

ミリアが笑顔で言う

『え!完全に私の分忘れてない?』

キリシアが暇そうに言う

『次は23層に行こう』

マルスが笑顔で言う

『スローグ?面倒!』

キリシアが苦笑いする

『早い者勝ちです!!』

メトリシアが笑顔で言う

『負けませんよ』

エミールが笑顔で言うと、リリシャが微笑んでいる


23層に向かうと、大きなスローグを見付け次第倒し回り、24層に向かう

『マルス、暇だよ』

キリシアがつまらなそうにしている

『キリシアの番は25層だよ』

『カークロッチの予定?』

『そうだよ』

『マルス、全部貰うからね!!』

キリシアが笑顔で言うと、マルス達は小部屋毎に魔法を放っていく。大部屋に到着する

『ファイヤーストーム!!!!!!!』

全員で魔法を放つと、魔法の熱気が伝わってくる

『あ!危険!バリアフィールド!』

マルスが急いでバリアを張る

『あ!マルス!全力で魔法を使ってしまいました』

リリシャが苦笑いしている

『威力が強すぎるね。バリアが有るから大丈夫だけど』

マルスが笑顔で言うと、黒い霧が立ち込めている

『完全に殲滅出来ました』

メトリシアが笑顔で言うと、魔石と魔晶石を拾い集める

『リシリアさんとルメイルは限界だね・・・エビリアとクレスタも危なくなったかな?』

マルスが魔力制御と闘気を確認して言う

『階段前で待っています』

ルメイルが苦笑いして言う

『カークロッチ、全部狩るぞ』

キリシアが笑顔で言うと25層に降りていく。大きなカークロッチを見付け次第、キリシアが一刀両断して倒していく

『結構手応え有る!!楽しい!!』

キリシアが笑顔で言う

『25層だからね』

マルスが笑顔で言う

『良く考えたら、普通のモンスターじゃないですよね』

エミールが微笑みながら言う

『普通は1匹で大騒ぎするね』

『あ!そうでした!リベリアの2層に現れた時、大騒ぎになっていました!緊急クエストでしたよね』

エミールが微笑みながら言う

『目の前で軽々しく両断されているけどね』

マルスが笑顔で言う

『強くなりましたね』

リリシャが微笑んでいる


25層を一周すると

『次は26層だよ!!』

キリシアが笑顔で言う

『良いけど、少しは慎重に進むよ』

マルスが笑顔で言うと26層に向かう。小部屋にキリシアが突入して次々と一刀両断して倒していくと、数匹がマルス達の方に向かってくる

『バリアフィールド』

マルスがバリアを張ると、大きなカークロッチはぶつかり、止まるとキリシアが一刀両断して倒す

『マルス師匠!その手が!!』

エミールが笑顔で言うとミリアとメトリシアがバリアを張り始める

『え?マルス、気になっていましたが、バリア、私は知りませんよ』

リリシャが微笑みながら言う

『え?あ!そうだね、王都に来てから覚えたからね』

『後で教えてくださいね』

リリシャが微笑みながら言う

『屋敷に帰ったら、練習しよ』

マルスが笑顔で言うと、リリシャは嬉しそうに微笑んでいる

『話しているのは良いけど、出れないんだけど』

キリシアが苦笑いしながらバリアを叩いている

『あ!ごめん!もう終わったんだね』

マルスが笑顔で言う

『小部屋全部貰うからね』

キリシアが笑顔で言うと、魔石と魔晶石を拾い集めて次々と小部屋を殲滅して進む

『何か変なのがいます』

メトリシアが覗いて言う

『これはまずいね』

マルスが苦笑いする

『全力で焼き尽くします?』

エミールが言う

『リリシャは全力であのゴツゴツした大きなカークロッチに魔法を使って、全員全力の魔法で大部屋を焼き尽くして、全力のバリアフィールドで守るから!』

マルスが言う

『私の分は?』

キリシアが苦笑いして言う

『倒しきれなかったら任せるけど、あれは階層主だよね』

マルスが真剣に言う

『わかった!!任せて!!』

キリシアが笑顔で言う

『デスファイヤーストーム!!!!』

『セイントキャノン!』

黒い炎の柱が4本出来ると大部屋内を焼き尽くし始める。白い大きな火の玉がゴツゴツした大きなカークロッチに当たる

『バリアフィールド!』

マルスがバリアを張る

『え!!凄い!!ケニス、結界の魔道具も使って!!』

マルスが慌てて言うとケニスが結界の魔道具を使うと黒い炎がバリアに当たって押され始める

『え!!』

黒い炎が収まるとゴツゴツした大きなカークロッチは黒い煙を出しながら高速突撃してくる

『バキッ!!』

バリアに当たると頭が潰れ、結界の魔道具が魔力を失い効力が無くなる

『あれ?』

キリシアが苦笑いすると、ゴツゴツした大きなカークロッチが黒い霧になって消えていく。大きな魔石と魔晶石が残っている

『自爆して消えた?』

リリシャが苦笑いして言う

『私の分は?』

キリシアが苦笑いしている

『あの速度でぶつかったら頭潰れるね・・・何とか耐えたけど、やっぱり全力はキツいね』

マルスが苦笑いする

『マルス、バリアフィールドは強化出来ないのかな?』

リリシャが苦笑いしながら言う

『魔導書探すしかないけど・・・早く何とかした方が良いね』

マルスが苦笑いしている

『マルス、出れないけどいつまでバリア張っているの?』

キリシアが苦笑いしている

『魔石と魔晶石拾い集めよう』

マルスが慌ててバリアを解くと、大部屋の中の魔石と魔晶石を拾い集める

『あ!メトリシアとミリアとエミールとアニーとケニス限界越えちゃった!みんなの所に戻って休憩しよう』

マルスが魔力と闘気を見て言う

『あんな大物あり得ないから仕方ないね。早く戻ろう』

キリシアが笑顔で言うと24層に戻る

『キリシア師匠、お帰りなさい』

エビリアとクレスタが笑顔で言う

『少しゆっくりしたら帰るよ』

キリシアが苦笑いして言う

『メトリシア、ミリア、エミール、アニーは急いで魔力制御を全力でやるように!ケニスも闘気を急いで練るように』

マルスが真剣に言うと始める


『アニーはまだ身体重たいよね・・・越えすぎたかな』

マルスが苦笑いしている

『大丈夫です。全力で魔力制御します』

アニーが笑顔で言う

『闘気が乱れるとこんなに大変なのですね・・・全力で練っても練っても追い付きません』

ケニスが微笑みながら言う

『ん?ケニス、その練り方・・・あ!!マルス、やり方変えている!!』

キリシアが気がついて真似を始める

『あ!そんな感じで身体中を動かす感じ』

マルスが苦笑いして言う

『道理で、ケニスの成長が早すぎるのは、これのせいだね!!ズル!!』

キリシアが闘気を練りながら言う

『ミリアとメトリシアとエミールの魔力制御も完全にマルスの真似ですね・・・エビリア、クレスタ、真似をしましょう』

リリシャが笑顔で言うと、リシリアも真似を始める


休憩が終わると迷宮の出口に向かう

『あ!マルス師匠!メトリシア様お帰りなさい』

ヒストリアが笑顔で言う

『ヒストリア、遅くなってごめんね』

『いえ!お疲れ様です』

ヒストリアが笑顔で言うと、ソリごと馬車に乗せて帰ることにする

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