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海とアーメルド

3日間、町中で買い物や珍しい料理を食べながら過ごすと、浜辺の別荘で1日ゆっくり遊ぶ事にする

『去年はアーメルド伯爵の別荘で遊んだよね』

キリシアが笑顔で言う

『そうですね。大海蛇が現れて楽しみが半減でしたね』

リリシャが微笑みながら言う

『女神ヴァルキリー伝説の始まりでしたね』

メトリシアが笑顔で言うと、キリシアが赤くなっている

『アルクオドール、元気になったかな?』

『大丈夫です!ルキアが看病していますから』

ミリアが笑顔で言う

『じゃあ海で遊ぼう!』

キリシアが笑顔で言う


『マルス師匠、どうですか?』

メトリシアが水着に着替えると、くるっと回って言う

『私のはどうですか?』

ミリアが笑顔で言う

『似合っているよ』

マルスが微笑みながら言う

『マルス師匠、どうでしょうか?』

エミールが微笑みながら言う

『え!似合っているよ。エミール』

マルスが微笑みながら言う

『う~~~凄いスタイル』

メトリシアが呟く

『露出が・・・恥ずかしいです』

ヒストリアが赤くなりながらくる

『ヒストリアも似合っているよ』

マルスが微笑みながら言う

『はい!!マルス師匠!!』

ヒストリアが笑顔で言う

『あ!!!ヒストリアが認めた!!マルス師匠って!!』

メトリシアが笑顔で言う

『聞きました!!ヒストリア』

ミリアが笑いながら言う

『え!あ!!!えーと!その!!あの・・・よろしいですか?』

ヒストリアが慌て出す

『ヒストリア、厳しくいくからね』

マルスが微笑むとケニスが微笑んでいる

『フフフ・・・可愛いですね』

フローネが微笑みながら見ている

『遊ぶよ!!』

キリシアが大声で言うと、みんな海に向かって走っていく


『あ~楽しかった!』

キリシアが笑顔で言う

『アニー、どうしたの?』

マルスが聞く

『思ったより魚が足りませんでした』

アニーが苦笑いしている

『え!取ってこよう!』

キリシアが言う

『水の中ですので、捕まえられません』

アニーが言う

『ちょっと取ってくるね』

マルスが笑顔で言うと水の上を走っていく

『あーーーーー!ずるい!!マルス』

キリシアがマルスを見て言う

『ここら辺で良いかな?サンダーボール!』

雷の玉が水面に当たると、周囲に光が伝わっていく。水面に魚が浮かび上がってくると、マルスはレビテーションで持ち上げて網に入れていく。魚はしばらくすると動き出す。マルスは走って戻っていく

『これぐらいで良いかな?』

マルスが網から魚を出していく

『マルス師匠はやっぱり凄いですね』

アニーが笑顔で言うと次々と捌き始める

『負けてられない!』

キリシアが言うと、海に飛び込んで貝を集めにいく。ルメイルとケニスが一緒に集め出す

『アニー、頼んだ!』

キリシアが貝を出して言う

『私がやりますね』

クレシアが笑顔で言うと料理を始める


料理が出来上がるとみんなで食べ始める

『やっぱり美味しい!!アニーとクレシアがいたらどこでも美味しい料理が出来るね』

キリシアが笑顔で言う

『楽しいね』

リリシャが微笑みながら言うと、料理を食べている

『こんな歳になって、こんなに楽しい事が有るのですね』

フローネが微笑みながら言うと、リシリアが微笑んでいる

『こんな経験、滅多に出来ません!』

エビリアとクレスタが笑顔で言う

『アリシア御姉様が知ったら、怒ります』

メトリシアが笑顔で言う

『そうですね。アリシア様が海で遊んだのは5年前ですので、聞いたら羨ましいと言います』

カミラが笑顔で言う

『私は始めての経験で楽しかったです』

ヒストリアが笑顔で言うと、みんな微笑んでいる


翌日、準備をすると、アーメルド伯爵領に向けて出発する

『どこに着陸すれば良いですか?』

キリシアが笑顔で聞く

『英雄様!!領主の館の庭に向かってください』

海兵が笑顔で言うと、気空挺は領主の館に着陸する

『お帰りなさい!!英雄様!!』

アルクオドールが笑顔で出迎えてくれる

『もう大丈夫?』

キリシアが微笑みながら言う

『はい!もうこの通り大丈夫です!』

アルクオドールが笑顔で言うと、ルキアが嬉しそうに笑っている

『お仕置きはしておいたよ!!処分もされていると思うから安心してね』

キリシアが笑顔で言う

『結局どうなったのですか?』

アルクオドールが真剣に言う

『王城を占拠して国王と黒幕全員捕らえたよ!ついでに島々を譲って貰ったよ』

キリシアが笑顔で言う

『へぇ!!まさか征服したのですか!!』

『マルスが王様にならないから、王子にあげてきたよ』

『え!王様にならないから!!!マルス様らしいですね』

アルクオドールが笑顔で言う

『2度と喧嘩売らないと思うけど、また売ってきたらどうしようかな?』

『王都を消し飛ばします』

リリシャが笑いながら言う

『やっぱり英雄様です』

アルクオドールは笑いながら言う

『明日、王都に向かうのですか?』

ルキアが聞く

『ちょっと買い物だけするけど、明日で良いかな?明後日が良いかな?』

キリシアが考え始める

『明後日にしてください。出来たら一緒に王都に行きたいと思います』

アルクオドールが笑顔で言う

『わかった!じゃあ革を買いに行ってくるね』

キリシアが笑顔で言うと、みんな笑っている

『ついていきます』

アルクオドールが笑顔で言うと、革屋に向かう

『あ!キリシア様!魔力の通る革は金貨100枚分で良いですか?』

店主が笑いながら言う

『じゃあこれで!』

キリシアが金貨の袋を置くと、数えて笑い出す

『どこに届ければ良いですか?』

『王都のマルスの屋敷に!』

キリシアが笑顔で言うと、ケニスが説明をする

『解りました!解らなければ糸屋に聞けば良いのですね』

主人が笑顔で言う

『いや!解らなければアーメルド伯爵の屋敷に持ってきてください!案内させます』

アルクオドールが笑顔で言う

『アルクオドール様!!畏まりました』

主人が驚く

『頼んだよ!』

キリシアが笑顔で言うと、クロウがくるのを待つ

『キリシア様!こちらです!』

クロウが笑顔でやってくると、レイリストも微笑んでいる


食事が終わる

『アル、美味しかったです』

ルキアが笑顔で言う

『ルキアがいてくれたら何でも美味しいよ』

アルクオドールが微笑みながら言う

『アル・・・・!』

ルキアはアルクオドールを見つめている

『あの、気になっていたのですが、どこかで会ったような』

クロウが苦笑いしてフローネに小声で聞くとレイリストが苦笑いしている

『アルクオドール伯爵ですよ』

フローネが微笑みながら言う

『ええ!!御無礼無かったかな?』

クロウが苦笑いする

『また美味しいお店紹介してほしい』

アルクオドールが微笑みながら言う

『隣の女性がアルクオドールの許嫁のルキアだよ』

キリシアが微笑みながら言う

『え!じゃあ未来の奥様!!失礼しました』

クロウが慌てて言う

『そんなに畏まらないでください』

ルキアが慌てて言う


店を出ると糸屋に寄ってから、オルクスの店に寄る

『オルクスいますか?』

キリシアが笑顔で店員に聞く

『お約束は?』

店員が聞く

『久しぶりに寄ったから来ただけ、リベリアのキリシアが来たと伝えてね』

キリシアが笑顔で言う

『え!キリシアさま!!申し訳ありません』

店員が慌てて奥にいくと、奥さんが顔を見せてからオルクスを呼んでくる

『キリシア様、お久しぶりです』

『ちょっとアーメルドに寄ったから挨拶に来ただけだけど邪魔かな?』

キリシアが笑顔で言う

『とんでも有りません!アルクオドール様まで来訪して頂けるなど光栄です』

オルクスが笑顔で言うとアルクオドールと仲良く話をしている

『オルクス、王都の仕立屋が、もしかしたら生地を頼むかもしれないけど良いかな?』

マルスが笑顔で聞く

『あいつなら先日来ました!あのジャケットですね』

オルクスが笑顔で言う

『そうだよ』

マルスが微笑みながら言う

『もしかしてあの空を飛んでいた乗り物で来訪ですか?』

オルクスが笑顔で言う

『気空挺だよ!良いでしょう』

キリシアが自慢げに言う

『初めて見て驚きましたが、マルス様ならあり得ます』

オルクスが笑顔で言うと、水蜘蛛の生地を買って帰ることにする


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