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冒険者ギルドとカミラ

『最後に1つ聞きたいのですが、騎士学院の生徒でも迷宮に潜って大丈夫ですか?それとも許可制?』

『騎士学院も許可制です。上級者一と緒、というのが条件です』

オイゲルが笑顔で言うと、ヒストリアが入ってくる

『マルス様、何か有りましたか?』

『騎士学院の学生証をオイゲルさんに見せてあげて』

マルスが笑顔で言うと、ヒストリアは手渡す。すぐに許可証を作成する

『ヒストリアさん、こちらが迷宮に潜る許可証です。マルス様達と一緒が条件です』

オイゲルが微笑みながら言うと許可証を手渡す

『ありがとうございます』

ヒストリアは受け取り、不思議そうな顔をしている

『これで少しは鍛練が出来るね』

マルスが笑顔で言うと、ケニスが微笑んでいる

『はい!頑張りますが、簡単に許可証頂けるのですね』

ヒストリアが不思議そうに言う

『王国最強の冒険者が揃っていますので、無茶はさせないと思います。それに少し自重して貰えたら嬉しいです』

オイゲルが苦笑いしている

『自重ですか?』

ヒストリアが不思議そうに呟く

『今日の魔石でギルドの資金を簡単に越えていましたから、これ以上溜めないで欲しいです』

『え?あの量なら屋敷に山積みになっていますよね』

ヒストリアが苦笑いして言う

『え!どのぐらいになりますか?』

『20倍ぐらいは有りますよね?マルス様』

ヒストリアが苦笑いして言う

『ヒストリア、内緒だよ!面倒だからギルドに来てないんだから』

マルスが笑顔で言うとオイゲルが苦笑いしている

『リベリアの宝物庫も満タンになりかけているからね』

キリシアが微笑みながら言う

『え!かなり空いていたと思ったけど・・・キリシア溜めていたの?』

『え!面倒だから余りギルドに行ってないよ』

キリシアが笑顔で言うとリリシャが笑っている

『魔道具沢山作らないとね』

マルスが言うとみんな笑い出す

『大魔石の需要は有りますので、依頼も受けてください』

『依頼?あ!いつもヘザーネが自動的にやってくれていたから気にしてないね』

キリシアが笑いながら言う

『え!自動的に・・・あ!受けれるのがキリシア様達だけだからか・・・だからギルド職員が代行を・・・』

オイゲルが苦笑いして職員に依頼書を持ってきて貰うと依頼を確認していく

『キリシア殿まさかギルドにいるとは思いませんでした』

バイルが笑顔で入ってくる

『あ!バイル、到着したんだ!』

『マルス殿、お久しぶりです。』

バイルが笑顔で言う

『ミドルが泣いているから楽しみにしていてね。後、食事会したいからいつが良いかな?』

マルスが笑顔で言う

『数日はこちらにいますので、ギルドに伝えて貰えたらいつでも良いです。』

バイルが微笑みながら言う

『バイル殿、教えて欲しい。依頼書は貼り出しても無駄なのか?』

オイゲルが依頼書を見せながら言う

『無駄です。ヘザーネが全部管理して、買取りの中から依頼に回して良いか確認して依頼完了にしています。キリシア殿達しか受けれませんから』

バイルが笑顔で言う

『・・・・そうだな・・・大魔石なんて取って来れる冒険者がいないからな』

オイゲルが苦笑いしている

『じゃあそう言う事で帰るよ』

キリシアが笑顔で言うと帰る事にする。ギルド職員達は見送る

『バイル、冗談だと思っていたが、1日で数百の魔石を簡単に持ってくるのだな』

『キリシア殿とリリシャ殿が楽しみにしていましたから、そうなります。千個越える可能性も有りますので気を付けてください。』

バイルが言うとオイゲルは苦笑いしている


キリシア達は屋敷に向かう

『マルス、明日はどうするの?』

キリシアが笑顔で言う

『エレーヌも迷宮で鍛練も有るけど、ヒストリアも鍛練開始したいかな?エリカも魔力制御大分出来ているから・・・カミラさんとソリナさんも、そろそろヒストリアと一緒に連れていった方が良いかな?』

マルスが考えている

『暇だから一緒に行くよ』

キリシアが笑顔で言う

『迷宮に行っても、2層か3層で確認してみないと、ヒストリアはまだまだ危険だよ』

マルスが真剣に言う

『暴れたりしないから行くよ』

キリシアが笑いながら言う

『明日は良い魔導書が無いか探しますね』

リリシャは笑顔で言う

『沢山書物持ってきてくれたから、何が有るかまだ解らないよ』

マルスが笑顔で言うとミリアとメトリシアが微笑んでいる

『楽しみですね。どのぐらい有るのですか?』

『潰された貴族の家の秘書や魔導書だから、書庫の半分以上埋まっているよ、エリカに聞いてみて』

マルスが笑顔で言う

『それは楽しみです』

リリシャが笑顔になると、エビリアとクレスタが微笑んでいる


『カミラさん、ソリナさん、ちょっと魔力制御見せてね』

マルスが笑顔で言う

『はい!マルス様』

カミラが笑顔で言うと魔力制御を始める

『カミラさん闘気は練れるかな?』

『え!闘気ですか?闘気はどのように?』

『闘気はこんな感じだけど、感じ取れるかな?』

マルスは闘気を手に集めると闘気をカミラとソリナは触れて体の中の闘気を探す

『難しいです・・・・』

カミラが苦笑いしている

『やっぱり難しいか・・・これなら解るかな?』

マルスはカミラの腕に触り闘気を動かして感覚が掴めるか確認する

『これですか?何だかくすぐったいです・・・』

カミラは笑いを堪えながら闘気を動かしてみる

『難しい・・・これをマルス師匠はいつもやっているのですね』

『流れやすく・・・そうだ!手伝うから闘気を動かす努力をして』

マルスはそう言うと、カミラが闘気を集中する。マルスが闘気を軽く動かして感覚を掴ませていくと手に闘気の輝きが光始める

『これが闘気・・・』

カミラは真剣に集中しながら呟く

『まだまだ1人じゃ無理だね・・・魔法剣士は難しいか』

マルスが苦笑いしている

『ソリナもやってみて』

マルスが言うとソリナも試してみる

『闘気が感じられません』

ソリナは必死に闘気を探すが、闘気を練ることが出来なかった

『やっぱり魔力が有ると邪魔だね・・・魔法剣士がいなくなったのは、難しいからだね』

マルスが苦笑いして言う

『マルス師匠、頑張って魔法剣士になります』

カミラが笑顔で言う

『え?マルス、カミラさんを弟子にしたの?』

リリシャが苦笑いしながら言う

『あーー!!!!申し訳有りません!勝手に師匠と呼んで、大変申し訳ありません』

カミラが慌てて謝り出す

『カミラは魔法の発動方法を教えて貰ってから、マルス様を敬愛していますから仕方無いです。』

ソリナが笑顔で言う

『そう言う事ですか・・・マルスらしい』

リリシャも笑い出す

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