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冒険者ギルドで買取り

『マルス、いつも早い者勝ちでやっているの?』

リリシャが微笑みながら言う

『余裕が有るから・・・後ろはケニスが警戒してくれるから、前だけ警戒すれば良いからね』

『楽しいけど、接近されたらマルスが倒すつもり?』

『そうだよ!だけど接近される前にエミールが倒すから暇だよ』

『そう!!初めて魔石拾い係りにされた!』

キリシアが笑いながら言う

『キリシア師匠、ごめんなさい、魔法を速く使うのが楽しくて接近させませんでした。接近したら守ってください』

ミリアがキリシアに言う

『怒ってないから・・・楽しんでね』

キリシアが苦笑いしている

『エミールとミリアの杖凄いね』

リリシャが微笑みながら言う

『はい!マルス師匠が作ってくれました!とんでもない杖なので一生大事にします』

エミールが笑顔で言う

『そんなに凄いの?』

キリシアがリリシャに聞く

『神様のイタズラ?』

『そうだよ・・・ミリアの杖も同じだから驚いたよ』

『エビリアとクレスタの杖も作らないと・・・神様のイタズラは無理だけど』

リリシャが考え始める

『アニーの杖も必要かな?』

『そうね。アニーの杖も必要です』

リリシャが微笑む

『ケニスの剣も中々良い剣だよね』

キリシアが笑顔で言う

『はい!この剣に相応しい実力を得るために鍛練しています』

ケニスが笑顔で言うとキリシアが微笑んでいる


『次はスローグだから体液に気を付けて殲滅しよ』

マルスが言うと、23層に向かう。大きなスローグを見付け次第、キリシアが体液をかわしながら両断して倒す

『面倒!!このナメクジ!!』

キリシアが怒鳴ると、みんな笑い出す

『剣士には面倒だから魔法で吹き飛ばす?』

『マルス!・・・面倒だから任せる』

キリシアが苦笑いしている

『早い者勝ちです!!エミール先輩、負けませんから!』

メトリシアが笑顔で言うと、リリシャが大きなスローグを見付け次第、倒し始める

『あ!!リリシャ師匠!!』

ミリアが言うと、次々と早い者勝ちで倒し始める

『・・・・マルス、凄いね。ほとんど見えた瞬間にリリシャとミリアとエミールとメトリシアの魔法が当たっている』

キリシアが呟く

『私達の魔法を準備する前に当たっています』

エビリアとクレスタが苦笑いしている

『常に魔法を放てる状態で待機しているからね・・・リリシャはすぐに真似してやり始めたね』

『あ!そう言うことですね!』

クレスタが笑顔で言うとエビリアとクレスタも参戦する

『容赦無い・・・動きが遅いから見た瞬間に吹き飛ばされている』

キリシアが呟く

『前衛がやること無いね』

マルスが微笑みながら言う

『スローグの次は何?』

『カークロッチだよ』

『動くから楽しめそう』

キリシアが微笑むと魔石と魔晶石を拾いながら袋に積めていく


『終わりました!次行きます?』

ミリアが笑顔で言う

『ルメイルとエビリアとクレスタは余裕が無いから結界で待っていてね』

マルスが確認して言う

『はい!マルス師匠』

エビリアとクレスタは元気に言うと24層に向かい、リリシャとエミールとミリアとメトリシアとアニーが小部屋毎に魔法を放ち、焼き尽くしていく

『・・・・まだ魔石拾い係りだね』

キリシアが呟く

『そうだね・・・いつもの事だけど今日は更に容赦ない』

マルスが苦笑いする

『この量ではもうそろそろ帰らないと大変ですね』

ケニスがソリを見て苦笑いしている

『あ!!6階層分!!多すぎる』

マルスが苦笑いしている

『え!私の分は!!』

キリシアが苦笑いしている

『次は大きなワーム、辞めようか?』

『そうしよう・・・私の取り分が無い!』

キリシアが苦笑いしていると、大部屋まで殲滅完了する

『キリシア、どうしたの?』

リリシャが笑顔で言う

『私の分が無い!!』

キリシアが真剣に言うと、みんな笑い始める

『帰りにタイガー少し狩れば良いね』

マルスが微笑みながら言う

『タイガー!!いるの?』

『17層だよ』

『わかった!狩るからね!!』

キリシアが笑顔になると魔石と魔晶石を拾い集めてエビリア達の所まで戻る


『あ!お帰りなさい』

エビリアが笑顔で言う

『休憩したら、17層のタイガーを少し狩ってから帰るよ』

マルスが笑顔で言うとみんな休憩をする

『ソリが無かったら大変ですね。この量』

エビリアが呟く

『たまには、冒険者ギルドに買い取らせるかな?』

マルスが笑顔で言う

『あ!マルス師匠!ここ数ヵ月冒険者ギルドに行ってないですね』

ミリアが笑顔で言う

『だから倉庫にあんなに大魔石が積まれているのですね』

リリシャが微笑みながら言う

『そう言えばかなり溜まったよね。魔晶石と鉱石だけで良いだけどね』

マルスが微笑みながら言う

『冒険者ギルドマスターを青ざめさせよう』

キリシアが微笑みながら言う

『大魔石1個も渡してないからきっと涙を流して喜ぶね』

マルスが笑顔で言うと、みんな笑い出す


17層に向かうとキリシアとルメイルとケニスが次々と両断して倒していくと大部屋まで全部殲滅する

『余り手応え無いから、余裕だね』

キリシアが笑顔で言うと迷宮出口に向かう


『あ!お帰りなさい』

ヒストリアが笑顔で言う

『ヒストリア、ただいま。待たせてごめんね』

マルスが微笑みながら言うと、馬車にソリ毎乗せ、冒険者ギルドに向かう

『買い取りをお願いします』

マルスが笑顔で言う

『こちらに並んでください』

職員が笑顔で言う

『大量なので、大丈夫かな?』

『大丈夫です』

職員が不思議そうに言うとマルス達は並ぶと順番になると魔石の袋を置こうとする

『え!!マルス様!!こちらではなく奥にどうぞ・・・・』

カウンター職員が慌てて言うと職員が慌てて案内をしてくれる

『余り来なかったので、職員が忘れてしまったようです。今日はどのぐらいでしょうか?』

職員が笑顔で言うと、みんなで魔石を持ち込んで置いていく

『たまには、買い取りをお願いします』

マルスが微笑みながら言うと、職員は袋を空けて呆然と固まっている

『マルス様・・・え!キリシア様にリリシャ様まで・・・え!まさか本気で迷宮に!!』

オイゲルが入ってきて、驚いている

『初めて潜ったよ』

キリシアが笑顔で言うと、オイゲルは袋の中を見て職員を呼び出す

『どのぐらい有りますか?』

『17層と19層から24層までだよ!早く数えてね』

キリシアが笑顔で言う

『は?・・・・』

オイゲルが苦笑いしていると職員達が袋を空けて魔石の鑑定を始める

『あの・・・この大魔石の価値が解りません』

職員が青ざめて言う

『えー・・・・数だけ先に数えろ』

オイゲルが苦笑いしながら言うと数え始める

『硬貨は持ち帰りますか?』

オイゲルが苦笑いして言う

『ん?マルスどうする?』

『金庫も有るから持ち帰っても良いけど、金貨足りるかな?』

マルスが微笑みながら言う

『・・・この大魔石が金貨5枚・・・無理です』

オイゲルが苦笑いしている

『無理なんだね。面白そうだから金貨持ち帰ろうか?』

キリシアが笑いながら言う

『え!面白そうだから・・・・』

オイゲルが苦笑いしている

『冒険者ギルドの硬貨が足りるか楽しみだね』

『どうだろう?硬貨で出せたら面白いよね』

マルスも笑いながら言う


『数え終わりました・・・17層が246個19層が236個20層が265個大魔石が846個です・・・金貨6244枚になります』

職員が青ざめて震えながら言う

『あ!最高記録更新したね!!』

キリシアが嬉しそうに笑うと、リリシャが微笑んでいる

『口座預かりにしてください・・・こんなに硬貨は有りません』

オイゲルが苦笑いして言う

『仕方無いね』

キリシアが笑いながら言う

『もしかしてまだ持っているのですか?』

オイゲルが苦笑いして言う

『面倒だから持ってきてないよ』

マルスが笑顔で言う

『・・・・もしかして1日ですか?』

『今日は楽しかったから沢山倒したよ』

マルスが笑顔で言うと、みんな笑い出す

『たまに持ってきてください』

オイゲルが苦笑いしている

『これはどのぐらいの価値かな?』

マルスは鉱石と魔晶石を置く

『鉱石・・・・調べないと解りません、魔晶石はこの大きさでも金貨5枚ですが、大きな魔晶石なら金貨数百枚になります』

オイゲルが苦笑いして言う

『これも合わせたら凄かったかな?』

『あ!そうしようか?』

キリシアが笑いながら言うと、オイゲルと職員は青ざめている

『冗談はそこまでにしましょう』

リリシャが笑いながら言う


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