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迷宮探索とデストラ

翌日、迷宮に向かい、最短距離で19層に向かう

『早い者勝ちだからね』

メトリシアが笑顔で言う

『今日は負けません!』

エミールが笑顔で言う

『私も負けません!!』

ミリアが笑顔で言うと、アースタートルを見付けると一斉に魔法を放つ

『え!威力が凄い!!』

ミリアが驚く

『あ!!杖の性能のせい?凄い威力になっています』

エミールが呟くと、マルスを見ている

『良い杖だね!メトリシアの杖の性能を越えて良かった』

マルスが笑顔で言う

『あ!!今までミリアの杖の性能、私より数段下だった!!』

メトリシアが驚きながら言う

『そうだね、今度はミリアの杖の性能が上がったから差が広がったね』

『マルス師匠!!ズルいです!!』

メトリシアが詰め寄りながら言う

『ミリアが作ってくれた最高傑作の杖じゃ嫌なの?』

『え!!この杖は気に入っています。』

メトリシアが笑顔で言う

『エミール先輩の威力凄い上がっています・・・杖の性能のお陰ですか?』

ミリアが呟く

『エミールは今までエミールが自分で作った杖だったから魔力増幅しか付いてなかったよね』

『はい!マルス師匠!!』

エミールが笑顔で言う


『マルス様、暇ですね』

ケニスが苦笑いしている

『何だかアースタートル、確認する前に消滅しているからね』

『魔石と鉱石拾い係りになっていますね』

『次の階層は自分が殲滅しようかな?』

マルスが呟く

『マルス師匠終わりです!!20層行きましょう!!』

メトリシアが笑顔で言う

『20層は運動不足だからメインでやらせてね』

マルスが笑顔で言うと、20層に向かう。小部屋にマルスが剣片手に入っていくと、マルスは闘気を纏い、剣の長さが倍になる闘気の剣を作り、アースタートルを次々と両断すると黒い霧になり消えていく

『マルス師匠!凄いです!簡単に殲滅するなんて!!』

エミールが笑顔で言う

『闘気の剣、維持するの難しいから結構良い鍛練になるね!この勢いでこの階層殲滅するよ』

マルスが笑顔で言うと、次々と小部屋を殲滅して進む。大部屋に到着する

『あ!!大きなアースタートル!!』

マルスが笑顔で言うと、ミリアが嬉しそうに微笑んでいる

『全員で魔法使って雑魚殲滅しますか?』

メトリシアが笑顔で言うと、ケニスが苦笑いしている

『そうだね。殲滅するよ』

マルスが笑顔で言う

『ファイヤーストーム!!!』

『セイントファイヤーストーム』

ミリアとメトリシアとエミールとマルスが魔法を放つと、大部屋全体が炎に包まれ、物凄い熱気が立ち込める

『ん?・・・危ない!!』

マルスが呟くと、ケニスが結界の魔道具を使う

『ケニス、ありがとう』

メトリシアが笑顔で言うと、炎が結界に当たり熱気が伝わってくる

『凄い・・・』

ミリアが苦笑いしていると、炎が治まり、大部屋の中を覗くと、動く物は無かった

『マルス師匠、本気は凄いですね!!』

メトリシアが笑顔で言う

『エミールとミリアの魔法の本気が凄く上がっているからだね・・・最大威力禁止かな?』

マルスが苦笑いして言う

『え!禁止!!何故!!』

ミリアが涙目になる

『威力が強すぎるから。もう少し威力を落とそうね』

マルスが微笑みながら言う

『え!!解りました』

『杖の性能が凄すぎるから仕方ないね』

『そうですね・・・1番手前に放ったミリアの魔法が物凄かったので、もう少し奥を狙いましょう』

エミールが笑顔で言う

『あ!!はい!!!エミール先輩!!』

ミリアが笑顔で言うと、魔石と鉱石を拾い集める

『21層に向かいましょう!』

メトリシアが元気に言うと、下への階段に向かう

『ケニス、気が済むまで斬り倒してね。メトリシアとエミールは援護、ミリアは後方の警戒をお願いね』

マルスが微笑みながら言うと、ケニスが闘気を纏い、次々と大きなワームを両断して倒していく

『ケニス、凄い!!マルス師匠の真似』

メトリシアが笑顔で言う

『かなり難しいですが面白いですね』

ケニスが笑顔で言うが、疲れ始める

『ケニス、疲れたようだから、後はエミールとメトリシアで殲滅してね』

マルスが笑顔で言うと、メトリシアとエミールが次々と魔法で倒していき、一周する

『22層行きますか?』

『今日はここまで。帰ろう。荷物も多いからね』

マルスが微笑みながら言う

『はい!マルス師匠!!』

ミリアが笑顔で言うと迷宮出口に向かう

『あ!メトリシア様、こちらです』

ヒストリアが笑顔で近付いてくる

『ヒストリア、ただいま』

メトリシアが笑顔で言うと、ヒストリアは男にぶつかる

『いててて!この小娘!!怪我しただろ!!慰謝料出しやがれ!!何だったらその身体ではらえ!!』

男がヒストリアに怒鳴る

『何を言っているのですか!!あなたがぶつかったのですよね!!』

『何だ!!痛いめ合いたいのか!!』

男が怒鳴る

『おい!やるなら相手してやるぞ』

デストラが男を睨みながら言う

『何だ!!テメーーー・・・え?』

男がデストラを見て固まる

『おい!さっさとかかってこい!!』

デストラが怒鳴る

『騎士様!!申し訳ありません』

男が頭を下げながら言うと脂汗をかいている

『デストラ、喧嘩売られた落とし前、付けておいてね』

マルスが笑顔で言う

『なんだ・・・・ひぃーー!!化物小僧!!』

男はマルスを見て震え出す

『この前、ギルドの前で喧嘩売ってきた図体だけの弱い人』

マルスが笑顔で言う

『すいませんでした!!』

男は青ざめながら走り出して逃げていく

『あ!逃げちゃった、デストラ』

『あの程度はどうでも良い・・・ヒストリア、周囲だけは良く見ないとトラブルに巻き込まれるぞ』

デストラが言う

『申し訳ありません。気を付けます』

ヒストリアが謝ると馬車に荷物を乗せる

『なんだ?この荷物の量は!!』

デストラが驚いていると、ヒストリアが中を見て固まっている

『騒がない。早く帰るよ』

マルスが笑顔で言う

『冒険者ギルドに寄らないのか?』

『どうせ買い取りして貰っても時間の無駄だから保管しておくよ・・・材料庫有るからね』

マルスが笑顔で言う

『この数は面倒だろう』

『デストラは屋敷まで付いてくるの?』

『当たり前だ!!ケニスと訓練するからな!!』

デストラが笑い出すと、みんな笑っている


屋敷に着くとケニスはデストラを完膚なきまでにボコボコにしていく

『マルス様、いつもよりケニス様の攻撃が容赦無いですね』

ヒストリアが青ざめながら言う

『それは、疲れているから早く終わらせるためでしょ』

マルスが笑顔で言う

『え!!・・・はぁーーーー!』

デストラが大声をあげる

『デストラどうしたの?』

『ちょっと待て!!今日はやらない方が良かったのか!!』

『疲れているから早く終わらせます』

ケニスが微笑みながら言う

『ちょっと待て!!いつもかなり手加減をしているのか!!』

『え?当たり前です。手加減しないとデストラの鍛練になりませんからね』

ケニスが微笑みながら言う

『そそそそんな・・・・強いのは解っているが・・・どんどん差が広がってないか?』

『デストラが成長しないからね』

マルスが笑顔で言うと、デストラは落ち込んで帰っていく


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