研究会の活動
翌日、研究室でルキアの魔法練習後
『ルキアは攻撃魔法以外に何が習いたい?』
『魔法薬作成です!アーメルドに嫁いだら、魔法薬を時々作りたいと思っています』
ルキアが笑顔で言う
『それなら基礎から勉強しようね』
マルスが笑顔で言う
『ミリア、エミール、ルキアに魔法薬の作り方を教えてあげてね』
マルスが笑顔で言うと、みんな集まり、魔法薬の作成の魔導書を読みながらルキアに説明を始める
『エミール、ちょっと付き合って貰っても良いかな?リーベル様に魔法薬作成の材料について聞いてから、道具屋に薬草を届けて貰いたいからね』
マルスが笑顔で言う
『私も一緒に行きます!』
メトリシアが笑顔で言う
『ミリアとエレーヌはルキアに魔法薬の作り方を説明して待っていてね』
マルスが笑顔で言うと、リーベルの元に向かう
『リーベル様』
マルスが笑顔で呼ぶ
『マルス、何の用ですか?』
『暇だから、魔法薬の作成の実習をルキアにさせたいんだけど、出来た魔法薬は道具屋で売っても良いのかな?』
『え!・・・ちょっと待っていてください、担当の講師を呼んできます』
リーベルが苦笑いして言うと講師を連れて帰ってくる
『研究会ですので、販売は道具屋でやって貰っても良いですが、材料を学院手配の場合は、学院で買い取り販売します』
講師が説明する
『知り合いの道具屋に、自分で手配しますので、道具屋に売却しますね』
マルスが笑顔で言う
『良いですが・・・学生の魔法薬を簡単には買って貰えないと思いますが・・・好きにしてください』
『マルス達なら道具屋に売ってくれた方が良いですね・・・ミリア達も作るのですか?』
リーベルが苦笑いしながら言うと講師が驚いている
『勿論です!多分、この間見付けた魔法薬も作ると思います』
マルスが笑顔で言う
『魔法学院で買うとまとめて販売になりますので、絶対に混ぜないで下さい!大混乱になりますので約束してください!!』
リーベルは真剣に言う
『解りました。道具屋に行ってきます』
マルスは笑顔で言うと出掛ける事にする
『リーベル様、どうして混ぜると大変なのでしょうか?』
『私よりも効力の高いポーションを作るからです。意味は解りますか?』
『え?・・・完璧なポーションが出来るのですね・・・魔法学院に通う意味が有るのでしょうか?』
『私の師匠から、マルスとミリアは既に私を越えた魔法使いと認定されていますので、ここには遊びに来ていますね・・・魔法の歴史を変える為ですね・・・』
リーベルが言うと、苦笑いしていると講師も苦笑いする
魔法学院を出ると、一度費用を取りに屋敷に戻り
『カミラ、ちょっと道具屋まで一緒に行けるかな?』
マルスが笑顔で言うと、カミラを連れて道具屋に向かう
『マルス様!今日は何が必要ですか?』
『取り敢えず、ポーションを実習で作るから適当な量欲しいんだけど』
マルスは笑顔で言うと、硬貨を渡す
『畏まりました。屋敷でよろしいですか?』
道具屋の主人が笑顔で言う
『魔法学院の大賢者研究会に届けてください。出来たポーションの買い取りも出来るかな?』
マルスが笑顔で言う
『畏まりました!出来上がったら教えてください!受け取りに参りますが、魔法学院で纏めて買い取らないのですか?』
道具屋が笑顔で言う
『道具屋に直接売って欲しいという条件で許可を取りました。』
マルスが笑顔で言う
『珍しいですね・・・魔法学院の生徒が作るものを直接売るようになんて・・・あ!!マルス様も作られるのですか!!』
『自分は余り作らないかな?ミリアとエミールとメトリシアがメインだね』
『解りました。ポーションの材料と瓶は明日には納品します』
道具屋が笑顔で言う
『あの!ここに書いてある薬草は手に入りますか?』
メトリシアが笑顔で言うと、道具屋はリストを見て驚いている
『手に入りますが、少し時間が必要です・・・万能薬や上位の魔法薬の材料ですね』
『欲しいです!』
メトリシアが笑顔で言う
『このぐらいで足りますか?』
マルスは金貨10枚手渡す
『やっぱり・・・多すぎますが、手配します。』
道具屋が笑顔で言うとマルス達は帰っていく
『マルス師匠、お帰りなさい』
ミリアが笑顔で言う
『ただいま。明日、道具屋がポーションの材料を届けてくれるから練習しようね』
マルスが笑顔で言う
『え!もう手配したのですか!!折角の材料無駄にしてしまいます』
ルキアが驚きながら言う
『材料なんていくらでも調達してくれるからね、エレーヌもポーション作りの練習してね』
マルスが笑顔で言うと、エレーヌが嬉しそうにしている
カミラが一周して戻って来る
『カミラさん、研究室どうですか?』
マルスが笑顔で言う
『凄いです・・・これなら帰りが遅くなっても安心できます』
カミラが笑顔で言う
『安全第一で作ったからね』
マルスが笑顔で言う
『妬まれるのが心配ですが・・・侵入出来ませんね』
カミラが呟くと練習場を気にしている
『カミラさん、魔法の練習しよう』
マルスが笑顔で言うと、カミラは驚きながら笑顔になり、魔法練習場に入ると杖を構えて魔法を放ち始める
『どうでしたか?』
『壊れる心配が要りませんので、安心して魔力を込められます』
カミラが笑顔で言う
『交代で魔法の練習に来てくださいね』
マルスが笑顔で言う
『はい!マルス師匠・・・あ!すいません』
カミラが苦笑いしている