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護衛役ヒストリア

食後、王妃から話を聞いた国王が笑いながら騎士団長と副団長とロイドとデストラを集めると、訓練をする事にする。ウイントレスとウルストもやってくる

『は!まさか!!俺はやらんぞ!!勝てないから!!』

騎士団長が慌て出す

『今度こそ勝ってやる!』

デストラが隊員を睨んでいる

『マルス殿・・・仕組んだな』

ロイドが苦笑いしながらマルスを見ている


『それぞれの実力を確認したい!まさか警備隊隊員に騎士団長が負ける訳無いと思うがな!』

国王が笑いながら言う

『え!!!キリシア殿が鍛えた達人に勝てないからやらない!!』

騎士団長が青ざめて焦っている

『まずは副団長対リベリア警備隊隊員だ!』

国王が言うと、副団長が苦笑いしながら警備隊隊員と向かい合う。合図と共に闘気を纏い、打ち合いを始めると副団長の攻撃をかわした隊員の剣が副団長の腹に入る。そのまま壁まで吹き飛ばされる

『は!!ちょっと待て!なんだ!!又強くなってないか!!キリシア殿!!』

騎士団長が叫ぶ

『これが・・・隊員の実力!!』

『そうだ!良く覚えておけ!王国最強の警備隊だからな!!』

ウイントレスが笑顔でウルストに言うと、ウルストが苦笑いしている

『ウルスト、帰ってきたら、警備隊と毎日訓練すればあの域に到達出来るから楽しみにしていろ!!』

ウイントレスが笑っている


『次は騎士団長対隊員だ!騎士団長逃げるなよ』

国王が言うと騎士団長が諦めた様子で隊員を睨んでいると闘気を纏い、打ち合いを始めると、隊員の強烈な一撃に剣を弾き飛ばされて、腹に一撃を食らい壁まで弾き飛ばされる

『だからやりたくないだ!!キリシア殿の弟子は容赦ない!!』

騎士団長が涙目で言う

『次はデストラ対隊員だな!』

国王が言うと、デストラが隊員と向かい合う。闘気を纏い、打ち合いを始めると、徐々に押され始め、一瞬の隙に腹に一撃を入れられて、壁まで弾き飛ばされる

『騎士団最強の3人がまるで相手にならないとは・・・』

国王が苦笑いすると、王妃が笑い始める

『これがリベリア警備隊の実力か・・・凄い』

ウルストが笑顔で言う

『最後はロイド対隊員だな』

国王が言う

『ロイド、絶対に負けるな!!頼むから負けないでくれ!!』

騎士団長が叫ぶとみんな笑い始めるとロイドと警備隊隊員が向かい合うと闘気を纏い打ち合いを始めると徐々にスピードをあげていく

『凄い・・・・速すぎて剣がほとんど見えない』

国王が呟くと、一瞬の隙にロイドの剣が隊員の腕に当たり、次の瞬間、ロイドの剣が隊員の腹に入るが隊員も片手でロイドの腹に一撃を入れると、2人とも後ろに弾き飛ばされる

『油断した・・・あそこから反撃されるとは』

ロイドが呟く

『たまたまです。咄嗟に振ったら当たっただけです』

隊員が苦笑いしながら言う

『達人の戦いか・・・』

国王が呟くと拍手を送っている


『国王陛下、お呼びでしょうか?』

1人の少女が入ってくる

『は!何故ヒストリアがここにいる!!』

騎士団長が驚いて言う

『あ!お父様、何故こちらに?』

ヒストリアが笑顔で言う

『ヒストリア、頼みが有る。メトリシアの護衛をやって貰いたい』

国王が言うと騎士団長が唖然としている

『私の様な者では、護衛など務まりません』

『はっきり言えば、王宮と騎士団とメトリシアの連絡役だ!護衛と思わず仲良く遊んでくれれば良い』

『え!連絡役?メトリシア様の護衛が居なくては不味いのでは無いでしょうか?』

ヒストリアが苦笑いしている

『護衛は王家から出しても役にたたない!ヴァンパイアを倒す程の実力者が回りにいるのだから、連絡役が1番だ!』

国王が言うとみんな笑い始める

『陛下!ヒストリアでは無理です!別の人を探してください』

騎士団長が慌てて言う

『お父様、どうしてですか?』

『務まらないのは解っているからだ!!』

騎士団長は焦っている

『あ!そう言う事か!!ヒストリアさんに負ける事が怖いんだね』

マルスが微笑みながら言うと、みんな笑い始める

『ななな何を!!そんな事はない!!』

『え!私が王国最強のお父様に勝てる訳有りません』

ヒストリアが真剣に言うと、騎士団長が苦笑いしている。ヘルトが満足そうに微笑んでいる

『頼んだぞ!因みに王国最強はそこにいるマルス殿だ!』

国王が笑顔で言うと、騎士団長を見ている

『え!何故ですか!!まさか負けたのですか?』

ヒストリアが騎士団長を見て言う

『え!マルス殿には負けてない・・・・』

騎士団長が苦笑いしている

『あ!そうでしたね!キリシア師匠とマルス師匠の訓練を見て絶対に勝てないから逃げて帰った』

メトリシアが笑顔で言う

『え!あれは・・・』

騎士団長が脂汗をかき始める

『今からやる?手加減抜きで』

マルスが笑顔で言う

『え!!やらない!!勝てないからやらない!!』

騎士団長が慌て出すとヒストリアが驚いている

『じゃあミリアと一騎討ちかな?』

マルスがイタズラぽく言う

『え!ミリア殿と・・・ミリア殿は魔法使いだ!素人相手に怪我させたら・・・・』

騎士団長は苦笑いしている

『そうか・・・確かにミリア殿の実力は知らないから見たい所だな』

国王が考え始めると、ヘルトと王妃が笑い始める

『騎士団長、ミリア殿と一騎討ちして見せよ』

国王が笑顔で命令をする

『え!本当に・・・ミリア殿は魔法使いですよ』

騎士団長が嫌そうにする

『逃げるんだね。娘の前で逃げるなんて・・・』

マルスが言うと、ヒストリアが騎士団長を見ている

『わっわかった』

騎士団長が言うと、ミリアと向かい合い、闘気を纏うと剣を振る。ミリアは避けると次々と避けていく

『え!はっ速い!!』

ヒストリアが驚いていると、騎士団長が次々と打ち込むが、全てかわしながらミリアが杖を思いっきり振ると、騎士団長が剣で受け止める。ミリアは次々と殴り続けると騎士団長は徐々に後ろに下がり始める

『え!お父様!!』

ヒストリアが驚いていると、騎士団長の反撃の一撃を杖で殴り落としてから渾身の一撃を当てて前のめりにすると、背中を杖で殴り地面に叩きつける

『え!!お父様が負けた!!』

ヒストリアが涙目になる

『まさかミリア殿がここまで強いとは・・・・』

国王が呟く

『当たり前です!ミリアがキレたらヴァンパイアを倒せますから』

王妃が笑顔で言う

『護衛が要らないか・・・護衛より騎士団と連絡役が必要とヘルトが言ったのはこう言うことか・・・メトリシアの姉弟子がこんな強いとは・・・正に天才だな』

国王が苦笑いして言う

『ごめんなさい!私なんて才能も無い最低の実力者です!!本当にごめんなさい』

ミリアが頭を下げて言うと、みんな苦笑いしている

『ミリアは強くなったから自信を少し持とうね』

マルスが微笑みながら言う

『え!マルス師匠・・・・』

『そうです!ミリア、凄く努力したのですから、私も頑張ります』

メトリシアが笑顔で言うとミリアが微笑んでいる

『貴族の教育のせいであんな性格になっていますが、今回ヴァンパイアを倒したのはミリア殿ですよ』

王妃が笑顔で言う

『あ!そう言う事か!魔法使いに負ける騎士団長とは・・・』

国王が呟く

『何でだ!闘気を使えないのに!何でだ!あの動きあり得ない!!』

騎士団長が泣きながら言う

『ミリアは魔力で筋力強化しているからだよ!そもそもキリシアが叩き込んだから、もう少し警戒してね』

マルスが笑顔で言う

『あーーーーーー!!キリシア殿!!』

騎士団長が悔しそうに泣く

『お父様・・・・・』

ヒストリアが驚きながら心配している

『ヒストリア、あなたが仕えるメトリシアの周囲には達人が・・・いえ!英雄達がいますので必死に剣術を学びなさい!騎士団長を越える達人になりなさい』

王妃が微笑みながら言う

『王妃様!畏まりました!未熟者ですが精進します』

ヒストリアが笑顔で言うと、騎士団長が焦っている

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