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工房建築準備

2日後、納屋と馬房が完成する

『じゃあ確認しようか?』

マルスが微笑みながら言うと魔法を放ち爆発する

『マルス師匠!!』

エミールが驚いて言うと、カミラとソリナは唖然としている

『エミール、何?』

『何故壊すのですか!!』

『え?壊れないか確認だよ』

マルスが微笑みながら言うと傷が付いてないか確認を始める

『マルス師匠、完璧です』

ミリアが笑顔で言うと、メトリシアとケニスが微笑んでいる

『完成だね。次は工房作りだね』

マルスが笑顔で言うと中を案内する

『こちらの2階はどなたが使うのですか?』

カミラが笑顔で言う

『決めてないよ。書庫や素材庫有るから物置だね』

『え!こんな素晴らしい部屋が物置!!』

カミラが言うと、ソリナが苦笑いしている

『そうだよ。部屋が足りなくなったら使うかも知れないけどね』

『勿体ないです』

『カミラの趣味部屋で決定かな?』

マルスが笑顔で言うと、ミリアとメトリシアが笑い始める

『趣味部屋?滅相も有りません』

カミラが慌て出すと、ソリナが苦笑いしている

『エミールとエレーヌの部屋も残してあるから、使う人がいないんだよね』

マルスが呟く

『え!私の部屋も有るのですか!!』

エミールが大声をあげる

『2階の端の部屋はエミールでその隣がエレーヌの部屋だよ』

マルスが微笑みながら言う

『有るなら教えてください!!一緒に住むのに』

『寮も楽しいよね?』

『え!そうですけど、通うの面倒です!風呂に入ってから帰るのも面倒です』

『エミール先輩、風呂に入る為に通うつもりでいたのですか?』

ミリアが笑顔で言う

『え?ミリア、もう一緒に入らないですよ?』

『え!!ダメです!一緒に入りましょう』

ミリアが驚いて言うと、みんな笑い出す


『次は工房だ!!気合いを入れるぞ』

マルスが笑顔で言うと工房を建てる準備を始める。下水道を作り、接続させる

『マルス師匠、慣れましたね』

ミリアが笑顔で言う

『連続して作っているから、慣れたね』

マルスが笑顔で言うと簡易厨房と簡易便所を潰して、セパレーションで素材に戻すと地下室を作り始める

『え!深く無いですか?』

『頑丈に作るよ!工房の地下室だけど、試しに天井の高い部屋にしてみるよ』

マルスが笑顔で言うと床を作り、壁と床を作り始めると天井を半丸状にする

『1日で地下室が出来た?』

メトリシアが驚いている

『まだまだ紋様魔法と紋章魔法をするよ』

マルスが笑顔で言うと階段を作り始める

『ミリア、マジックポーション作ってね』

マルスが笑顔で言うと、ミリア達は工房でマジックポーションを作成し始める。マルスは地下室の外側に紋章魔法と紋様魔法を書き込む。


『マルス様、キルエス様が参りました』

ケニスが呼びに来る

『キリが良くなったら行くから待たせておいて、荷物は納屋に仮置きしておいてね』

マルスが大声で言うと、ケニスが笑顔でキルエスに伝える


『キルエス、お待たせ』

マルスが笑顔で言う

『この建物、有りませんでしたよね?』

キルエスが納屋を見て驚いている

『納屋は必要だからね』

マルスが笑顔で言う

『資材が必要なのはこう言う事ですか・・・・』

キルエスが苦笑いしている

『木屑と石屑、役にたったから全部使っちゃったよ』

マルスが納屋を見ながら言う

『アハハハ・・・こう言う事ですか、シュルトが気にしないでと言われたら用意するようにと言った理由は・・・』

キルエスが呆れている

『まだまだ作るから準備しておいてね。屋敷が完成したら、魔法学院の研究室を作るから、準備をしておきたいんだよね』

『魔法学院の研究室?あ!!マルス様、魔法学院に通わないのですか?』

『授業免除されているから、みんなでマジックポーション作成して貰っているよ。いい加減な授業は無意味だからね』

マルスが笑顔で言うと、ケニスが大笑いしている

『いい加減・・・無意味・・・』

『ここでの事は内緒だよ』

マルスが微笑みながら言うと、キルエスが頷いている。硬貨を渡して資材の準備をして貰うように伝えると、キルエスは帰っていく


『モデリング』

マルスは金属屑を変形させるとセパレーションで別ける。種類毎に棒状にするとしまい始める

『マルス様、銀と金も溜まりましたね』

『そうだね・・・・あ!エミールの杖を作ってない!!』

マルスが思い付いて声をあげる

『エミール様の杖、作られて無いですね』

ケニスが微笑んでいる

『どんなデザインが良いかな?』

『エミール様ですから・・・エリゼトスの町ですから港ですよね』

『海鳥かな?』

『あ!それは良いですね』

ケニスが笑顔で言う

『ミリアは何が良いかな?』

『シルトバスですので狼です』

『え?どうして?』

『シルトバスの家紋です』

ケニスが微笑む

『そうすると不味いかな?』

『あ!そうでした!!申し訳有りません』

『子猫なんてどうかな?甘えん坊だからね』

マルスが笑顔で言う

『あ!ぴったりですね!ミリア猫』

ケニスが笑い出すと、マルスは魔銀を変形させていく。大魔石を取り付けて大体の形を作り始めると魔金とミスリルを変化に使い始める

『後は本職に任せるかな?』

マルスが笑顔で言うと、ケニスが見て微笑んでいる。マルスはしまい、工房の紋様魔法の書き込みに戻っていく


3日後、工房が完成する

『凄いです!こんな広い工房!ここは大きな付与魔法陣を書くのですか?』

『馬車等を作る時用だね。普段は物置になるからね』

マルスが言うと、ミリアは早速書き始めようとする

『ミリア、まずは全部見て回ろうね』

マルスが言うとみんな笑い始める

『あ!そうでした』

ミリアが苦笑いをしている

『二個も魔法薬作る場所を用意してあるのですね』

『ミリアとメトリシアとエミールとエレーヌがいたら2つでも足らないよね』

マルスが微笑みながら言うと2階に向かう

『3部屋にそれぞれ魔方陣を作るのですか?』

『付与魔法陣の取り合いにならないで良いよね』

マルスが笑顔で言うとみんな頷いている

『3階は?何用ですか?』

エミールが言う

『ここは付与魔法の準備をする為かな?倉庫も兼ねても良いよね。休憩室にしても眺め良いからね』

マルスが笑顔で言うと、みんな窓から外を見ている

『快適ですね』

メトリシアが笑顔で言う

『アニーに相談したかったけど、クエリスさんとカミラさんにも相談できたから結構良く出来たと思うよ』

マルスが笑顔で言う

『こんな大きくて使い易そうな工房、嬉しいです』

ミリアが微笑みながら言う

『じゃあ魔方陣を作り始めようか?』

マルスが笑顔で言うと、みんなで協力して魔方陣を書き込み始める

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