表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
288/1407

賊退治

放課後、家に帰るとカミラとソリナが庭で剣の稽古をしている

『あ!マルス様、メトリシア様、ミリア様、お帰りなさい』

『カミラさん、ソリナさん、ただいま』

マルスが笑顔で言う

『アリシア様は?』

『講師なのでまだ残っています。ソリナさん、念の為に迎えに行った方が良いのかな?』

『はい!卒業生なので出入りは出来ますので、迎えに行ってきます』

ソリナが笑顔で言うと出掛けていく

『カミラさんは魔法も使えると思ったのですが、剣の稽古だけで大丈夫ですか?』

『え!魔法も練習が必要ですが、今は体を鍛えます』

カミラが笑顔で言う

『魔力制御は毎晩しておいてくださいね。魔法練習出来るようになったら少し見ますので』

マルスが笑顔で言う

『え!!本当ですか!!頑張って魔力制御しておきます』

カミラが笑顔で言う


『お帰りなさい』

ケニスが笑顔で出迎えてくれる

『ケニスさん、ただいま』

『ただいま!ケニス』

マルスとメトリシアとミリアが笑顔で挨拶をする

『カミラとソリナが居ますので買い物に行きやすくなりました』

『やっぱり信用できる人が居ると良いよね』

マルスが笑顔で言う

『未だにメトリシア様とアリシア様の護衛が来ないのが不安ですね』

ケニスが真剣に言う

『そうだね・・・何が起きているのかわからないよね』

『少し心配ですが、何か有れば直ぐに騎士も来ると思います』

メトリシアが言うと、ケニスが微笑んでいる

『今日は納屋を作る準備をするから、ミリアとメトリシアは古文書の解読している?』

マルスが笑顔で言う

『はい!この古文書凄いですから解読します』

ミリアが笑顔で言うとメトリシアも一緒に書庫に向かう

『ケニス、ミリアとメトリシアが仲良いから安心だね』

『はい!そうですね』

ケニスが後ろ姿を追いながら言う

『そろそろ排除に行こうか?』

マルスが微笑みながら言う

『侵入者ですか?』

『3人、発着場の辺りかな?』

『畏まりました。クエリスにここを任せておきます』

ケニスが微笑みながら言うと、クエリスを呼び出してマルスと走り出す


『ここなら結界張っても屋敷まで範囲にならないから良いかな?』

マルスはそういうと結界の魔道具を作動させる

『あ!ずるいですね!逃げるのが不可能とは』

ケニスが微笑むと、マルスは歩き出す

『いつまで隠れているのですか?洗いざらい話して貰いますよ』

マルスが賊に怒鳴る

『やっぱりバレたか!!逃げるぞ!!』

『逃がさない!!』

賊は勢い良く走り出す

『バンバンバン!!』

賊達はバリアに当たり仰向けに倒れる

『だから逃がさないと言ったのに、どこの者かな?』

マルスが呟く

『こうなったら!!死ね!!』

賊が武器を抜くとケニスが容赦なく殴り始める

『ケニス、両腕両足砕いて遊んで良いからね。死ななければいくらでも回復させるから、運動不足解消してね』

マルスが微笑みながら言うと、ケニスはニッコリして、腕を折る

『ギャーーーーー!!』

賊が悲鳴をあげるが、ケニスは容赦なく四肢を折ってから、次の賊をボコボコにしていると、マルスは1人ずつ回復させてケニスの格闘訓練台になっていく

『助けてくれ!!何でも言うから!!』

『まだ話さなくて良いよ・・・終わりにしたくないからね』

『ヒィーーーーー!重臣に頼まれた!!隙が有れば殺せと!!本当だ!!!!』

『証拠無いからダメだね』

マルスが微笑みながら言うと、ケニスは賊の手を握り潰す

『ギャーーー!ここに重臣からの依頼の内容が書いた物がある・・・・』

『出せないからまだまだ続くね』

マルスは微笑みながら言うと、賊は必死に証拠を出す

『これじゃあ証拠にならないね』

マルスが微笑みながら言う

『そんな!!!頼む助けてくれ』

賊が必死になるが、ケニスが容赦なく四肢を折る

『他の証拠はどこに有るのかな?どんな証拠が有るのかな?』

マルスは微笑みながら言うと賊達は黙り込む

『マルス様クエリスとハロイナのストレス発散に使いませんか?2人とも護身術は身に付けていますので』

『そうだね。少しはストレス発散して貰わないとね。騎士団に渡したら勿体ないね』

マルスが微笑みながら言うと賊達は震え出す

『全て言っただろ!!何でまだ続けるんだ!!』

『ん?別に気分!!と実験台』

『は?・・・・・・』

賊達は絶望に泣き出すと何かを飲み込む

『あ!毒を!!』

ケニスが驚く

『ポイズンリカバー!!』

『ポイズンリカバーフィールド!!!』

マルスは全力で魔法を使うと、賊達は苦しみながら徐々に毒が抜けていく

『パンシーリカバーフィールド!』

『ヒールフィールド!』

マルスが続けて魔法を使うと、賊達は怯え出す

『何故死ねない!!何故だ!!』

『簡単に死なれたらダメだからね!お仕置き追加ね』

マルスが微笑みながら言うと、絶望に賊達は気を失う

『スウォーンリカバー』

『勝手に寝ることは許さないよ』

マルスが微笑みながら言うと、レビテーションで賊達を持ち上げて屋敷の方に持っていく

『マルス様、賊を騎士に引き渡しますか?』

クエリスが微笑みながら言う

『クエリスとハロイナの格闘訓練をしましょう!死ななければ何本骨を折ってもマルス様が治してくれますから遠慮は入りません』

ケニスが笑顔で言うと、クエリスは驚いている

『宜しいのですか?』

『これが証拠ね』

クエリスは読み始めて賊を睨みつける

『裏の方でやる?』

『はい!喜んで!!』

クエリスが笑顔で言うと、レイリアに入り口の警備を任せ、ハロイナとクエリスは賊の四肢を折ったりしている


『どうか殺してください!!お願いします!!!!』

賊が泣きながら言う

『え?殺さないよ!永遠に痛め続けるから』

『お願いします!!何でも話しますので!!お願いします』

『じゃあ本当の依頼者は誰かな?』

マルスが微笑みながら言うと、別の重臣と魔法研究院院長の名前と証拠の有りかを話し始める。ケニスがメモを取り始めると、確認の血判を押させる

『騎士を呼んできます!』

ケニスが言うと門の方に歩いていく


『マルス殿!賊が現れたと聞きましたが・・・・お仕置き済みですね』

騎士が苦笑いしている

『騎士団長は?』

『直ぐに来ます』

騎士が苦笑いしながら言うと待つ事にすると騎士団長が急いでやってくる

『あ!結構早かったね』

『また賊とは!!誰の差し金ですか?』

騎士団長が青ざめて言うと、マルスは証拠と、もう一度証言をさせる

『バカな!!王宮を守る要だぞ!!本当なのだな!!』

『はい・・・・だから早く殺してくれ!!頼む!!!』

賊達は怯えながら言う

『これじゃあ王族の安全が守れない!!』

騎士団長が怒り始める

『ん?アリシアとメトリシアの護衛は1人もいないね。どうしてかな?』

『は?1人もいない!!あり得ないだろ!!側付きはいるだろ!!』

『いないね。自分が雇っている人以外、この屋敷にはいないよ』

マルスが微笑みながら言うと、アリシア達が帰ってくる

『アリシア様!!護衛がいないのは本当ですか?』

騎士団長が青ざめながら聞く

『はい、マルス様がカミラとソリナを見付けてくれなければ1人もいませんわ』

アリシアが笑顔で言う

『バカな!!暗殺や誘拐があったらどうなる!!』

『それが国の方針でしょ』

マルスが笑いながら言う

『直ぐに騎士団中隊を屋敷の周囲に配備します』

騎士団長が青ざめながら言う

『証拠固めしてから問い詰めてね。逃げられたらキリシアに言っておくからね』

マルスが微笑みながら言う

『わわわかりました!!』

『ロイドは?』

『ロイドは今、調査をさせています』

『ロイドを呼んでね!この証拠を有効に使うには、ロイドの悪知恵が必要だしね』

マルスが微笑むと、騎士団長は笑い出す

『確かに適任です・・・今更ながら、ロイドは捜査に適任です』

騎士団長が苦笑いする

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ