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カミラとソリナ

屋敷に戻るとエレーヌが笑顔で手を振っている

『エレーヌ、ただいま』

『お帰りなさい。マルス師匠!エミール師匠!』

エレーヌは笑顔で言うと、みんなでリビングに向かう

『お帰りになられたのですね。お帰りなさい』

アリシアが笑顔で言う

『アリシアお姉さま、本を読んでいらしたのですか?』

『メトリシア。勉強をしていました・・・エレーヌの魔力制御を見せて貰いましたが・・・全く勝てません』

アリシアが少し落ち込む

『新しい屋敷の護衛を雇うことにしましたので、紹介しますね。入ってきてください』

マルスが笑顔で言うと2人が入ってくる

『え!!カミラ!!ソリナ!!どうして!!!』

アリシアは2人の元に走っていって抱き付くと泣きながら抱き合っている

『アリシア様もどうしてこちらに?』

2人はマルスを見る

『メトリシアとイチャイチャしたいから、アリシア様は居候です』

マルスが笑顔で言うと、みんな笑い出す

『え!居候・・・・何故?』

『魔法学院の講師ですから、通うのに楽ですから』

『あ!そうですね・・・だけどどうしてこんな屋敷がこんな早く・・・』

2人が混乱しながら抱き合っている


『マルス様はずるいですわ・・・カミラとソリナを見つけてくるなんて・・・・恥ずかしい姿を見せてしまいましたわ』

アリシアが赤くなりながら言う

『お姉さまのあんな姿、見れて良かったです。お母様に報告しておきますね』

メトリシアが微笑みながら言う

『メトリシア、それは止めてください!恥ずかしいですわ』

『護衛がしっかりしてきたから、来週は下男と下女を雇うよ。教育は、カミラさんとソリナさんに下男を、クエリスさんに下女を教育して貰うつもりですが、良いですか?』

『はい!良いですが、この屋敷は本当に短期間で建てて問題は有りませんか?』

『燃やすことは不可能です!マルス師匠の本気の凄さはキリシア師匠クラスで無いと壊すことも不可能です』

ミリアが笑顔で言う

『え!そんな!!どうしてこんな凄い建物を作れるのですか?』

カミラが驚きながら言う

『マルス様だからと思うことにしました・・・建物を作っているのを見ていましたが、一番驚いたのは、完成間近でいきなり魔法を放ち、壊れないのを確認し始めた事です・・・』

『え!魔法を使って壊れないか確認!!!じゃあ壊れないと言うことですか!!』

『その通りです!その上結界も有りますので夜中は張るようにしています』

クエリスが笑顔で言うとハロイナが微笑んでいる

『王宮とどっちが凄いですか?』

『勿論この屋敷の方が守り易いです。鍵を閉めてしまえば侵入は不可能ですから・・・』

『そんなに凄いのですね・・・こんな屋敷に住んで良いのでしょうか?』

『屋敷の護衛は任せますね。部屋は少し狭いですが、有りますからね』

マルスが笑顔で言うと、クエリスが2人の部屋の案内を始める。アリシアが笑顔で後ろ姿を見送る


『エミール、風呂に先に入ってきなさい』

マルスが笑顔で言う

『え!!風呂も有るのですか!!』

『エミール先輩、一緒に入りましょ!!』

ミリアが言うと、風呂に向かう。エレーヌもついていく

『ケニス、まだまだ必要な物が沢山有るから、当面の生活資金を預けておくね・・・あ!ケニスの取り分どのぐらいが良いかな?』

『取り分は必要有りません・・・ここにいるのが幸せですから、それにマルス様にはまだまだ色々戦い方を教えて欲しいですからね』

ケニスが微笑む

『これは持って帰りすぎたかな?』

マルスが苦笑いする

『しかし、1日で軽く稼ぐとは思いませんでしたが、マルス様なら当たり前ですね』

『キリシアがいたら10倍になるけどね』

『あ!そうですね、この頃ギルドに買取すらしていなかったですよね』

『魔道具作成する準備が必要だったからね、お金稼ぐつもりよりも鉱石取りにいっていたからね』

『鉱石が出ないのは寂しいですね』

『そうだね。訓練のために潜るようになるね。魔石の粉を作るためかな?』

『あ!師匠、まだ建物を作るのですか?』

メトリシアが笑顔で言う

『じゃあ納屋と馬房を作ろうかな?』

マルスが考えながら言うと。ケニスが微笑んでいる

『魔石の粉とマジックポーション沢山作ります』

『頼んだよ、メトリシア』

『はい!師匠!!』

メトリシアが笑顔で言うと、アリシアが微笑みながら見ている


『気持ち良かったです!!』

エミールが笑顔で言う

『それは良かった』

マルスが微笑みながら言う

『メトリシアも入ってきたら?』

ミリアが笑顔で言う

『え!マルス師匠、先にどうぞ』

メトリシアが笑顔で言う

『あ!マルス師匠、入ってきてください』

ミリアも笑顔で言うと、マルスは用意して風呂に行く

『マルス様はどちらに?』

クエリスが微笑みながら聞く

『風呂に入りに行きました』

『かしこまりました』

クエリスが笑顔で言う

『あの・・・考えたのですが、本当にあんな凄い部屋に侍女や護衛が住んで宜しいのですか?ライトまで設置されていますから』

カミラが言うと、ソリナが後ろで見ている

『え!嫌なのですか!!どうしよう・・・・家具がもっと良いものが良いのですか?それとも、あ!暖める魔道具と冷やす魔道具もすぐに師匠にお願いして設置します!!後・・・あ!服もすぐに用意します・・・』

ミリアが慌てて言う

『え!そんな!!気に入らないなんて言っていません・・・ライトまで有ったのでこんな豪華な部屋に住まわせて貰って申し訳ないと思っただけです』

『ミリア、気に入って無いと言われてないですよ、落ち着いてね』

メトリシアが言うと、ケニスが微笑んでいる

『え!そうなのですか?良かった!!』

ミリアがメトリシアを見て微笑む

『カミラさん、ソリナさん、マルス師匠は侍女も下女も下男も関係なく家族と思っていますので、気にしないで使ってくださいね、クエリスさんもハロイナさんも同じ様に部屋を割り当てられていますので・・・』

メトリシアが微笑みながら言う

『しかし王城でもこんなに豪華な設備は有りませんが・・・あ!リベリアの屋敷も凄かったです』

『そうですわね。マルス様の屋敷ですからね。お祖父様におねだりしたのに…ライトと馬車は導入しましたが、他は中々導入してくれませんでしたから、王都で一番の豪邸ですわ!』

アリシアが笑顔で言う

『風呂の魔道具は絶対に必要なのに!!鍋や保冷庫も必要ですよね』

『はい!風呂上がりの冷たい飲み物と風の魔道具も必要です』

ミリアが微笑む

『あ!風の魔道具で髪を乾かすと良いですよね』

『はい!あんな魔道具有るなら、もっと早く教えてくれれば良いのに』

エミールが言うと、後ろでエレーヌが笑顔で頷いている。メトリシアとミリアは微笑んでいる

『こんな凄い屋敷無いですよね。もう実家に帰りたく無いですから!!ロイド叔父さんに感謝してます』

レイリアが笑顔で言う

『もう王宮に戻りませんわ!戻って欲しければ、全部の魔道具を設置してくれないと帰りません』

アリシアが笑顔で言う

『一夜でそこまで言うのですか?』

『当たり前ですわ!!風呂の温度も自分で調整も出来ますから気持ち良いです!部屋も好きなだけ魔導書を読めます!卓上ライトまで用意されていますからですわ!!』

『それも鍵を掛けたら誰も侵入不可能で安全です!ケニスもいるので安心できます』

メトリシアが笑顔で言うと、アリシアが頷いている

『あの・・・本当に使って良いのですか?』

カミラとソリナが言うと

『気に入らなくても!住んでもらいます!!必要なら必要な魔道具でも武器でも防具でも作ります!!文句は言わせません』

メトリシアが笑顔で言うと、みんな笑い出す

『だから何も言わないで良かったのに・・・カミラさん、ソリナさん』

クエリスとハロイナが呟くと、カミラとソリナは苦笑いしている

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