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エミールと迷宮探索

翌朝、準備をしてから迷宮に向かうと11層に向かう

『11層はビードルなのですね』

エミールが笑顔で言う

『エミールも魔法で倒してね』

マルスが微笑む

『・・・・ファイヤーアロー!』

エミールが魔法を使うと、ビードルが黒い煙になり消えていく

『まだまだ余裕だね。殲滅するよ』

マルスが笑顔で言うと、みんなで次々と倒して進む。12層に降りて12層も殲滅する

『マルス師匠、大部屋ですけど、デカイのいないです』

『じゃあ、全員で燃やしちゃお』

マルスが笑顔で言う

『・・・・ファイヤーストーム!!!』

炎に包まれビードルが黒い霧になって消えていく

『この階層、全滅ですね』

ケニスが微笑みながら言うと、魔石を拾い集めてから13層に向かう。一角ウサギに遭遇すると、マルスが両断して倒す

『油断だけはしないように殲滅するよ』

マルスが言うと、みんな笑いながら次々と魔法で倒し始める。14層に降りて、14層は小部屋毎に交代で魔法を使い始める

『マルス様、完全に遊んでいるように見えます』

『ん?ケニス、遊んでいるよ。ただの練習だから・・・荷物が増えすぎたからこの階層で終わりかな?』

『実力が有りすぎですか?』

『みんな20層を経験しているからね』

『はい!そうですね』

ケニスが微笑む

『マルス師匠!早く次行きますよ』

エミールが笑顔で言うと、みんな笑顔で笑っている

『周囲の警戒だけはしなさい!油断はしたらダメだよ』

『はい!マルス師匠』

ミリアが笑顔で言うと、大部屋に向かう。大きな一角ウサギが中央にいる

『全員で最大威力で焼き払うよ』

マルスが笑顔で言う

『・・・・ファイヤーストーム!!!』

『セイントファイヤーストーム』

炎が大部屋全体に拡がると大きな一角ウサギが黒焦げになりながら消えていく

『え!弱い!消えちゃいました』

『油断だけはしないように!』

マルスが笑顔で言うと、周囲を警戒している。炎が収まり中に入って魔石を拾い集める

『マルス師匠!この魔石の様な物は何ですか?』

『調べないとわからないけど・・・多分魔晶石かな?』

『魔晶石!!本当ですか?』

『調べて見ないとわからないけど多分ね。ギルドで聞いてみよう』

マルスが笑顔で言うと魔石を拾い終わり帰ることにする


迷宮を出て冒険者ギルドに向かう

『ギルドマスターオイゲルさんはいますか?』

『え!どの様なご用ですか?』

『ちょっと確認したいことが有るのですが、マルスと言えば解ると思います』

『かしこまりました確認してきます』

職員は笑顔で言うと奥に行き、戻ってくると応接室に通してくれる

『マルス殿、何か用ですか?』

『3つ用件が有るのですが、1つ目は、一応魔法学院に入ったので許可証を発行して貰った方が良いかと思いまして』

『あ!そうですね。すぐに用意します!マルス殿ですので不要ですが念のため発行します』

『次は魔石の買い取りをお願いします。多分カウンターだと混乱しますので・・・』

『かしこまりました。量が有るのですね』

オイゲルが笑顔で言うと職員を呼び出す

『出していきますね』

マルスが笑顔で言うとみんなで魔石を山積みにしていく

『え!・・・・・・全部中魔石・・・この山は?』

オイゲルが驚いていると職員が呆然としている

『久し振りだったのでちょっと殲滅してきました』

『バイルから聞いていましたが・・・なるほど、これはカウンターで買い取りは無理が有りますが、リベリアではどうしていましたか?』

『ヘザーネさんに毎回買取りをして貰っていました。他の人だと魔石の大きさを鑑定するのに時間が掛かりますので』

『なるほど担当を決めているのですね・・・必要ですね。大きさが変わると買取価格が変わりますからね』

オイゲルは考え始めると職員は袋を持ってきて数えながら袋に詰めて行く

『最後にこれなのですが、何か解りますか?』

マルスは魔石と魔晶石を差し出す

『これですか・・・・・え!まさか!!魔晶石!!この大きさの魔石・・・階層主!』

オイゲルが驚きながら確認している

『魔晶石で有っていますか?』

『間違いないと思いますが何層の階層主ですか?』

『14層の大きな一角ウサギでした』

『わかりました、階層主の証・・・必要ですか?』

オイゲルが苦笑いする

『必要無いと思いますが・・・沢山有りすぎますので』

『そうですね・・・所でリベリアの最下層は何層まで潜りましたか?』

『え?最後の日に31層に行きました』

『そう言うことですか・・・やっぱりカウンターで買い取りは止めます。毎回職員に話してください。ここで買取させます』

オイゲルが笑顔で言うと職員が数え終わり、青ざめている

『何個有った?』

『ギルドマスター・・・952個ですので金貨190枚と銀貨4枚です』

『こう言うことか・・・口座が無いと毎日されたらギルドの資金が枯渇するな・・・今回はどうしますか?』

『手持ちの資金が無くなっていたので、持ち帰ります』

マルスが笑顔で言うと、職員が慌てて硬貨を取りに向かうと硬貨を積み上げて確認する

『じゃあ今日は帰りますね』

マルスが笑顔で言うとみんな笑顔でギルドを出る

『この大金、保管が大変です』

『宝物庫に入れれば安全だね』

『あ!宝物庫!盗むの不可能です』

ミリアが笑顔で言うとメトリシアが微笑んでいると見覚えの有る人を見付ける

『ケニス!あの2人!!』

マルスがケニスに言うと、ケニスが驚きながら微笑む

『間違い有りません』

『ケニス、勧誘するよ』

マルスが笑顔で言う

『2人ともこんな所にいたのですね』

マルスが笑顔で言う

『え!マルス様!!メトリシア様!!どうしてここに!!』

『迷宮帰りですが、よかったら話しませんか?』

『え!・・・・わかりました』

2人は少し動揺をしながら酒場に入り座る

『どうしてアリシア様から離れたのですか?』

『え!それは・・・王城からの呼び出しで離れました』

『いえ!今です』

『え!それは・・・首になったので・・・』

『何故実家に帰ったり、連絡をしていないのですか?』

『え!それは・・・アリシア様が心配なので、暫くは冒険者しながら遠目で良いので見守ろうと・・・・本当はいけないのですが』

『安いですが、侍女兼屋敷の警備をして貰えませんか?』

『え!!しかし王城から睨まれますが・・・』

『ケニスも仲間として一緒に住んでいます。騎士は辞めて自由ですからね』

マルスが言うと、ケニスが微笑みながら頷いている

『住む所と食事がしっかりしていれば給金などどうでも良いです!ケニス様にしたら未熟者ですが警備は頑張ります』

2人は相談してから言う

『じゃあ決まりですね』

マルスが微笑みながら言う

『因みにお祖父様はあなた達が首になった事を知らなかった様です。重臣の独断です』

メトリシアが微笑みながら言う

『え!そんなこと有るのですか!!?』

『本当だと思いますよ。だからアリシア様の護衛は一人もいません。メトリシアも護衛無しです』

マルスが微笑みながら言う

『そんな!!!あり得ないです!アリシア様を暗殺してくださいと言っている様な事など!!』

『その内王城から復帰依頼があるまで、ゆっくり屋敷の警備と訓練してくださいね』

マルスが笑顔で言うと2人を連れて帰ることにする


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