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休日の1日

アリシアとメトリシアがリビングにやってくる

『マルス様、この屋敷凄いですわ!ライトの魔道具が沢山有りますわ』

『アリシアさんに気に入って貰えて嬉しいですね』

『この短期間でこんな凄い屋敷にするなんて思いませんでした』

『リリシャ達が来た時に手伝ってくれたからね。ミリアと2人だとここまでの屋敷は出来なかったよ』

マルスが笑顔で言うと、ミリアが微笑んでいる

『メトリシアの護衛はどうするの?』

『ミリアが居てくれるから必要無いと言うことになりました。それにここにはケニスも居ますので安全です』

メトリシアが笑顔で言う

『そうですわ!マルス様もいるので安心ですわ』

『アリシアさんの護衛の2人はどうしたのですか?』

『え!・・・・首になりました・・・大事な時に居なかった責任を取らされて・・・』

アリシアが涙目になる

『2人はどこに行かれたのですか?』

『わかりませんの・・・子供の頃から一緒にいたのに・・・どこに行ったかわかりませんの』

『心当たりは有りませんか?』

『探して貰いましたが見つかりません・・・』

アリシアが暗い顔のまま涙を流し始める

『マルス様・・・お二人は家族の元に行っていませんので見つけられませんでした・・・』

メトリシアが言う

『王都内を探してみるしか無いのかな?』

マルスは考え込む

『レイリアさんちょっと良いかな?』

マルスがレイリアを呼ぶ

『はい?マルス様』

『屋敷内にいる間、アリシアさんの護衛を暫くお願いしても良いかな?』

『え!・・・アリシア様は貴族なのですか?』

『あ!教えてなかったね』

マルスが苦笑いするとアリシアを見る

『アリシア・クライドルド第3王女です。宜しくお願いします』

アリシアが笑顔で言う

『え!!!えーーーーーーー!』

『因みにメトリシアのお姉さんだからね』

『えーーーーーーーーーー!』

レイリアは青ざめながら尻餅を付いている

『レイリアさん、大丈夫?』

『ママっマルス様!!どうして王女様がここにいるのですか?』

レイリアは震えながら聞く

『メトリシアは弟子だからで・・・・あれ?アリシアさんは何故いるんだろう?』

マルスが苦笑いする

『ここが便利だからですわ!魔法学院講師になりましたからですわ!メトリシアと一緒に居たいからですわ』

笑顔で言いながらメトリシアを見ている

『メトリシアとイチャイチャしたいからと言うことだそうだね』

マルスがレイリアに言う、とメトリシアが笑い始める

『御無礼してしまいますが・・・・』

『気にしませんですわ』

『わかりました・・・・自信は有りませんが・・・・』

レイリアさんは震えながら言うと立ち上がる

『メトリシア、明日、迷宮に潜りに行くからね。ケニスとミリアとエミールも一緒に行くから準備しておいてね』

『はい!楽しみです!魔法を思いっきり使えますから!!』

『私では足でまといですの?』

『無理かな?魔力制御がまだまだ未熟ですから、全力で魔力制御して貰わないと不可能です。メトリシアぐらいの魔力制御出来ないと』

マルスが言うとメトリシアを見る。メトリシアは笑顔で魔力制御を始める

『すすすっすっ凄いですわ・・・メトリシア、毎日努力しているのですね・・・私ではまるで出来てないのですの』

アリシアは落ち込みながら魔力制御をする

『はい!お姉さま、これがマルス師匠の凄さです!全員がこのぐらいの魔力を扱えます』

『エミールも凄かったですが・・・やっぱり凄くなっているのですね』

『メトリシアは凄く努力しましたから、もう少しで無詠唱も身に付けられます』

『え!本当ですか!!嬉しいです!!』

メトリシアが嬉しそうに笑うとアリシアに抱きついている

『メトリシアは甘えん坊なのですから』

アリシアは嬉しそうに笑う


『ケニス、やっぱり警備担当を雇った方が良いよね』

『クエリスとハロイナは戦闘も出来ますので大丈夫ですが、門番に下男と下女と侍女を雇うことが良いと思います』

ケニスが笑顔で言うとエミールとエレーヌとミリアと一緒に出掛ける事にする


『主人はいるかな?』

『あ!マルス様、本日はどの様なご用でしょうか?』

キルエスが笑顔で出てきて言う

『侍女や護衛が出来る人を探しているのだけど、出来れば経験がある人がいれば面接したいのだけど良いかな?』

『はい!少し探してみますが時間を頂いても宜しいですか?』

『後、下男と下女も紹介可能かな?』

『畏まりました!孤児院に伝えておきますが、どの様な仕事になりますか?』

『下女は侍女の指示で仕事をして貰います。下男には馬車の世話と掃除と門の番をさせると思う』

『畏まりました。孤児院に伝えておきます』

『宜しくお願いします』

『マルス様、シュルト殿から頼まれていました。ガラスと付与魔法に失敗した金属の方が集まりましたので、どうなさいますか?』

『買い物終わったら屋敷に戻りますので、配達して貰っても良いですか?』

『はい!かしこまりました』

『お代はどのぐらいになりますか?』

『金貨2枚になります』

キルエスが笑顔で言うとマルスは金貨4枚出して渡す

『え?どうして4枚なのですか?』

『侍女や下女で色々動いて貰いますので渡しておきます』

マルスが笑顔で言うと、キルエスは笑顔で頭を下げて見送ってくれる

『マルス師匠、今日は後どこに行きますか?』

『少し散歩かな?お店見て回りたいからね』

マルスが微笑みながら言うと町中を歩いて回り、日が暮れる頃、屋敷に帰る

『おかえりなさいませ。先程何でも屋さんが金属とガラス屑を置いていきました』

ケニスが笑顔で言うと、工房に積まれている金属屑の箱を見る

『モデリング』

マルスが魔法を使うと金属屑は徐々に形を変え始め、球体に変わっていく

『魔力も中々通り良いね』

マルスが微笑むとセパレーションを使い金属を別けてから棒状に変えていく

『マルス師匠、金属補充出来ましたね』

ミリアが笑顔で言うとエミールが驚いている

『エミール?あ!初めて見たね』

『はい!これは何ですか?』

『金属を変型させてから、分離の魔法で別けただけだけどね、鉄に金、銀、ミスリル、銅、青銅、ヒヒロイカネ、アダマンタイトなどが有るね』

『え!そんなに・・・これがミスリルですか?』

『そうだよ!この大きさなら何か作れるね』

『凄い!!これなら魔道具作る時に使えます・・・あ!マルス師匠の魔道具に既に使われているのですよね』

『フローネ先生が錬金術と言っていましたよ。エミール先輩』

『マルス師匠だからですね』

『秘密だよ』

マルスが笑顔で言うと、みんなで倉庫にしまいに行く

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