授業と家建築
授業が終わると、近接戦闘訓練の授業の為に移動する
『近接戦闘訓練は武器を持って戦うも良し、杖で戦うも良いが、素手で戦える人などいないからな!!よく考えて戦う事だ』
講師が笑顔で言うと生徒達の実力を確認を始める
『次はメトリシア・・・・やる必要は無いな勝てないからな』
講師が苦笑いすると生徒達がざわつく
『ミリア・・・簡単にやられたから必要なし』
『あのー私の実力などまだまだ未熟ですが・・・』
『は?魔法使いであそこまで強ければ大丈夫だろ!!』
『そうですか・・・・』
ミリアが言うと最後のマルスを見て
『マルスは・・・覚えてないな武器をとれ』
講師が苦笑いして言う
『手加減が難しいから格闘で良いです』
マルスが笑顔で言う
『は?バカか?良いが・・・』
講師が苦笑いすると剣を振り回すが、軽くかわされながら
『遅すぎるのですが、もう少し本気で来てください』
マルスが言うと、講師が必死に剣を振り回す
『何故だ!!全然当たらない!!』
講師が必死に剣を振ると、マルスは腕を持って軽く投げ飛ばす
『グハっ!痛!!!』
講師が転がる
『あ!強すぎましたか?すいません』
『バカな!!強すぎる!』
講師が苦笑いすると
『ちょっと待て!!近接戦闘試験で騎士を軽く倒したのはお前か?』
『デストラ全然腕をあげてないから余裕でした』
『マルス!!近接戦闘免除だ!!授業の邪魔はしないように!!』
講師が慌てて言うと生徒達が頷いている
『え?この授業も免除?つまらないな』
マルスが苦笑いするとミリアとメトリシアと並んで訓練しているのを見ている
『なんか・・・遅いですね』
ミリアが呟くとメトリシアが苦笑いしている
『キリシアがスパルタだからね』
『あ!ケニスさんもルメイルさんも王国で上位の達人ですからね』
『リベリア警備隊の隊員も達人ですか?』
『間違いなく達人になっていますよね・・・キリシア師匠に本気を出させていますから』
『この間、ギリギリ過ぎてキリシアさん笑顔で叩き潰すって宣言していましたね』
『凄いスピードで動きを見るのも難しかったよね』
ミリアとメトリシアは会話に熱中していると、マルスは暇そうにしている
『やっぱり授業に出席させて貰えませんでしたね』
アリシアが苦笑いしている
『アリシア、ルキアを研究会に入れたいんだけど良いかな?』
『全員が良いので有れば良いです・・・』
『研究会の活動場所はどこか候補有りませんか?』
『その件なのですが、付いてきてください』
アリシアが笑顔で言うと第一魔法練習場に向かう
『あ!私が壊した場所?』
『ここの付近に囲いを作って好きにして良いそうです。又活動費については生徒会からの予算と自分の資金で自由にしても良いです』
『範囲を確認したいのですが・・・』
マルスが笑顔で言うと、アリシアと範囲の周囲をアースコントロールで溝を掘っていく
『こんな範囲で良いのかな?』
『大丈夫です。リーベル様や教員達に最終確認をしますね』
アリシアが笑顔で言うと、図書室で魔導書を読むことにする。授業が終わる頃に教室に帰ると、帰ることにする
数日後、家の大体の内装が終わる
『マルス師匠!!これで完成ですか!!』
ミリアが笑顔で言う
『外装とテラスと家具を搬入したら終わりかな?』
『リビングも厨房も広いから少し寂しいかな?』
ミリアが中を見ながら言う
『そうだね、エミールとエレーヌも時々泊まって貰おうね』
『あ!そうです!!メトリシアとアリシアさんも居ますから賑やかになります』
『明後日が楽しみだね』
『はい!師匠!!』
『ケニスさん、明日から家具搬入出来るのかな?』
『はい!本当に楽しみにしていますが、本当に私や侍女に部屋を使って良いのですか?それも2階の部屋を』
『え?今居る人は家族も同じだから勿論です』
マルスが笑顔で言うと、侍女達は考え始めて
『マルス様、私達を直接雇って貰っても宜しいでしょうか?王城から呼び出されて何か有っても悪いので』
『ミリア、良いかな?』
『はい!だけど迷宮で稼ぐ様にしないといけないかな?』
『そうだね。家に信用できる人が居てくれるのは良いよね』
マルスが笑顔で言うと、侍女達は笑顔になる
『マルス様?宜しくお願いします』
クエリスとハロイナは笑顔で頭を下げる
『家の中の事は任せますね』
マルスが笑顔で言うと、屋敷の外壁を仕上げ始める。紋様魔法と紋章魔法を書き込みながら新しい層を作り、又紋様魔法を書き込み始める
『マルス師匠、何故石の上にガラスで次が木なのですか?』
『石には基礎の構造強化と状態維持でガラスには対魔法防御に対衝撃防御で木に構造強化と耐熱と耐水を書き込んだよ最後はもう一度ガラスにして構造強化と魔法防御と魔力吸収をやったら終わりかな?』
『あ!完全に壊せないですね!!』
『簡単に壊せない様にしておかないと面倒ごとになるからね』
『安心ですね!!』
ミリアは嬉しそうに笑う
『次は納屋と馬房を作って、最後は工房の作り直しかな?』
『あ!はい!楽しみです』