表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
280/1407

授業開始と免除

家に帰ると、ケニスが微笑みながら出迎えてくれる

『レイリア様が来ています』

ケニスが笑顔で言うと書庫に向かう

『マルス様!今回は誘ってくれてありがとうございます』

レイリアが笑顔で言う

『レイリアさん、こんにちは』

『マルス様が制服?』

『今日、魔法学院の入学式だったからね』

『え!!マルス様が魔法学院に!!必要有るのですか?』

『魔法の基礎を完全に変えるためかな?』

マルスが微笑むとフローネが笑い始める

『レイリアさん、マルスは笑顔で簡単に何でもやるので気をつけてください』

『はい!フローネ様!また魔道具沢山の家にいられるのが幸せです!ランプ1つでも大違いですから』

『マルスにとっては魔道具が有ることが普通ですからね。気空挺まで作ってしまうぐらいですからね』

『あ!初めて見た時、驚いて皿を割ってしまいました』

レイリアが笑顔で言うとみんな微笑んでいる

『いきなり目の前に現れたら驚きますね。普通は存在も知りませんから』

『はい!それに・・・この建物も普通にライトが設置されているのも凄いです』

『ここは書庫ですから、明るい方が良いですからね』

マルスが笑顔で言うと、みんな頷いている


レイリアは侍女達と話しながら仕事を一緒にする事にすると、マルスは侍女用の服を選んで貰う様にケニスに頼む。ケニスも笑顔で買い物に出掛けていく。マルスは屋根を張り合わせていくと、リリシャ達が魔力制御でモデリングする前の準備を進めていてくれる。日が暮れて周囲が暗闇に包まれると食事にする

『え!もう外壁が!』

フローネが見て驚いている

『まだ床も天井も壁も有りませんが、形にしてみました』

マルスが微笑みながら言うと、みんな笑っている

『リーベル、監視しないと大変な事になると解って無いのかしら?』

フローネが苦笑いする

『リーベル様は早く隔離すると研究会を作らされました』

ミリアが笑顔で言う

『それだけですか?後手ですね』

『ルキアさんも同じクラスですから、今後、少し魔法の練習に付き合うつもりだからね。リリシャ』

『マルス!余り教えすぎない様にしてくださいね!マルスの少しは信用が出来ません』

フローネが真剣に注意する

『え!しかし攻撃魔法の実技の授業を受けれないので仕方ないです』

メトリシアが言う

『え?どうしてですか?』

『今年から授業を免除で研究をしてよいと言う制度が出来た様です。エミールと自分達が入ったからですね』

マルスが笑顔で言う

『そういうことですか・・・ルキアさんの魔法は見てあげるのが責任ですね』

フローネが苦笑いしている


翌日、朝早く気空挺に乗ってみんなは帰っていくと、マルス達は見送ってから魔法学院に向かう

『マルス師匠、少し寂しいですね』

『そうだね。仕方ないけどね。後、魔法学院内で師匠は不味いよね』

『あ!そうですよね・・・マルスさん?』

『呼び捨てで!ミリア』

『え!マルス!』

ミリアは少し照れながら言う。教室に着き、ミリアはメトリシアと話し始めると、クラスメイトの男学生が話しかけてくる

『聞きたいんだが、何でメトリシア様と仲良く話していんるだ?貴族でも無いくせに!!』

『魔法を一緒に勉強したからね』

『え!それだけか?本当だな!!』

『そうだけど』

『それならいい!!』

男子学生がそう言うと席の方に歩いていく。他の生徒と目が合う

『何か用ですか?』

『え!知り合いがいて良いな~と思っていた』

『1人で魔法学院に?』

『そうだけど、貴族じゃないから知り合いが本当に1人もいない』

『確かにそうだよね。貴族じゃないと中々知り合いはいないよね』

マルスが笑顔で言うと、男生徒は笑みを浮かべて話し始める


『全員研究会の説明に参加するように、後、既に決めている者も一応、参加するように』

担任が言うと移動して、各研究会の勧誘説明が始まる。終わった後、教室に戻ると上級生が次々と勧誘にくる

『マルス、どうしよう』

『どうしましょう』

ミリアとメトリシアが苦笑いしながらマルスの所にくると上級生が周囲を取り囲む

『もう研究会は決まっていますのでお引き取りください』

マルスが笑顔で言う

『え!!えーーーーーーー!どこの研究会だ!!抜け駆けしたのは!!協定違反は誰だ!!』

上級生達は言い争いを始める

『あ!ミリア、どうしたの?』

エミールとエレーヌが笑顔でやってくると事情をミリアが説明した後

『マルスとミリアとメトリシアと私とエレーヌで新しい研究会を設立したので勧誘は辞めてくださいね』

エミールが笑顔で言う

『はぁーーーーーー!何で!!』

『忘れましたか?私たちは姉妹弟子ですから!』

『あ!リベリア!!』

上級生達は驚きながら帰っていく

『エミールありがとう!面倒ごと片付けてくれて』

『今年は各研究会が3人に事前勧誘をしないと協定をしていましたから、こうなると思っていました』

『そう言うことだね。面倒くさいね』

『放課後どうしましょうか?活動する場所が決まってないので』

『後数日は家の建築に集中したいかな?』

『はーい!手伝いしますね』

エミールはそう言うと戻っていく

『マルス様・・・私も研究会にいれて貰えませんか?』

ルキアが来て言う

『弟子にはしないけど、良いかな?』

『はい!勿論です』

ルキアが笑顔で言うとミリアとメトリシアを見る

『良いと思いますけど、一応アリシアさんに確認しましょう』

ミリアとメトリシアが笑顔で言う

『そうだねその方が良いね』

マルスがいうと、ルキアは笑顔でミリアと話し始める


『今日は回復魔法についての説明になるが、この中でヒール等回復魔法が使えるものはいるか?』

講師が笑顔でいうとミリアとメトリシアとマルスが手をあげる

『本当に使えるのか?マルス、使える魔法は何が使える?』

『ヒールとハイヒールとポイズンリカバーとパンシーリカバーとスウォーンリカバーなどですが・・・』

『は?全部使えるのか?!あり得ない!!』

講師が驚いている

『私達も師匠やフローネ先生に沢山教えて貰って使えます』

ミリアとメトリシアが言う

『お前達は授業免除だ!!帰って良いが・・・ちなみにポーションも作ったこと有るなんていわないよな?』

『ポーション作るのは好きです』

ミリアが笑顔で言う

『ちょっと待て!!お前達はどこまで魔法が使えるのだ!!』

講師が焦りだす

『リーベル様に聞けば解ります。それでも教えてくれなければ・・・騎士団長に聞けば解ると思います』

マルスが笑顔で言うと、アリシアが入ってくる

『どうかしたのですか?』

アリシアが聞く

『あの3人は回復魔法使えると言うのだが本当だろうか?』

『え!本当ですので、迎えに来ました』

アリシアが笑顔で言う

『じゃあ何故魔法学院に来たんだ!!』

『子供の頃に魔法学院にくると決めていたからですよ。後は常識を身に付けて欲しいとのことです』

アリシアが笑顔でいうと、講師は諦めて苦笑いをしている。生徒達が驚いている

『リーベル様から、受ける授業と免除の授業の書類です』

アリシアが手渡すと、マルスとミリアとメトリシアが読み始める

『アリシアさん、これは自分達の授業、魔法関係が全部無いのですが・・・』

『頑張ってくださいね』

アリシアが微笑みながら言う

『免除でも受けても良いのですよね』

マルスが笑顔で言う

『そうですね。最初は受けて考えてください』

アリシアが苦笑いして言う。授業が再開されると、手本としてミリアが回復魔法を使う

『・・・・ヒール』

ミリアが魔法を使う

『え!完璧すぎる・・・俺よりも早い』

講師が呟くと、生徒達は唖然としている

『どうかしましたか?』

『完璧すぎて、真似は出来ないと思う。目標はこのぐらいの早さで使えるようになって欲しい』

講師が苦笑いしながら言うと、詠唱内容を細かく説明を始める



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ