表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
270/1407

ルキアとクリス

その後、何回か試し飛行を続ける

『ルキアさん、気空挺はどうでしたか?』

リリシャが笑顔で言う

『本当に空を飛べると思いませんでした。この様な体験出来た事を光栄に思います』

『それは良かったです』

リリシャが微笑んでいる

『これを国王陛下が見たらどうなる?』

『一言でほしいと言われますね』

メトリシアが微笑みながら言う

『やはり、そうだよな』

ガシリオが苦笑いしている。外を見ると一台の馬車が来ている

『もう1人いましたね』

フローネが笑顔で言うと馬車からウイントレスとクレシアと少女が見上げている

『何か用ですか?』

キリシアが笑顔で言う

『飛んでいるのを見て来たが、やっぱりここでしたか』

ウイントレスが笑顔で言う

『乗りたいのかな?』

『乗せてくれ!!!』

ウイントレスが笑顔で言うと、歩いてくる。キリシアが迎え入れる

『はじめまして、クリス・リベリアです。英雄様に会えて本当に光栄です!よろしくお願いします』

クリスが笑顔で挨拶すると、クレシアが微笑んでいる

『一周しますね』

マルスが笑顔で言うと、気空挺は浮かび上がり、プロペラを回して飛んでリベリアの町の周囲を一周すると着陸する


『素晴らしい!!眺めも良いが速い!!』

ウイントレスが笑顔で言う

『本当に空を飛べるなんて、本当に素晴らしいですね』

クレシアが微笑んでいるとクリスも楽しそうに笑っている

『欲しくなるが、作ってくれないか?』

『難しいかな?材料も時間も無いからね』

マルスが答える

『そうだな・・・仕方無いが、時々乗せてほしい』

『リリシャ、どうする?』

『操作方法をマスターしたら良いけど、数人船員が必要かしら?』

『そうですね。魔法使いはあなた達で良いですが、何か有った場合、信用が出来る人手は必要ですね』

フローネが微笑みながら言う

『警備隊隊員から人手は出す!』

ウイントレスが笑顔で言う

『そうすると発着場欲しいね』

キリシアが笑顔で言う

『まだ廃墟が有るから、そこに作ろう!』

ウイントレスが笑顔で言うとガシリオが笑い出す

『もう確定か!』

『そうですね。そうすると、時々王都に魔石とゴーレムの鉱石を届けに行くのかしらね』

フローネが微笑む

『王都に簡単に行けるのは良いですな!』

ウイントレスが笑顔で言う

『そうね。王都の迷宮にも潜りに行けますね』

『あ!それ!!良いね!』

リリシャとキリシアが笑顔で言うと、みんな笑顔で頷いている

『リリシャ、師匠!それなら臨時講師として魔法学院に来てください!!お願いします』

リーベルが真剣に言う

『隠居しているのでお断りします』

『弟子達に教えるので手一杯です』

フローネとリリシャが答える

『やっぱりダメですか・・・・』

リーベルがガックリしている

『リーベル様は魔法学院に関係しているのですか?』

ルキアが驚いて聞く

『今年から講師として魔法学院に行きます』

リーベルが笑顔で言う

『え!本当に!魔法学院に入る前に講師の方に教えて貰えるなんて光栄です』

ルキアが笑顔で言う

『あなたは、リリシャとマルスとフローネ師匠に教えて貰えたのですから、私等に光栄と言ってはいけませんよ』

『本当に兄に感謝しています。兄が知り合いだったので見て貰えて、今回も半日足らずで2つも魔法を使えるようにしてくれましたので、本当に凄い先生です』

ルキアはリリシャを見て言う

『しっかり魔力制御をしていたからですよ。努力は怠らないようにしてくださいね。今年から魔法学院は変わりますから』

リリシャが微笑みながらマルスを見る

『はい!魔法学院に入学出来るように頑張ります』

ルキアは笑顔で言う

『あの・・・・』

クリスがクレシアの服を掴みながら呟く

『クリス、ちゃんと自分の言葉で話しなさい』

クレシアがクリスに微笑みながら言う

『リリシャ様、マルス様、私にも魔法を少し教えてください』

クリスが恥ずかしそうに言う

『どの様な魔法が使いたいのですか?』

『え!・・・まだ決めていません・・・』

『どの様な魔法使いになりたいのですか?』

『え!マルス様の様にリベリアを救える様な魔法使いになりたいです』

クリスが恥ずかしそうに言う

『館で教えてくれる人もいると思いますが、魔力制御を毎日して魔法が使えるようになったら魔法を使うコツを教えますね』

リリシャが笑顔で言うと、クリスは満面の笑顔になるとクレシアに抱きついている

『クリス、良かったわね』

クレシアが笑顔で言うと、クリスは満面の笑顔で頷いている。ウイントレスが笑顔でフローネを見ている

『常識の範囲で教えなさいね』

フローネが微笑みながらリリシャに言う

『はい!フローネ先生』

リリシャが微笑む


『ルキアさんは王都に直接向かうの?』

エビリアが笑顔で聞く

『はい、王都に着いたらアーメルド伯の屋敷で試験まで滞在する事になっています。アルも王都で少し滞在すると言っていましたので』

『師匠一緒に連れていったらダメですか?』

エビリアがマルスに聞くと、マルスはキリシアとリリシャと相談をする

『ルキアさん、王都に向かうので明後日リベリア出発で良いかしら?王城に魔道具を届けるついでです』

リリシャが笑顔で言う

『本当ですか!ありがとうございます』

ルキアが笑顔で言う


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ