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ローブの付与魔法と神様のイタズラ?

クロウとレイリストは革を素材庫にしまうと、アーメルドに帰っていく。マルスとリリシャはローブの魔力の通りを確認しながら過ごすと、マルスは付与魔法の内容を考えていく

『付与魔法の内容だけど、回復と防御を中心にするつもりだけど、何が良いもの有るかな?』

『構造強化と魔法防御と衝撃吸収と防汚を入れるとそんなに付与内容を入れられなくなるよね』

リリシャが考えながら言う

『実はちょっとテストしたいんだけど、上級構造強化と上級魔法防御と上級衝撃吸収と生命力回復強化と体力回復強化と耐火防汚型の6個いけるかやってみたいんだよね』

マルスは魔方陣を書いた紙を渡す

『凄い!!これが全部出来たら凄いよね』

リリシャが笑顔で言うと、マルスは真剣になり、魔方陣を発動して書き込みを始めるが、魔石が砕けてしまう

『やっぱり難しすぎるか』

マルスが呟くと、リリシャはマルスの書き込みを見ながらマルスは練習をしていく。マルスは全力の魔力制御を始める

『魔力制御が足らないの?』

『まだまだ難しいから制御を上げようと思っただけだよ』

『じゃあ私も真似します』

リリシャが笑顔で言うと、マルスの横で魔力制御を始める。マルスは魔力をいくつか集め始める


数日後、マルスは考えながら

『無理が有るのかな?仕方ないから上級構造強化と上級衝撃吸収と上級生命力回復と上級体力回復と上級魔法防御と耐火防汚型を書き込んでみたけど、これなら出来るね』

マルスが苦笑いして言う

『そうだね・・・何が違うか解らないけど、何が変わったの?』

リリシャが見ながら言う

『体力回復強化と生命力回復強化が安定しなかっただけだよ』

『回復強化は難しいんだね、ここの文字は置き換えられないのかな?』

リリシャが回復強化の文字を見て言うと、マルスは考え始め、魔導書を読み始めると、マルスは真剣に考えている

『あ!これはこうすれば良いのかな?ここも、ここも!』

マルスは呟き出すと、リリシャは微笑んで見ている


その夜、マルスは改変した魔方陣をドローイングで確認をしていくと全部の魔方陣が安定するのを確認していく

『凄い・・・完全に安定した!使う紋様が時代が違ったから安定しなかったのか!』

マルスは1人微笑んでいる


翌朝、マルスは早速魔方陣を発動してから魔方陣を書き込む

『リリシャ、出来たよ!』

マルスが魔石を渡して笑顔で言う

『凄い!完全に書き込めている』

リリシャが笑顔で言うと魔力を流して発動してみる

『完成したね』

マルスが微笑みながら言うと、リリシャは鑑定して微笑んでいる

『じゃあ始めるね』

マルスが言うとメトリシアのローブの魔石に書き込みをする。リリシャが魔力を通して魔道具化すると魔力の淡い輝きを放っている

『完成したかな?』

『凄い!付与内容が11個有る!最高記録だね』

リリシャが笑顔で言うと、マルスは次々と書き込み始める。全部書き込み終わると、リリシャは次々と魔道具化していく。最後のマルスのローブに魔力を通すと、凄い光が溢れだしてマルスに光が集束していく

『何!!何が起きているの!!』

リリシャが叫ぶと、異変に気が付いたみんなが集まり始めるが、輝きが収まっていく

『何だろう?何が起きたのかな?』

マルスがリリシャに聞く

『わからない!だけどローブがまだ輝いている』

リリシャが呟くと、ローブが輝きながら形を保っている

『何が起きたのですか?』

フローネがやってくる

『フローネ先生!ローブに付与魔法をしたのですが、魔力を通した後、凄い光が発生してローブに集まって行きました!』

リリシャが説明すると、フローネはローブを観察している。みんなもローブを見ていると徐々に光が収まる。ローブの魔石が強力な魔力を宿している

『これは・・・凄いですね・・・構造強化、魔法防御、衝撃吸収、体力強化、体力回復、生命力強化、生命力回復、耐火、防汚、水属性、魔力増幅、光属性、聖属性、魔力強化、魔力貯蔵、精神強化、対抗魔法、魔法反射、状態異常回復、状態異常防御・・・・』

フローネが呟きながら驚いている

『何が起きたんだろう?』

『古から付与魔法で神様のイタズラと言われる事が起きる事が有りますが、これがそうなのでしょう、しかし20個とは凄いですね』

フローネが諦めたように言う

『これ・・・誰のですか?私のでないですよね』

リシリアが呟くと、みんな青ざめている

『これはマルスのローブです』

リリシャが笑顔で言うと、みんな笑顔になりホッとしている

『良かったです!マルス師匠のローブで』

ミリアが笑顔で言う

『マルス師匠以外のローブだったら着るのが怖かったです』

『そうですね。マルスだったらどんなローブでも使いこなせますね』

フローネが微笑みながら言う

『じゃあみんな着替えようか?』

マルスが言うと、出来上がったローブをみんな受け取り鑑定している

『え!えーーーーーーーーー!!!!!!』

リシリアが叫ぶとみんなも叫んでいる

『どうしたのですか?』

フローネが苦笑いしながら言うと鑑定をして、リリシャとマルスを見る

『どうしたらこんな付加内容になるのですか?』

『これが今回の書き込み内容です。今回は何回か失敗して、リリシャのアドバイスで気が付いて完成しました』

マルスが笑顔で言うと紙を渡す。フローネが見て溜め息を吐く

『とうとう普通にこんな魔方陣を作るのですね。報告なんて出来ませんね』

フローネが言うと、リリシャが微笑んでいる


全員着替えてくる

『リリシャ師匠、どうでしょうか?』

エビリアとクレスタが笑顔で言うとくるっと回る

『似合っています』

リリシャが笑顔で言うと、フローネが微笑んでいる

『師匠、どうでしょうか?』

リシリアがフローネに言うと、フローネは笑顔で頷いている

『少しまだブカブカです』

ミリアが言う

『オルクスが、ミリアの分はまだまだ成長するから大きめに作ったと言っていましたね』

『ミリア様、似合っています』

アニーが笑顔で言うと、ミリアは嬉しそうにアニーを見ている

『こんな感じなのかな?』

マルスが着替えてくる

『マルス師匠、似合っています!』

メトリシアが笑顔で言う

『大賢者様に見えます』

ミリアが笑顔で言うと、マルスは照れ始める

『この格好で居てくれたら、みんな魔法使いと認識してくれますね』

フローネが言うとみんな笑い始める

『マルスは剣士だと思われていますからね』

リリシャが笑顔で言う

『マルス師匠は最強の剣士です!いえ!最強の魔法剣士です』

ミリアが笑顔で言うと、みんな同意している

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