表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
253/1407

エリゼトス反乱?後編

エリゼトスの町までもう少しの所で2隻の軍艦が近付いてくるのを確認すると、ミリアとリリシャが揺らして遊び出すと交代で遊んでいる。日が暮れる頃、海軍兵士が乗り込み、全員拘束して証拠と取り調べを行うと、翌朝港に入る事にする


『綺麗な港町だね』

キリシアが言う

『綺麗です!』

エビリアが涙目になっている

『エビリアの夢だったよね』

リリシャが微笑みながら言う

『はい!リリシャ師匠』

エビリアが元気に言うと、クレスタが後ろで微笑んでいる。港に入っていくと全員降りて領主の館に向かう

『止まれ!!何の用だ!!』

領兵が制止する

『海賊の件で取り調べである。通らせて貰う!!』

海軍隊長が怒鳴る

『領主様に確認をしてくるから待っていろ!!』

領兵が言う

『王国騎士団の権限において通過する!!文句は王都騎士団長に伝えろ!!良いな!!』

騎士が宣言する。領主の館に到着し、門を強制通過すると領兵が襲ってくる

『構わん。切り捨てろ!!』

指揮官が言うと、武器を持った兵士が一斉にかかってくる。キリシアが笑顔で迎え撃とうとする

『スリープミスト!!』

マルスとリリシャが魔法を放つと周囲に霧が立ち込め、領兵が倒れていく

『は!私の分は!!リリシャ!マルス!』

キリシアが抗議する

『レティナとイリアに見せたくないから』

マルスが言うとキリシアがレティナを見て

『仕方無い。館内部は私の取り分だからね』

キリシアが苦笑いしていると、海軍兵士は領兵を拘束し始め、門を閉ざす

『先生とリシリアとレティナとイリアとナディアは結界張って待っていてね』

マルスが笑顔で言うと、フローネが微笑みながら中庭に結界を張り待っていることにする。キリシアが先頭に館内の掃討を始める


『どこにいるのかな?』

キリシアが笑顔で言う

『この先の部屋に沢山かたまっているね』

マルスが答えると、キリシアは笑顔で扉を開けて、襲ってくる兵士を両腕を砕きながら倒していく

『なんだ!貴様ら!!反逆罪で処刑されたいのか!!』

豪華な服を着た男が怒鳴る

『趣味悪い!海賊の黒幕発見!!』

キリシアが笑顔で言うと、兵士を高速で両腕を砕いて壁に弾き飛ばす

『近付くな!!』

王弟が怯え出すと、キリシアがボコボコにする。リリシャの足元に転がす。リリシャが回復魔法を使う

『お仕置き開始ですね。海賊の黒幕さん、これは証言と証拠と証人です』

リリシャが微笑みながら言うと拘束された男達を目の前に転がす

『何故だ!!助けてくれ!!褒美は沢山やる!!!領地がほしいか?協力してくれたら用意するぞ!!』

『面倒!ボコボコにする!』

キリシアが言うと槍ですくい上げてから壁に投げ飛ばす。王弟は気絶する

『つまらない。兵士全員回復して、ボコボコにするから』

キリシアが言うと、ミリアとアニーが笑顔で回復し始める。そして、次々と両腕を砕いていく

『キリシア殿!海賊に指示していた者達です!好きにしてください』

海軍隊長達が拘束したもの達を連れてくると、キリシアは微笑み、次々とボコボコにする。気が付いた王弟が震えている

『目を覚ました?リリシャ、回復してね』

キリシアが笑顔で言うとリリシャが回復して

『お仕置きは永遠に終わりませんよ』

リリシャが微笑みながら言うと、王弟は青ざめながら逃げ出そうとするが、キリシアが両足を槍で殴り、足を砕くと両腕を砕く

『たた助けてくれ!!こんな事して許されると思っているのか!!』

『もう遅いですね。アーメルド伯爵を暗殺したことも、お母様を暗殺しようとしたことも、海賊行為も全てお祖父様に報告済みです。覚悟してくださいね。多くの人を不幸にしたのですから、お仕置きは最後まで受けて貰います』

メトリシアが微笑みながら言う

『なな何故だ!何故メトリシアがここに!!』

『アーメルドで襲われたので潰しに来ました』

メトリシアが微笑みながら言う

『こんな小娘に!!許さんぞ!!』

王弟が怒鳴ると、メトリシアは回復魔法を使い、王弟を回復させる。キリシアが又ボコボコにすると、ミリアが回復させる。キリシアがボコボコにする


『もう終わり?』

リリシャが聞く

『お腹空いたから休憩するよ』

キリシアが笑顔で言う

『海軍兵士さん、牢屋は空いていたかな?』

『はい!空でしたので連れていきます』

海軍兵士が笑顔で言うと、全員連れていく

『館内は後どのぐらいいるのかな?』

キリシアが聞く

『侍女等は部屋に閉じ込めています。王弟妃も軟禁しました』

『じゃあ料理つくって貰いたいから、全て話して協力して貰うよ』

キリシアが言うと、みんなで残された侍女に理由を説明する。全員泣き始める

『取り調べは有りますが、何もしていないなら解放は約束します』

『わかりました・・・』

侍女長が言うと侍女達は仕事を始める。キリシア達は、外で待っているフローネ達の元に向かう

『お兄ちゃん!』

レティナが笑顔で言うと、結界を解いて抱きついてくる。マルスは頭を撫でている

『終わりましたか?』

『はい。フローネ先生、後はお仕置きを続けるだけです』

リリシャが笑顔で言うと館内で休むことにする


数日後、騎士団長が到着する

『キリシア殿、お待たせしました』

騎士団長が苦笑いしながら言う

『騎士団長!後は任せた!!海賊の処分してね』

キリシアが笑顔で言うとお仕置きを止める

『お仕置き続けていたのですか?』

『暇だったからね』

キリシアが笑顔で言うとフローネ達の所にいく

『騎士団長!海軍と相談して処分お願いしますね』

リリシャが笑顔で言うと、海軍隊長が苦笑いしている

『海軍隊長、リベリアの英雄殿の件は内緒だぞ!名前出したらお仕置きされるぞ!』

騎士団長が真剣に言う

『大丈夫です!女神ヴァルキリー様の天罰は受けたくないので誰にも漏らしません!!』

海軍隊長が言うと、海軍兵士が青ざめている

『船乗りからしたらそっちが怖いか・・・たのんだぞ!』

騎士団長が笑顔で言う

『これが証拠ね!暇だったから探しておいたけど!全員処分したら大変だから有効に使ってね』

マルスが微笑みながら言うと、メトリシアが頷いている

『ん?やな予感がするが・・・・』

騎士団長が読み始めて青ざめていく

『これでは・・・・西側ほとんどを処分しないと・・・』

『騎士団長、頑張ってくださいね。脅しと何かしらの処分をしないと示しがつかないですよ』

メトリシアが苦笑いして言う

『このまま放置したら・・・完全な内戦に・・・ありがとうございました』

騎士団長が頭を下げる

『面倒だから海軍と騎士団で頑張ってね~。名前は出さないでね』

キリシアが笑いながら言う

『国王陛下もそう言われるとわかっていましたので、内緒にするように命じられています』

『海賊の黒幕に会っておいてね。お仕置きは終わっているからね。後は任せた!!』

キリシアが笑いながら言うと、みんな笑っている。騎士団団長が王弟に会うと、震えて牢屋から出ない王弟を見て苦笑いしている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ