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エリゼトス反乱?前編

キリシア達は順調に進みながら暇な時間を使い、アクアコントロールの練習をしている

『メトリシア、もう少し小刻みに動かしてみて』

マルスが言うとメトリシアが動かし始める

『そうそう上手いね』

マルスが微笑みながら言う

『早く船来ないかな?やってみないとわからないからな』

メトリシアが呟く

『メトリシア様、楽しみなのはわかりますが、戦いを楽しんではいけません。自重を・・・少しだけしてください』

ケニスが苦笑いしながら言う

『わかりました。少しだけ自重します』

メトリシアがマルスを見ながら舌を出して言う

『こんなのはどうかな?』

マルスはアクアコントロールで水柱を作り、横に水柱を出したり戻したりしている

『面白いですね』

メトリシアが笑うと、ミリアが真似を始め、みんなやり始める

『師匠・・・・何ですかこれは!!』

リーベルが見て驚いている

『魔法で遊んでいますね・・・』

フローネが苦笑いするとフローネも試し始める

『師匠まで!遊び出すなんて!』

『結構楽しいですね。制御の練習になりますね。リーベルもやってみてください』

フローネが笑顔で言うと、リーベルも挑戦するが出来ない

『無理です・・・師匠』

リーベルが苦笑いする

『魔力制御の練習をすることですね』

フローネが言うと、レティナ達を見る

『わかりました』

リーベルはそう言うとレティナの横で魔力制御を始める


『前方に軍艦が1隻近付いて来ています』

監視していた船員が言う

『エリゼトスの軍艦かな?』

キリシアが微笑む

『攻撃されたらゆらゆらする?』

リリシャが笑顔で言う

『リリシャ、やりたくて仕方無いでしょ』

『え!防衛の為です』

リリシャが赤くなりながら言う


『不味いな・・・停船を要求されている』

海軍隊長が苦笑いする

『隊長、乗り込ませてから返り討ちにする?』

キリシアが笑顔で言う

『その方が早いですね』

海軍隊長が苦笑いすると停船をすることにすると横付けされて武器を持った兵士が乗り込んでくる

『お前が船長だな!』

『何か用か?』

『大人しくしな!動けばこの男を殺すぞ!!武器を捨てろ』

男が怒鳴る

『ん?これでお仕置き開始して良いよね』

キリシアが笑顔で言う

『ちょっと離すね』

マルスが言うと船をアクアコントロールを使い船を離すと揺らし始める

『女神ヴァルキリー様の天罰だ!!!』

船員と海軍兵士が叫ぶ

『あ!マルス師匠ずるい!私がやりたい』

ミリアが笑顔で言う

『取り敢えず!お仕置きのやり方をリリシャに教えて貰ってね』

マルスがミリアに言うとリリシャが微笑んでいる

『なんだ!!何が!』

男が船を見て青ざめ始めると乗り込んだ男達はルメイルとロイドに投げ飛ばされる

『なっ何故こんなこと』

『海賊行為現行犯でお仕置きします』

キリシアが笑顔で言うと男達をボコボコにしていく

『キリシア師匠船壊れちゃいます』

『あ!強すぎたね。面倒、リリシャ、頼んだよ』

キリシアが苦笑いするとリリシャが微笑みながら魔法を使い始める

『ポイズン』

『ギャーーー!!!』

『煩いから』

『パンシー』

男は涙目で苦悶の表情になっている

『ミリア、回復魔法で全員回復させてね』

リリシャが微笑みながら言うと、ミリアが回復魔法をかけていく

『みんなで魔法の練習ね』

リリシャが笑顔で言うとエビリアとクレスタとアニーとリシリアとミリアが1人ずつ魔法をかけて練習を始める

『師匠!止めないのですか?』

『私もやってきますね』

フローネが笑顔で魔法を使い始める

『え!ししし師匠!』

リーベルが苦笑いしている

(師匠まで遊び始めた・・・え!師匠も魔法の発動が早い)

『フローネ先生、連続で魔法使うの楽しいですよね』

『そうですね。リリシャ』

フローネが笑顔で言うと、リリシャとリシリアが笑っている


船の方はメトリシアが遊んだ後、マルスが試しに色々やっているが悲鳴も聞こえなくなる

『悲鳴が無くなりましたね』

『これならどうかな?』

マルスが苦笑いして前後に揺らし始める

『反応が無いですね』

メトリシアが笑いながら言う

『そろそろ一度降伏勧告して貰おうかな?』

マルスが呟くと、海軍の隊長が苦笑いしながら準備をする

『キリシア、乗り込んで来てね』

マルスが言うと船を近付ける。キリシアと海軍が乗り込む

『抵抗しても無駄だ!!降伏しろ!』

キリシアが怒鳴ると誰も返事しない

『生きていますか?』

『ヒィーーーーー!ヴァルキリー様お許しを!!』

錯乱しながら甲板に頭を付けていると気が付いた男達は全員

『女神ヴァルキリー様お許しを!!!!』

祈り出すと海軍兵士は拘束して聞き取りを始める

『マルスやり過ぎ!誰も抵抗しないからつまらない!!』

キリシアが抗議してくる

『キリシア師匠が女神ヴァルキリー様に見えるのですね』

メトリシアが笑顔で言う

『え?恥ずかしい』

キリシアが赤くなる


『英雄殿、証拠を集めてきました』

海軍隊長が苦笑いしている

『どうでしたか?』

『海軍を標的に襲うように命令が出ていました。完全な反乱です』

隊長が苦笑いしながら言う

『完璧ですね・・・これで問答無用で天罰を下せますね』

メトリシアが笑顔で言う

『ほどほどにしてください。船乗りがいなくなってしまいます』

『女神ヴァルキリー様の怒りはおさまらないので仕方無いです』

メトリシアが笑いながら言う

『全部お仕置きしながら進むよ』

キリシアが言うと、みんな笑い出す。海軍隊長は苦笑いしている

『隊長!前方に4隻の軍艦です!!』

『わかった。すぐ見に行く』

隊長が見に行くと、みんなで見てから射程に入るのを待つことにする

『停船命令です』

見張りが言う

『そのまま進んで攻撃されるのを待ちましょう』

マルスが笑顔で言うと結界の魔道具を発動する。両脇から矢と魔法が放たれる

『始めて良いよ』

キリシアが笑顔で言うと、リリシャとミリアとエビリアとクレスタが魔法を使い、船を揺らし始める

『女神ヴァルキリー様の天罰だ!!』

『女神ヴァルキリー様の加護が有る限り、この船は無敵だ!!』

船員達が笑顔で言う


後続の2隻が到着すると、海軍兵士が乗り込み、取り押さえていくと証拠と証言を集めて帰ってくる

『この付近の軍船は終わりのようです』

海軍隊長が苦笑いして言う

『このままエリゼトスの町に乗り込む?』

キリシアが笑顔で言う

『そうだね、残りの軍艦はどこにいますか?』

『西側を監視している2隻で終わりです』

『結構船を持っているんだね』

『この5年で増強していましたので・・・』

海軍隊長が苦笑いしている

『計画的だね。マルスがいなかったら終わっていたね』

キリシアが笑いながら言うと、みんな笑い出す

『返す言葉も有りません・・・』

海軍隊長が言うとそのままエリゼトスの町に向かう


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