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アーメルドの動乱

みんなで魔導書を読んでいる

『マルス、これって・・・・水を操る魔法?』

リリシャがマルスに見せながら言う

『そうみたいだね・・・』

マルスは読みながら

『・・・・・アクアコントロール』

マルスはコップの水を操り水柱にすると、又コップに戻す

『簡単だね。海で使って見たいね』

マルスがほほ笑みながら言う

『マルス師匠、教えてください』

ミリアが言うとマルスがみんなに教え始めると全員覚える

『海の上で水を使って攻撃出来るね』

マルスが言う

『あ!船に水かけれます!浸水した船は水を押し出せば沈みません!』

ミリアが笑顔で言う

『そうだね、やっぱり船に関しての魔法が多いね』

マルスが微笑みながら言う


『マルス!海蛇から魔力の通る革が取れるって言っていたよ』

キリシアが笑顔で入ってくる

『そうなんだ!他にはどんな物が取れるの?』

『水結晶も取れるって言っていたから、後で色々持ってきてくれるって』

キリシアが笑顔で言う

『水結晶ですか・・・水の魔道具に使うと効果が高いと知られていますね』

フローネが微笑みながら言う

『水の魔道具ですか・・・魔導船の航行に水の魔道具で進む方法が書かれていましたよね』

マルスが言うと、リリシャが頷いている

『魔導船が無くては意味は有りませんね』

フローネ微笑みながら言う

『作るのに時間がかかりそうだからいらないかな?』

マルスが呟く

『いつか使うかも知れないから貰っておきましょう』

リリシャが笑顔で言う

『そうだね。いつか船を作ったら使おうね』

マルス笑うとみんな微笑んでいる


騎士が慌てて入ってくる

『キリシア殿!海軍が負けて戻ってきました』

騎士が真剣な目で言う

『海軍が負けた?何故ですか?』

メトリシアが驚いて聞き返す

『3隻で海賊討伐に向かったのですが、1隻が戻って来ましたが。残りの2隻は乗っ取られたとのことです』

騎士説明をする

『え!どうして?』

キリシアが聞く

『内通者の手引きで船に乗り込まれて海軍の騎士達は捕まりました』

『愚かだね』

キリシアが呟く

『しかし問題なのは重臣の釈放を要求してきています』

『は?何故?』

『重臣はつながっていた様です』

騎士が苦笑いする

『領主はなんて言っているの?』

『どうしたら良いか考えている見たいですが・・・』

『頑張ってね』

キリシアが興味無さそうに言うと、騎士は苦笑いしている


多くの人の足音が近付いてくる

『大人しく従軍していれば良かったものを!!ワハハハ』

重臣と兵士が入ってくる

『え?何?』

キリシアが驚く

『まさか本物の姫様が来てくれるとは!良い人質が出来た!!』

重臣が上機嫌に笑いながら言う

『もしかして反逆?それとも反乱?』

キリシアが聞く

『もう領主も捕まえたからな!調査?そんなことをしているから守りが薄くなるんだ愚か者めワハハハ』

『お仲間沢山いるの?』

キリシアが微笑みながら言う

『もう終わりだと思え!愚かな冒険者!!こいつらを捕らえろ!抵抗するなら殺して構わん!!』

重臣が言うと兵士達が剣を抜いて歩いてくるとキリシアが微笑みながら兵士を殴り飛ばすと次々と殴り飛ばす

『なんだと!!』

重臣が驚きながら逃げようとする

『スリープミスト』

マルスが魔法を使うと重臣はその場で倒れる

『マルスずるい』

『面倒事にしてくれたからお仕置き?』

マルスが微笑みながら言うとキリシアが微笑んでいる

『これはどう言うことか説明出来ますか?騎士さん』

マルスが騎士に聞く

『え!解りませんが・・・』

騎士は青ざめている

『フローネ先生、どうしましょうか?』

リリシャが苦笑いしながら言う

『完全に巻き込まれましたね。領主に問いただした方が良いですね』

フローネが苦笑いしながら言う

『ミリアとアニーはナディアとレティナとイリアを守ってくれるかな?』

マルスが微笑みながら言う

『はい!任せてください。マルス師匠』

ミリアとアニーが笑顔で言う

『杖を取りに行きましょう』

リリシャ微笑みながら言う

『騎士さん縛ったら連れてきてね』

キリシアが笑顔で言うと騎士は男達を拘束していくとキリシア達は部屋に戻ると杖と武器を持つ

『フローネ先生、領主や重臣がどうなったか見に行きましょうか?』

キリシアが微笑みながら言う

『完全に反乱ですね・・・レティナとイリアには見せたく無いですね』

フローネが苦笑いしている

『ルメイル、賊が近付かないようにしてね』

キリシアが笑顔で言う

『はい!キリシア師匠』

ルメイルは微笑みながら言う


領主が居た部屋に向かう

『領主はいないね。どこに行ったのかな?』

キリシアが微笑みながら言う

『お前達は!!』

中にいた重臣と兵士が気が付く

『領主達はどこにいるのかな?牢屋?』

キリシアが微笑みながら言う

『殺せ!!手加減はいらない!!』

重臣が叫ぶと、兵士が武器を構えて接近してくる。キリシアはかわしながら両腕を砕いて壁に弾き飛ばす

『くくっ来るな!化物!!』

重臣は恐怖で震えながら叫ぶ

『領主はどこにいるのかな?』

キリシアは微笑みながら近付いて行く

『このーー!』

重臣達は隠し持っていた短剣で突き刺しに来るが、キリシアは容赦なく持っていた腕を砕き、微笑んでいる

『外で待っていましょうか?』

ロイドが呟くとフローネ達は外で待つことにする

『領主はどこにいるのかな?』

『死んだ!!』

重臣が震えながら言う

『そうなんだ~~殺したんだね』

キリシアが微笑んでいる

『抵抗するからだ!ここはクオルドール様の指示だ!文句有るか!!』

重臣が震えながら叫ぶ

『誰?』

キリシアが微笑んでいる

『キリシア師匠、西の王弟の次男です』

メトリシアが微笑みながら言う

『そうなんだね。お前達の親玉?』

キリシアが睨み付ける

『貴様達などすぐに殲滅されるぞ!!逃がしてくれたら、リベリアに無事に帰してやる!』

重臣が叫ぶ

『ちょっとお仕置きするよ』

キリシアが微笑みながら言い、重臣をボコボコにすると、エビリアが回復させている。兵士達はリリシャが微笑みながらお仕置きを始める


騎士達が苦笑いしながら出てくる

『フローネ師、リーベル師終わりましたので領主派の重臣と兵士を解放に行きます』

騎士が苦笑いして言う

『領主様は?』

リーベルが聞く

『既に殺したと言っていました』

『え?・・・・本当に・・・・』

『重臣達に聞くしか有りません』

騎士が言うと、キリシア達が牢屋に向かい、重臣と兵士を解放して、代わりに反逆者を牢屋にいれる


『申し訳有りません。キリシア様』

重臣達は涙目で頭を下げる

『どうしてこうなったの?』

『実は海軍が報告に来たのですが、要求を断ると海兵と重臣達に襲われて領主様は殺されました・・・』

重臣が説明をする

『先程聞いた話と同じですね』

メトリシアが言う

『そうだね・・・キリシアどうする?』

マルスがキリシアに聞く

『取り敢えず潰す!!騎士団長にすぐ来い!!と言っておいて』

キリシアが騎士に微笑みながら言う

『やっぱりそうなりますか・・・すぐに王都に報告に行きますか?』

『門番に通して貰えるか解らないから、海軍を潰してからで良いよ』

キリシアが微笑みながら言う


重臣と兵士は信用出来る者を集めると領主の館の警備を強化する

領主の遺体を見付けて、重臣と兵士は怒り心頭している

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[一言] 「重臣と兵士は信用出来る者を集めると領主の館の警備を強化する 領主の遺体を見付けて、重臣と兵士は怒り心頭している」 ここの領主、本を読み終えるまでに犯罪者を処刑すると約束していたのに、実行…
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