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クレシアとミドル

翌日、昼から料理と庭にテーブルを設置して準備をしている

『クレシアと言う方が来られました』

ラーザが伝えにくるとリビングに通して貰う

『本日は招待ありがとうございます』

クレシアが笑顔で言うと

『クレシアさん、まだ早いですが・・・』

フローネが微笑みながら言うと

『どのような料理を作られているのか見たくて早く来ました。見学してもよろしいですか?』

クレシアが笑顔で言うと

『え?いいですよ』

キリシアが笑顔で言うと、リリシャも頷いている

『ありがとうございます。実はパンの魔法窯を使い始めてから、他の魔道具がどんな物が有るのか興味が有ったので招待して貰えて、嬉しくて我慢出来ませんでした』

クレシアが微笑みながら言うとエプロンをして厨房を覗いて肉用の窯をじっくり見ている

『あのーお客様、何か有りましたか?』

ステラがクレシアに聞くと

『凄いですね・・・この窯・・・肉の表面が焦げないで焼けるなんて・・・』

『昨日、マルス様が作られました。使ってみて驚いております』

『え?昨日、作られたのですか?』

クレシアは笑顔になりステラを見ていると

『あ!クレシアさん、どうかなさいましたか?』

メトリシアが笑顔で言うと

『素晴らしい魔道具に見とれていました』

『マルス師匠から、魔道具の説明と案内をするように頼まれましたので案内しますね』

メトリシアが笑顔で言うと、クレシアは嬉しそうに家の中を見回り

クレシアが笑顔でメトリシアと話しているとキリシア達の所に戻ってくる

『キリシアさん、リリシャさん、マルス君、素晴らしい魔道具ですね』

クレシアはハイテンションで言うと

『気に入って貰えて良かったです』

マルスが言うと

『風呂の魔道具と天井のランプ欲しいです!父におねだりしちゃいます』

『風呂は気持ち良いですよー。本当に疲れも取れます』

キリシアが笑顔で言うと

『そうですね。私も毎日通っていますから』

フローネが笑顔で言うと

『羨ましいです!毎日風呂に入れるなんて!絶対父を説得します!』

クレシアが笑顔で言うとアニーがパンとスープを持ってくる

『口に合うか解りませんが、試食お願いします』

アニーが笑顔で言うとクレシアはスープを飲んで笑顔になっている

『このスープ、煮込むのが大変ですよね・・・』

クレシアが笑顔で聞くと

『魔法の鍋でじっくり煮込んでいますので、かなり簡単になりました』

『素晴らしいですね。え?この味はもしかして卵を生地に?』

クレシアが驚きながら聞く

『これは蒸しパンです。柔らかくて美味しいですよね』

アニーが笑顔で言うと、キリシアが食べ始めている

『後で作り方を教えてください!』

クレシアは笑顔で言うとスープとパンを食べている

『食べすぎると食事が食べれなくなりますよ』

フローネが微笑みながら言うと

『そうですね・・・・だけど食べたい』

クレシアが苦笑いするとみんな笑い出す

『みなさん、こんにちは』

ミドルが入ってきて言うと固まっている

『ミドル、どうしたの?』

キリシアが言うと

『クレシア様、もう来ていらしたのですね・・・』

ミドルは驚きながら言うと

『料理をしている所から見たかったのですが、魔道具を見学させて貰いました』

クレシアが笑顔でミドルに言うと

『ミドル、覚悟した方が良いですよ。クレシア様を招待したから魔道具の注文が入りますよ』

フローネが笑顔で言うと

『え?・・・・あ!!』

ミドルが苦笑いしている

『風呂とライトは必ず欲しいです。後は肉用の小型窯と魔法鍋と氷室もですね』

クレシアが笑顔で言うと

『え?肉用の小型窯?ライト?』

ミドルが青ざめる

『あれ?シャンデリア知らなかったけ?』

キリシアが指差すと

『え!!』

シャンデリアを見て青ざめる

『ミドル、しっかりしなさい!諦めて報告をしてきなさい!マルスが研究したから、とんでもない魔道具が次々と出来ていますが、それだけで無いですよ!』

『しししっ師匠!!どう言うことですか?』

『あなたが前回報告した後、どんな魔道具が生まれましたか?』

『え?・・・・結界!!』

ミドルが涙目になる

『それだけ?』

『魔法窯とレビテーションとシールドとマジックシールドとフィールドバリアもだよね・・・あ!氷室は報告したっけ?』

『え?・・・・していません』

ミドルが泣き始める

『ミドル、しっかりしてくださいね』

クレシアが笑いながら言うと

『申し訳ありません』

ミドルが落ち込む

『あ!魔力の通る革も無くなってきたから欲しいな』

マルスが言うと

『アーメルドから取り寄せてね。ミドル』

キリシアが笑いながら言うと

『あ!はい・・・』

ミドルが苦笑いしている

『(クスクス)ミドルはキリシアさん達に何も言い返せないのですね』

クレシアが笑いながら言うと

『私が至らないので』

ミドルが呟くと

『しっかりしなさい、一番年上なのですから!』

フローネが苦笑いしている

『お兄ちゃん、勉強終わったよ』

レティナが笑顔で言うとマルスの元にくる

『エミールお姉ちゃん、優しいから楽しかった』

レティナが笑顔で言う

『レティナ、クレシア様に挨拶をしてね』

マルスが言うとレティナがクレシアに挨拶をすると

『マルスさんの妹さんですか?』

『はい!そうです、両親が自分に預けて村に帰りましたので』

『そうですか・・・私の末の妹より小さいですね』

クレシアが笑顔で言うと

『あ!そうでしたね・・・魔法使いの修行を始めたと聞いています』

ミドルが言うと

『そうなのですか?』

フローネが驚くと

『実は今日も一緒に行きたいと駄々こねられました。リベリアの英雄に憧れていますので魔法使いになると言っています』

クレシアが苦笑いすると

『それで・・・リシリアとエミールの事を聞いてきたのですね』

フローネが笑う

『そうです!父はリリシャ様とマルス様の弟子なら魔法師長として長く登用して妹に魔法を教えて貰えると考えています』

クレシアが苦笑いしている

『断られますね。師匠が師匠ですから』

フローネが言うとみんな笑い出す

『魔法師長よりも御二人の弟子の方が凄いと思います』

クレシアが笑顔で言う


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