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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
4章 リリシャと東の動乱
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帰宅と練習?

警備隊隊員は馬に乗り、周囲を確認に走り回り、リザードがいないのを確認している

『もうじき日が暮れるね』

キリシアがリリシャに言う

『そうだね。今の所、周囲に気配無いから大丈夫だと思うけど』

リリシャは微笑みながら言うと

『今、馬車を用意させている』

ガシリオが笑顔でやって来て言うと

『騎士団はどうなっているの?』

『真面目に片付けをしているが、キリシアとマルスの実力に驚き過ぎて自信を喪失だな!』

ガシリオが笑い出す

『そうだな・・・・あれだけ見せつけられたら、次元の違いを実感出来たと思う』

ロイドが苦笑いしている

『うふふふ、お祖父様に良い報告が出来ます。師匠を怒らせたらビックリザードが雑魚と宣言されてしまいますと!』

メトリシアが笑いながら言う

『だって雑魚は雑魚でしょ!』

『はい!キリシア様!!』

『ビックリザードを一刀両断した瞬間、騎士達は身動き出来なくなっていましたからね』

『あ!デストラなんて泣き崩れて「うそだ」と叫んでいたね』

リリシャが微笑みながら言う

『また今度滅多打ちにしようかな?』

キリシアが言うとみんな笑い出す


馬車がやって来るとウイントレスが降りてきて、門の惨状を確認するとこっちにやってくる

『まさか再び救われるとは・・・ありがとうございます』

ウイントレスが頭を下げて言うと

『え?領主たるものが頭を下げたらダメですよ』

メトリシアが言う

『これは一個人としてのお礼です。褒美を受け取って貰えないのですから』

ウイントレスが言うと

『ワハッハッハッ!!』

ガシリオが大笑いし始めると、みんなで笑い出す

『こうなると、警備隊にもっと強くなって貰わないと安心して迷宮に潜れないね』

マルスが言う

『あ!そうだね・・・ガシリオ、早く強くなってよ!!』

キリシアがガシリオを見ながら言う

『そうだな・・・隊員を徹底的に鍛えるしか無いな』

『うむ・・・・どのぐらい鍛えれば安心できると思うか?』

『全員がルメイルぐらいかな?』

キリシアが微笑みながら言う

『は?無理だろ!王国で3番目に強い剣士以上など』

ガシリオが苦笑いする

『マルスが本気で鍛えたら何日で鍛えられるかな?』

『え?うーん、10日でどのぐらい上がるかやってみたいな』

マルスが微笑みながら言う

『10日でどのぐらい強くなるかか・・・・ほとんど変わらないな普通なら・・・マルスなら地獄の猛特訓を軽く越えるか・・・2人預ける。地獄のしごきを頼んだ!!』

『4人ぐらいにしてよ』

『解った!頼んだぞ!!』

ガシリオがニッコリして言う

『もしそれで効果が有れば、全員を順番に鍛えて貰う必要が有るな』

ウイントレスが呟くと

『師匠ばかりに押し付け無いでください。修行が止まります』

メトリシアが苦笑いしている

『そうだな・・・・悪かった』

ウイントレスが苦笑いしている


『ただいま!』

みんなで家に入ると

『おかえりなさい』

フローネは全員を見てほっとしている

『お兄ちゃん!!』

レティナはマルスに抱きついているとマルスが頭を撫でている

『怪我がなく良かったですね』

『雑魚しかいなかったから、余裕です』

キリシアが笑いながら言う

『雑魚でもリザードなら油断してはダメですね』

『キリシア師匠の雑魚はビックリザードのことです』

ミリアが言うとみんな笑っている

『は?ビックリザードが雑魚?』

『一刀両断してから、弱い!と叫んでいました。騎士団団員は唖然と立ち尽くしていました』

『・・・・もう手遅れですね』

フローネが苦笑いしている

『本当にデカイだけで弱いからだよ』

キリシアが笑いながら言うと

『そういえば、リリシャ師匠も一撃でビックリザードを倒していたよね』

『は?リリシャまさか本気で魔法を?』

『普通です。強さは22層のモンスターと同じぐらいなのかな?』

リリシャが微笑みながら言う

『確かに、22層の大きなカークロッチと同じぐらいなのかな?』

マルスが笑顔で言うと

『あなた達の基準がおかしいのは、迷宮20層が基準だからですね』

フローネが苦笑いする

『だからリザードを弱いと感じるのですね』

リシリアが笑顔で言う

『え?リシリアまで何を言うのですか?』

『ファイヤーアローで一撃で倒せるので・・・・』

『え?まさか・・・・常識が無くなり始めているのですか?』

『え?そうですか?驚異に全然感じなかったです』

『・・・もうリシリアは相当の実力だからですね』

フローネは考えながら頭を押さえている

『あ!そろそろエビリア達にも魔力での筋力強化を教えても大丈夫かな?』

マルスが笑顔で言うとリリシャが微笑んでいる

『え?私は?教えて貰えないのですか?』

ミリアがマルスを見て言うと

『え?教えてなかったけ?エミールだけだったかな?』

『全員で訓練しましょう。魔力消費がかなり有るので良い鍛練になりますね』

リリシャが微笑みながら言うとみんなで練習の為に庭に出ていくとみんな真剣に練習を始める


『エビリア、足に魔力を移動させながら、筋肉を強化するイメージをしてから、飛び上がる時に高く跳ぶイメージを作って飛び上がって!』

マルスが言うとエビリアは飛び跳ねると人より高い位置まで飛び上がり、着地失敗して転ぶ

『大丈夫かな?』

『はい・・・高く跳べました』

エビリアは呆然としながら寝転び答えると、クレスタも同じように飛び跳ねみんな何回も飛び跳ねている

『跳ぶだけでなく、筋力を強化すれば重たいものも持ち上げられるから、訓練していてね』

マルスはそう言ってみんなを見ている

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