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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
4章 リリシャと東の動乱
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セリアトアとテシアと日常

みんなで物件を見に行く

『お久しぶりです』

シュルトが笑顔で待っていた

『こちらの物件ですが、中を確認してください』

シュルトが言うと、みんなで中を確認する

『結構広いね。元から上の階は貸し出し用だったのかな?』

『その通りです。成人したばかりの人や冒険者が住んでいた様です』

『地下も有るんだね、結構広いね』

『倉庫に出来ますが入り口が1つしか有りません』

『飲み水はどうすれば良いのかな?』

『ここが井戸になりますが、一度清掃が必要です』

『セリアトアさん、どうですか?』

『え?非常に良い物件と思います。火を起こすのが怖いですが』

『なら大丈夫だね』

『少し改装して貰えるかな?』

『どのように改装しますか?』

シュルトが聞くとマルスが説明を始めるとみんな意見を言い出す


『本当に即決で買われてしまうのですね』

セリアトアが言う

『当たり前です。必要なら簡単に買いますし、魔道具も簡単に貸し出します』

ミドルが苦笑いしながら言う

『夫が凄いと言っていましたがどのぐらい凄いか解りませんね』

『すぐに解ります』

ミドルが微笑んでいる

『セリアトアさん、屋敷は売却でよろしいですか?』

シュルトが聞くと

『あ!はい、売れますか?』

『今は難しいです、この状況ですと数年はかかると思います』

シュルトが言う

『そうですよね』

セリアトアがうつむく

『シュルト、いくらぐらいなの?』

『え?隊長の家ですか?』

『そうだよ』

『えーと、今の価格からしたら金貨700枚ぐらいになります』

『わかった!後、隣の奥様も引っ越すと言っていたからいくらかな?』

『そちらは家が完全にダメですので、金貨600枚となりますね』

『両方で1300枚ね。準備できたら買うから取っておいてね』

キリシアが笑顔で言う

『え?・・・・えーーーーー!』

セリアトアが驚いて声をあげると

『何故ですか?』

シュルトも驚くと

『弟子が増えすぎたから部屋が足りなくなりそう。それとマルス用の大型付与魔法する土地が欲しかったから』

キリシアが笑顔で言う

『ななな何を作るつもりですか!!!』

ミドルが青ざめて言う

『大きな魔道具を作る時用だよ。だけど、どうせだから建物もモデリングで作ろうかな?』

マルスがニヤニヤしている

『面白そう!マルスの好きにやって貰おう』

キリシアが笑うとみんな想像して笑顔で見ている

『資金と材料集めの為に迷宮に潜ろうね』

マルスが微笑みながら言う

『楽しみだから、久しぶりに迷宮の日々にしよ』

キリシアが笑顔で言う


マルスは工房でバリアフィールドの魔道具を改変して作成する

『リリシャ、この魔道具、明日迷宮で使用してみよ』

リリシャはバリアフィールドの魔道具を見て

『休憩用ですね』

リリシャが微笑みながら言う

『簡易の魔道具はもういらなくなったね』

マルスが微笑みながら言う

『騎士団にあげる?』

『そうだね、簡易結界だから数人なら大丈夫だね』

『ミドルから売って貰おう』

リリシャが笑顔で言う

『後は何を作ろうかな?』

『マルスは何を作りたいの?』

『シールドやバリアを魔道具に出来たら身を守りやすいかな?』

『それ、レティナちゃんに持っていて欲しいですね』

『後は馬車を作ろうと思っているよ』

『え?馬車を?』

『乗り心地良い馬車なら旅をしやすいからね』

『凄いのが出来そう』

リリシャが笑うと、マルスは薪に魔石の粉とマジックポーションをかけてモデリングを使用してから車輪を作り出すと魔石を埋め込む

『マルス何で魔石を埋め込んだの?』

リリシャが驚いて聞くと

『構造強化するつもりだよ。そうしたら壊れないでしょ』

『そうだけど、もしかして全部の部品を魔道具化するつもり?』

『そうだよ。だからどんな馬車になるか楽しみだよ』

『楽しそうだね』

リリシャが微笑む

『これを作ってみよ』

マルスは笑顔で言うとゴーレムの鉱石をモデリングで造形しながら、大きなランプの傘を作り、その下に伸ばした所に小魔石を4つ埋め込んでいくと、ガラスをモデリングで水晶体をいくつも作り始める

『え?もしかしてシャンデリア!』

『そうだよ!ここから革の糸を伸ばして、その先に大魔石でランプ点灯出来れば天井に設置出来るよね』

『それ欲しい!私の分も作って!』

リリシャが笑顔で言う

『上手くいったら全部の部屋に取り付けよう』

マルスは微笑みながら言うと革の糸を伸ばして大魔石は壁に取り付けられる様にプレートに取り付ける

『リリシャ、手伝って、魔力の通りが良いか確認して』

マルスが微笑みながら言うとリリシャが確認を始める

『完璧だね』

リリシャが微笑むと、マルスは魔法陣を発動して魔石に魔法陣を書き込み始める。そして全ての魔石に魔法陣を書き込み終わる

『リリシャ、確認して』

マルスが言うと、リリシャが笑顔で魔石に魔力を通し、全体に魔力が伝わるのを確認すると

『完成だね』

『リビングに設置してみようか?』

マルスが言うとリビングに持っていく。みんなで取り付けて点灯させると

『素晴らしいシャンデリア。それも完璧な魔道具なんて』

メトリシアが目を輝かせて言う

『とうとう常設出来るランプがシャンデリアなんて素晴らしいです』

ミリアが笑みを浮かべている

『沢山作って!!マルス!』

キリシアが笑顔で言う

『ゴーレムの鉱石沢山取ってこないと』

『明日から頑張るよ!!』

キリシアが笑顔で言うとみんな笑顔で頷いている


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― 新着の感想 ―
[一言] 急にシャンデリアという言葉が出てきましたか、今までにこの世界にもあったのかな?
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