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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
4章 リリシャと東の動乱
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リベリアの危機とリザード中編

警備隊隊長は門に向かうが、リザードが壁の上から飛んで入ってくるのを見て

『門だけじゃ無い!今から行っても無駄だ!!』

隊長は止まり

『全員各個撃破するぞ!!何としても時間を稼ぐぞ!』

隊長が言うと隊員達は

『行くぞ!訓練の成果を見せる時だ!リザード等にやられるなよ!!』

隊員達が言うと隊員達はバラバラになってリザードに向かっていく


エビリア達は迷宮に到着すると

『フローネ先生!!』

『戻って来たのですね!早く迷宮に入りなさい!』

フローネが言うと

『私達も迷宮の入り口で迎撃します、師匠達が帰ってくるまで何としても』

クレスタが言う

『レティナちゃんはギレリムと一緒に迷宮に避難しなさい』

フローネが言うと

『は?俺も?ふざけるな!戦うぞ!』

ギレリムが言うと

『ギレリムはカセテイを護りなさい!マルスが帰ってきた時にレティナを護る人がいなかったらキリシアになんて言われますか?解りますよね』

フローネが言うと

『解った!死ぬなよ!』

『このローブと杖が有ります』

フローネが言うとギレリムはみんなを連れて迷宮に向かい迷宮に入っていく

『先生この剣を実力者に貸して良いですか?』

クレスタが剣を見せると

『あ!その剣は!警備隊の実力者に届けられますか?隊長とガシリオに』

フローネが言うと隊員は剣を持って走り出す

『残りは警備隊のここにいるメンバーで使って迎撃します』

フローネが言うと隊員達は剣を持つ


ガシリオはリザードを倒しながら徐々に窮地に追い詰められていた、隊員達も怪我をしながらも何とか耐えているがガシリオの剣が折れてしまい、ガシリオが下がり始めると

『ガシリオ!!この剣を!!』

隊員が走って来て投げるとガシリオは受け取り、剣を抜きリザードに斬りつけると、抵抗無くリザードを両断する

『なんだ!この剣は!!凄い!!』

ガシリオは呟くと、リザードを次々と切り裂き倒して窮地を脱する

『この剣は・・・マルスが貸してくれた剣だな!!これなら戦えるぞ!』

ガシリオが叫ぶと隊員達は苦笑いすると隊長達が見えてくる

『ガシリオ!避難はどうだ?』

隊長は息をきらせながら言うと

『どこまで避難できたかわからんが、時間を稼ぐしか無い』

ガシリオがいう。隊長は周りのリザードの死骸を見て

『ここは任せて良いか?一度状況を確認したい』

『任せておけ!』

ガシリオが笑いながら言うと

『隊長これを!クレスタさんとフローネ様から渡すようにと』

剣を受け取ると

『マルス殿の魔剣だな!』

隊長は微笑みながら言うと後ろからくるリザードに斬りかかり両断する

『凄い!剣が押し負ける気がしない!それに力が沸いてくる!!』

隊長は微笑みながら言うと傷の深い者達を連れて迷宮の入り口に向かうとガシリオ達はリザードを必死に撃退している


隊長は迷宮入り口付近に到着すると、多くの人が集まっているのが見える。冒険者達が必死にリザードを撃退している

『頼もしい・・・冒険者がいなければここまで対抗は出来ないな・・・』

隊長は呟くと隊員と中に入っていく

『フローネ殿!避難は出来ているか?』

隊長はフローネを見つけて声をかけると

『隊長!見ての通り徐々に迷宮内に入っていますが、なるべく一層と3層に待機するように冒険者が誘導していますが冒険者の数も足りないですね』

『一人でも多く生き残ってほしい・・・』

隊長は周りを見渡しながら言うとクレスタとエビリアが隊員に回復魔法で回復を始めてくれている

『フローネ殿、入口付近で防御を固める準備をした方が良いな・・・多勢に無勢・・・攻撃と防御に別れて戦うしか無い・・・』

隊長が言うと

『警備隊隊員を集めてくれた方が良いですね。各個撃破されてしまいそうですから』

フローネが言うと

『お前達は3人1組で周囲を回り、兵士と隊員に迷宮の入り口に集結するように伝えろ』

隊長が言うと隊員が走っていく。そして隊長は5人を連れてガシリオを迎えに行き、ガシリオ達を連れて帰ってくるがそこに

『ガォーー!!』

多きな咆哮と共に大きなリザードが現れる

『撃退するぞ!!』

隊長は闘気をまとい、ビックマザーリザードに立ち向かうと、隊員とガシリオも次々と斬りつけていくが、素早く後方に飛び退いてかわされる

『速い!!』

隊長は気合いをいれて追撃するが、リザードが噛みつきにくる。隊長はギリギリの所でかわすと、ガシリオの一撃がリザードの足を切り捨てる。隊長は隙を見てリザードに次々と斬りつけ、徐々に追い詰めて、隊長とガシリオがビックマザーリザードの首を切り落とす

『ギリギリだな・・・この剣が無かったら勝てないな』

『気が付いたクレスタ殿に感謝だな』

隊長とガシリオが笑顔で言うと周りのリザードを次々と切り裂いてフローネ達に合流する

『あんな大物まで・・・このままでは』

フローネは呟きながら出迎える

『フローネ殿は入口付近に移動してください。出来れば回復魔法で怪我人の治療をしてください。前衛は私達が何とか持たせます』

隊長が言うとフローネは頷いているとビックマザーリザードが3体現れると隊長達は必死に撃退しようと戦うが、隊長が1匹目にトドメをさすために全力の一撃を与え倒したが距離を取っていたビックマザーリザードに弾きとばされた所をもう一匹に噛みつかれる

『あぎゃーーーー!!』

隊長は最後の力を振り絞り、剣を頭に突き立てる。そしてビックマザーリザードは動かなくなる

『隊長!!!!!』

隊員がリザードに槍や剣を突き立てながら近付くと

『俺に構うな・・・・最後まで諦めず戦い抜け・・・あ・とっ・・は・・た・・・の・・・・・』

『隊長!!!』

隊員が叫ぶそして隊長を担いで下がる、ガシリオと残った隊員は必死に戦い何とかビックマザーリザードの最後の一匹を倒すが4人が避けきれず弾きとばされ重体になっているのを確認して

『仲間を担いで下がれ!殿は俺達がやる!!』

ガシリオの指示で、全員が下がり始める。もう一匹ビックマザーリザードが現れると、ガシリオは隊員と共に戦い、ゼダルが合流して撃退しようとする。ゼダルの一撃が深く突き刺さるが、ビックマザーリザードは腕に噛みつく。その直後にガシリオの一撃がビックマザーリザードを斬り裂き、トドメをさす



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