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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
4章 リリシャと東の動乱
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リベリアの危機とリザード前編

翌日から迷宮探索を再開する。そして5日後、キリシアとリリシャとマルスとミリアとアニーとルメイルで迷宮に向かい、19層20層のゴーレムを殲滅しての帰り途中

『何だか上の階層騒がしいね』

キリシアが呟くと上の階層で多くの人の気配がするそして一層に上がると

『何で冒険者じゃない人がいるんだろう』

マルスが人々を見て言うと

『何か有ったのかな?』

リリシャが少し心配になり、出口付近に到着すると冒険者達が気が付き道を空けてくれるとヘザーネがいる

『キリシアさん大変です!町にリザードの大群が雪崩れ込んで大変な事態になっています!!』

ヘザーネは涙を流しながら言うと

『え?何故?リザード!!』

『お願いです!普通の冒険者では無理です!討伐に加わってください!!』

ヘザーネは涙を流しながら言うと

『解った、見てくる!』

キリシアが言うと、みんな荷物を置いて地上に向かおうとする

『お願いします』

ヘザーネが言うとキリシアは微笑み、全速力で走り出す、ヘザーネは後ろ姿を見送る


キリシア達が迷宮から戻る前、町の壁の上から監視している兵士は異様な群れを見つけて、急ぎ、城門を閉める様に走り出す

『大変だ!魔物の群れが向かってくる!!閉門!!!』

兵士が言うと門番は急ぎ門を閉め始める

『何だ!!あの大群は!りりりリザード!!弓矢で応戦準備しろ!!』

門番の隊長は青ざめながら言うと、門番達は門を閉めて兵士達は壁の上に上がり、青ざめている

『緊急事態の鐘と狼煙をあげろ!領主様に使いに走れ!!』

門番の隊長が言うと、兵士達は狼煙をあげて鐘をならし始める


警備隊詰所で鐘を聞いた隊員達は、狼煙を見つけて緊急事態を認識すると

『何が起きた!あの狼煙は緊急事態!すぐに確認に走れ!後の者はすぐに出撃準備だ!!』

隊長が言うと隊員達は慌ただしく動き始める。そして馬に乗った隊員が門に向かうと、既にリザードに向かって矢を放つ兵士達を見つけ壁の上に上がる。リザードの大群に埋め尽くされた外が見える

『ななな何が!』

隊員は事態を目の当たりにしてすぐに降りて

『リザードの大群に囲まれている!すぐに避難させるぞ!』

隊員が言うと隊員達はバラバラになりながら馬を走らせて避難する様に叫びながら詰所に向かう

『隊長大変だ!リザードの大群に囲まれている!』

『なんだと!持ちこたえられそうか?』

『無理です!住民を避難させるしか無いです』

隊員は隊長に詳しく状況を伝えると

『半分は続け!時間を稼ぐぞ!残りは住民を避難させろ!ガシリオ、ギルドの冒険者達に町の防衛と避難する住民を迷宮に避難させる為の護衛も頼め!!』

隊長はそういうと隊員達を連れて門に向かう、ガシリオは隊員数人とギルドに向かう

『何が有ったのですか?』

フローネが隊員に聞くと

『避難してください!魔物の大群が攻めてきました!フローネ様、迷宮に避難するように隊長の指示です』

隊員が言うと

『え?!すぐにみんなを避難させないと・・・』

フローネが言うと

『レティナちゃん避難させないと!!』

エビリアが言う

『同行します』

隊員が言うと、エビリアとクレスタは走り出す。混乱の中、屋敷に到着すると

『え!何が起きているのですか?』

ラーザが不安そうに言うと

『すぐに全員を連れて迷宮に避難します。なるべく武器を持って行きます』

エビリアが言うとクレスタが思い出したように隊員と工房に向かい

『あ!有った!この剣を持っていきます!前に貸し出した魔剣です!!』

クレスタが言うと手分けして持っていく


ガシリオはギルドに到着すると

『緊急事態だ!!全員手を貸せ!!』

ガシリオが大声で言うと

『何が有ったのですか?』

ヘザーネが聞くと

『リザードの大群が攻めてきた!数が多いから迎撃は不可能だすぐに住民を避難させる!避難場所は領主の館と迷宮だ!!避難誘導と護衛に手を貸してくれ。時間が無い!!』

ガシリオが言うと

『すぐに行動を起こすぞ!緊急事態だ力を貸せ!!』

ゼダルが言うと、冒険者達は行動に移る

『頼んだ!』

ガシリオはそういうと、急いで要所で迎え撃つ準備を始め、迷宮周辺に住民が集まり、迷宮に入り始める

『フローネ!どうなっている?』

ギレリムが斧を持って言うと

『リザードの大群と言っていましたが、ハッキリとは解りません』

フローネが言うと

『リザードか!数次第だが・・・キリシア達は?』

『迷宮に潜っています!連絡は不可能です』

『帰ってくるまで耐えるしか無いな・・・・』

ギレリムが言うと

『ギレリム!』

ゼダルが呼ぶと

『状況は解るか?』

『詳しくはわからん!ガシリオの慌てぶりからして相当な事だ!』

ゼダルがギレリムに言うと

『耐えるしか無いな!』

ギレリムが笑うと

『なら、武器を貸せ!』

ゼダルが言う

『マルスが使っていた構造強化付きの魔剣を使え!』

ギレリムが投げると

『マルスの剣か!凄い剣だ!』

ゼダルがニッコリして剣を見ていると、悲鳴が聞こえリザードが現れる

『何としてもここで止めるぞ!』

ゼダルは言うとリザードに向かって走り出す。冒険者達もそれに続きリザードと戦い始める

『・・・・ファイヤーアロー!!』

フローネとリシリアの魔法が命中して倒すと

『今の内に陣形を整えるぞ!』

ゼダルが激をとばす

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