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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
4章 リリシャと東の動乱
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弟子の腕輪

翌日、魔道書を読みながら過ごしている

『マルス、付与魔法の準備出来たけど、何を付加しようか?』

リリシャが笑顔で言うと

『メトリシアには、状態異常防御、魔法防御、体力回復、生命力回復、構造強化でどうかな?』

マルスが微笑みながら言うと

『良いね。暗殺対策しておけば安心だね、エビリアとクレスタはどうします?』

『体力回復と生命力回復と毒防御と麻痺防御と構造強化かな?』

『毒と麻痺は冒険者としては大事だよね』

リリシャは微笑みながら言うと、魔方陣の試し書き込みを始める。マルスが書き込みを見ていると、フローネが見に来る

『やはり、腕輪は本気で付与魔法をするのですね』

フローネが苦笑いしながら言うと

『先生、おはようございます』

リリシャは嬉しそうに挨拶すると

『どんな付加内容にするか見に来たら、やはり5つですね・・・それも難易度が高いですね』

『リリシャなら余裕だとは思います』

マルスが言うと、フローネは微笑みながらリリシャを見ている。リリシャは3つとも書き込み終わる

『どれも完璧ですね』

フローネは確認してから魔力を流して、魔力の淡い光が腕輪全体に包まれ完成すると

『リリシャも5つの付与魔法が出来る様になりましたね』

『はい!みんなの喜ぶ顔が早くみたいです』

リリシャは笑顔で言うとみんなの所にいく

『メトリシア、腕輪完成したから大事に使ってくださいね』

リリシャが腕輪を手渡す

『エビリア、クレスタの分も有るからね』

リリシャはエビリアとクレスタに腕輪を渡すと、エビリアとクレスタは、鑑定を始めて青ざめている

『ん?どうしたの?』

リリシャは異変に気が付き尋ねると、

『これは私たちが使ってもよろしいのでしょうか?』

エビリアが青ざめながら言うと

『エビリアさんどうしたのですか?』

メトリシアが疑問に聞くと

『付加内容がとんでもないので、怖くなっただけです・・・』

エビリアが言うと

『え?どんな付加内容なのですか?』

メトリシアが不安になって聞くと

『メトリシアの分は状態異常防御、魔法防御、体力回復、生命力回復、構造強化だよ』

マルスがさらりと言うと

『え?・・・・・・』

メトリシアも凄いものだと理解して青ざめる

『私達のと違うのですね』

エビリアが呟くと

『体力回復と生命力回復と毒防御と麻痺防御と構造強化だから冒険者向けにしてあるよ』

マルスが微笑みながら言うと

『やはり使った方がよろしいのですか?』

クレスタが言うと

『腕輪に名前があるでしょ。専用の腕輪だからね』

マルスが言うとみんな名前を確認して苦笑いしている

『使うしか無いのですね、こんな凄い腕輪ありがとうございます』

メトリシアが笑顔になり言うとエビリアとクレスタもお礼を言うとリリシャは満足そうに笑顔になる

『ここにいると古代魔道具級の魔道具ばかり見てしまうので常識を忘れないでください』

フローネが苦笑いしながら言うと

『はい!先生』

ミリアが笑顔で言うと

『ミリアは既に常識が飛んでいるので常識を知りましょうね』

フローネが苦笑いしながら言う

『え?えーーーーーーー!』

ミリアが固まると

『ミリアもマルスと魔法学院の試験の勉強をしましょうね・・・魔法学院の方が遅れているので答えを間違えやすいので気を付けてください』

フローネが笑いながら言うと

『え?何故ですか?』

『例えば魔法発動時間を早くするには何が必要ですか?』

『え?魔力制御です』

ミリアが言うと

『現在の常識では正確で早い詠唱です』

フローネが苦笑いして言うと

『は?そんな・・・・魔力制御が出来てなかったら魔法なんて使えないのに・・・』

ミリアが苦笑いしながら呟くと

『だからこそ勉強してください』

フローネが笑いながら言うと

『間違いだらけの魔法学院の試験はどうすれば直りますか?』

メトリシアが真剣に言うと

『先生を入れ替えて、本当に知っている人を先生にするべきです。今のミリアやメトリシアに教えられる先生はいないと思いますけど』

フローネが答えると

『弟子入りして一年・・・全部間違いだったと知って、意味の無い勉強だけしていたと思っています』

エビリアが言うとクレスタも頷いている

『そんな・・・魔法学院に通う価値は有るのですか?』

メトリシアが悲しそうな目で言うと

『無いです!今の魔法学院では通う価値は有りません。マルスが作り直せば別です』

フローネが笑いながら言うと

『私達には師匠がいますから魔法学院がどうなろうと関係は有りません』

ミリアが笑いながら言うと

『確かに師匠に魔法を教えて貰えれば凄く成長出来ます。不治の病を治して貰っただけでなく、魔法の基礎も全部教えて貰えたので魔法も使えるようになりました』

メトリシアが笑顔で言うと

『一年か・・・ミドルに今年卒業の仕事の見つからない魔法使いを探してもらって、魔道具に魔力補充係りで雇用して貰わないとね』

マルスが言うと

『あ!それ!ミドルやっているかな?』

リリシャが言うと

『ミドルやってないでしょうね。早めに聞いた方が良いですね』

フローネが苦笑いしている

『ミドル呼びつけて聞き出そう』

キリシアが微笑みながら言うと

『ミドルを泣かさないでくださいね』

フローネは笑いながら言うと

『面倒事持ち込んだら、泣くまで責めます』

キリシアが笑いながら言うと、みんな笑い出す

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