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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
4章 リリシャと東の動乱
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侯爵家からの使い

2日後子爵の館に侯爵家から使いがやって来ると

『反逆者に言う言葉は無い!この恥知らずが!!』

副団長は怒り、男達を捕らえると

『え?何故副団長がここに・・・』

男達は怯えて言う

『まさか、後何人いるんだ!言え!!』

副団長が問いただすと黙り込む男達だった

『副団長面倒だからリリシャに遊んで貰おうか?』

キリシアが微笑みながら言うと

『え?・・・・そうだな、どんな方法を使うか見せて貰おう』

副団長が言うと子爵は青ざめる

『見たくない人は、後で呼びますのでゆっくりしていてください』

リリシャは微笑みながら言うと男達の前に立つ、子爵を始めみんな出ていく

『面倒事を持ち込んだ責任はとって貰いますので覚悟してください』

リリシャは微笑みながら言うと

『・・・・ポイズン』

『ギャァーーーーー!!!』

『・・・・パンシー!!』

男達は転がりながら涙を浮かべている

『キリシア暇でしょ、遊んであげてね』

1人の男だけ

『・・・ポイズンリカバー』

『・・・・パンシーリカバー』

『・・・・ヒール』

男を回復させるとキリシアが訓練用の剣を投げ渡して

『訓練してあげるからかかって来てね。一撃でも私に入れられたらそこでやめてあげる』

キリシアが微笑みながら言うと、男は訓練用の剣を拾い、笑みを浮かべてキリシアに襲いかかるが、キリシアはかわしてから槍で両腕両足を砕き、リリシャの方に転がすと、ミリアが回復魔法で回復させてから、もう一度キリシアが叩きのめしている

『・・・ポイズンリカバー』

『・・・・ヒール』

リリシャは2人の男を回復させてから

『まだまだ楽しんでね。あなた達のせいだから』

リリシャは微笑みながら言うと

『・・・ポイズン!』

男達は涙目で苦しみ出す

『化物!!くるな!助けてくれ!!』

男が叫ぶが、キリシアは容赦なく両腕両足を砕いてから転がすと、ミリアが回復魔法で回復させ

『まだまだ百回は回復させるので、楽しんでくださいね』

男に囁くと

『もうやめてくれ・・・頼むやめてくれ!』

男はそのまま逃げ出すが、キリシアが回り込んで容赦なくボコボコにしてから、副団長の前に転がすと男は必死に副団長の足を掴み、副団長に命乞いを始める

『・・・ポイズンリカバー』

『・・・・パンシーリカバー!』

『悪魔!!!助けてくれ!近寄るな!!くるな!!』

男達はリリシャから離れようとするが

『まだまだ始まったばかりだよね。多くの人に迷惑をかけたのだからまだまだ頑張りなさい』

リリシャが微笑みながら言うと

『・・・・パンシー!』

『・・・・ヒール』

『・・・ポイズン!』

男達は涙目で苦悶の表情を浮かべている

『あれ?キリシア、もう止めちゃうの?』

『副団長から離れないから』

キリシアが苦笑いしていると

『じゃあ交代だね』

リリシャは男に近付くと

『助けてくれ!中隊長と一緒に200人ぐらい集まっている。だから助けてくれ、頼む。何でも話すから頼む。副団長!!!』

男は震えながら副団長の足にしがみついているが、副団長も青ざめて立ち尽くしている

『・・・・パンシー』

『・・・・ポイズン』

男は転がるように仰向けになり苦悶の表彰で涙を流している

2人の男達に

『・・・・ポイズンリカバー!!』

『・・・・パンシーリカバー!』

2人を回復させるが、絶望に身動きせず、仰向けのまま転がっている

『副団長、そろそろ止めないと大変だよ』

マルスが言うと

『へ?あ!えーとそのぐらいで』

副団長が言うと

『副団長に全て吐けば続きは止めてくれるかもね』

マルスが言うと、男達は副団長の足にしがみついていろいろ言っているが、リリシャが近付くと悲鳴を上げて震え始める

『・・・ポイズンリカバー』

『・・・・パンシーリカバー』

最後の男も回復させると男は動かず放心状態になっている

『リリシャは牢屋に入らないから、牢屋なら安全だよね。副団長!』

マルスが言うと

『牢屋に入れてくれ頼む』

男達は必死に言い始めると、副団長は理解して顔が引きつっている


子爵達が戻ってきて、男達を見て青ざめている

『副団長解りましたか・・・見なかった理由が』

『アハハハ・・・・罪人が罪を認めた方が楽ですね。死ぬよりも怖いですな・・・何回死んでも蘇る様なものですからね』

『もう見たくないと思います』

『処刑するよりも良い罰かもしれないですな・・・・』

副団長は苦笑いしながら言うと子爵も苦笑いしている


『騎士や兵士が200人ぐらいとなると、一度態勢を整えてから当たる必要があります』

副団長が言うと

『今まで、どうして気がつかなかったの?』

キリシアが言うと

『え?それは・・・報告がなくて・・・』

『逃亡した人数は解っているよね。処分していないの?』

『それは・・その・・・人数が多すぎて、まだ終わっていないです・・・』

副団長が苦笑いしながら言うと

『事態が悪化するまで何もしないんだね』

『え・・・報告がないので』

『報告も何も、手配もしていないから報告が無いでしょ!リベリアだって、逃亡騎士や魔法使いが冒険者になっていざござ起こしても団長は知らなかったしね』

キリシアが言うと

『それは・・・そうですが・・・団長に叱られました』

副団長が苦笑いしている

『今回も手配して騎士や兵士の逃亡した者を捕まえていないから起きた事態でしょ!』

『それは・・・そうですね』

『他にいないか、王国中探さないとね』

キリシアが微笑みながら言うと

『そうですが・・・』

副団長が返答に窮していると

『逃亡騎士や兵士とは何ですか?』

子爵が質問する

『それは・・・機密だから』

副団長は言葉を詰まらせる

『そうなんだね、既にこんな事態がおきても言えないんだね』

キリシアが圧力をかける

『ん・・・・内密にお願いします』

副団長が子爵に願うと

『解りました、口外しないと約束します』

子爵が言い、みんな同意している

『先の北のゴブリン討伐において騎士団、魔法師団、宮廷魔術師が戦わずに逃亡しました。その上、一部の者が北の領主を軟禁してゴブリンへの対処を遅らせた者達もいました。その為、国王陛下から処分の許可も下りています』

副団長が言うと、子爵は驚き

『今回の騎士達は逃亡した者だったと言うことですね』

子爵が言うと

『その通りです。国の威信が有るので公表は出来ません・・・』

副団長が言うと

『威信も何も、利権を守るため発表出来ないと言う事ですよね』

メトリシアが言うと

『それは・・・』

『騎士団団員は国を守っていると言う事で優遇されていますよね』

メトリシアが微笑みながら言うと

『そうですが・・・』

『それで、こんな事態になったら誰が事態を収拾するのですか?』

メトリシアが言う

『国の威信を掛けて、騎士団でやります』

『本当ですね?冒険者や町の警備隊に依頼はしないように!』

メトリシアが微笑みながら言うと

『え!・・・しないようにします』

副団長は青ざめながら言う

『あー約束しちゃった。騎士団だけで収拾してね』

キリシアが笑顔で言うと

『頑張ります・・・・』

副団長が苦笑いしている

『そちらの方は見た覚えが有るのですが、どちら様でしょうか?』

子爵が質問すると

『マルス様の弟子です』

メトリシアは笑顔で答えると

『メトリシア第4王女様です』

副団長が苦笑いしながら言うと

『え?申し訳ありません。メトリシア王女殿下!』

子爵は驚き、頭を下げると、みんな青ざめ、頭を下げている

『副団長!!言ったらいけないんじゃなかったっけ!!団長が怒るよ!』

マルスが言うと

『あ!申し訳ありません』

副団長が言うと

『口が軽いと祖父に言っておきます』

メトリシアが笑顔で言うと

『そそそそれはやめてください。お願いします』

副団長が頭を下げて言う

『そう言う事で内密にお願いします』

メトリシアが笑顔で言うとみんな頷いている

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 途中飛ばしながら読み返してるけど 今話で メトリシア第4王女って出てるけども! 途中から第2王女で通ってるよね?
[一言] 『先の北のゴブリン討伐において騎士団、魔法師団、宮廷魔術師が戦わずに逃亡しました。その上、一部の者が北の領主を軟禁してゴブリンへの対処を遅らせた者達もいました。その為、国王陛下から処分の許可…
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