表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
3章 北部の危機と付与魔法師
146/1407

食事会後編

メトリシアは、風呂を見て驚いている

『え?この広さ、王宮よりも大きい!』

『湯船も大きいですね』

ケニスが呟くと

『魔道具にあんな使い方が有るなんて・・・』

『王宮ですぐに買うでしょうね。薪が要らないのですから』

ケニスが言うと窯に向かい

『魔道具、どんどん生活に必要な物に・・・』

『使ってみたくなります・・・』

『もしかしたら・・・凄い人に無理矢理弟子入りさせて貰えたのですね』

メトリシアが呟くと

『やっと解りましたか?マルス師匠の凄さが!』

ミリアが微笑みながら言うと

『ミリア、どのぐらい凄いか解らないほど凄いですね』

メトリシアが苦笑いしながら言うと

『慣れれば大丈夫です!』

ミリアがそう言ってテーブルに戻ってくると、みんな魔道具の事を話しながら食べ物を食べている


『そろそろデザートかな?』

キリシアが言うとアニーは笑顔で鍋を持ってくる

『え?何ですか?』

フローネは嫌な予感がしながら見ていると、アニーはミルクと果実の汁を混ぜながら、かき混ぜて凍らせていくとジェラートが完成する

『え?これは』

取り分けた物を食べて

『美味しい!!こんな物が有るなんて!!』

『これだけで店が出せるぞ!』

『こんな素晴らしい物食べられるなんて・・・』

みんな笑顔で感想を言っているが

『ししし師匠、どうしたら良いのですか?』

ミドルは泣きそうになっている

『ミドル、しっかりしなさい!』

『師匠・・・どうしたらこんな魔道具考えられるのでしょうか・・・』

『リーベルまでそんな事を』

フローネはマルスを見ている

『暑くなるから氷の魔道具を考えて、部屋を冷せるから、水差しを作ろうと思ったけど、鍋が出来てきたから、鍋に付与魔法使っただけですよ』

マルスが言うと

『それでこの絶品を・・・』

リーベルは味わって食べている

『これも献上して知れ渡ると、数百必要になります』

ミドルがいうと

『ギレリム、頑張ってね』

キリシアが言うと

『いくらでも作るぞ!だからどんどん材料を取ってこい』

ギレリムが笑いながら言うと

『え?材料を取ってこい?』

リーベルは気が付き鍋を見ている

『まさかゴーレムですか?』

ヘザーネが言うと

『流石ヘザーネだ!だから市場に出ない』

ギレリムが笑うと

『材料はキリシアさん達しか取ってこれないから同じものを作れないと言う事ですね』

バイルが苦笑いしながら言うと

『これではいくら依頼が来ても無理ですね』

ヘザーネは理解して笑っている


帰り際に隣の奥様達こんな魔道具なら全部欲しいと言いながら帰っていく

『ちょくちょく遊びに来ても良いか?』

隊長が苦笑いしながら言うと

『良いですけど、料理が気に入りましたか?』

『素晴らしい魔道具ばかりでした』

隊長の奥様が言うと

『だから時々食べにくるからな』

隊長は笑いながら言うと帰っていく

『本日はありがとうございました。こんな素晴らしい料理食べれて光栄です』

レイリアが言うとナディアも同意している

『王宮の料理より凄いかもしれないと思ったぞ』

ガシリオが言うとロイドも頷いている

『アニーが喜ぶと思うよ』

『明日、時間有るなら騎士団長を叩きのめさないか?』

ガシリオが笑いながら言うと

『良いよ、仕返ししておきたいから手加減抜きね』

キリシアが笑顔で言うとみんな苦笑いしている

『団長の悔しがる顔が楽しみだ』

ガシリオが笑い出す


みんなを見送ってから、フローネとリーベルとリシリアは風呂に入りにいく

『メトリシアどうだった?食事会は?』

マルスが聞くと

『驚き過ぎて疲れました』

『そう言えばミリアがどのぐらいの魔法使いになったか知っている?』

『え?そう言えば、前会った時より自信が漲っています』

メトリシアが言うと

『シルトバス家始まって以来の最低の魔法使いと言われていたのは知っています』

ケニスが言う

『そうだよね。会った時は全く基礎が出来てなかったから大変だったよ。だけどシルトバスの名は名乗らないと約束しているので、その名は言わない様にしてください。理由も察して貰えますね』

マルスが言うとリリシャが微笑んでいる

『あ!そう言うことで亡くなったと・・・・ミリアはもう天涯孤独なのですね』

メトリシアは察して言うと

『了解しました』

ケニスが頭を下げる

『あとケニスさんは魔法は使えないのですか?』

『はい、私は使えないです』

『じゃあキリシアとルメイルに剣を習ってくださいね』

マルスが言うと

『あ!解りました。ありがとうございます』

ケニスは微笑みながら言う


風呂からフローネとリーベルとリシリアが上がってきて

『良いものですね』

フローネが言うと

『師匠達は入ろうと思えば、ここに来れば入れるのですね。羨ましいです』

リーベルがフローネを見ながら言うと

『毎日通いそうですね』

フローネは微笑みながら言う

『毎日来てください』

リリシャが微笑んでいる

『しかし、今回は驚かされましたね。知らないであなた達の魔道具を見せられる方はこんな感じなのですね』

フローネが苦笑いしながら言うと

『成功です』

リリシャが微笑みながら言う

『リリシャ様、全部欲しいと思いました』

リシリアが笑顔で言うと

『リシリア、あなたは常識を持ち続けなさいね。そうしないと大変な事になります』

リーベルが苦笑いしながら言うと

『あ!師匠と同じことを言うのですね』

リシリアは嬉しそうに言うと

『当たり前です。ここにいたら常識が吹き飛びます!!』

リーベルが言うと

『ミリアは既に失敗した様です』

フローネが苦笑いしながら言うと

『え?まさかマルスに感化されてしまいましたか?』

『完全に・・・エミールを追い抜くのも時間の問題です』

フローネが言うとリーベルが引きつっている

『リシリア、あなたは絶対マルスに感化されないようにしてください』

リーベルが言うとリシリアは頷いている


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ