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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
1405/1407

結婚式の準備

クレゼオルド・リオンドの町に向けて飛んでいき、キャス号が町に近付くと、町の周囲を飛んでから屋敷の裏に着陸する

『英雄様、お帰りなさいませ』

プリエナが笑顔で頭を下げている

『プリエナさん、変わり無い?』

『はい、マルス様、移民達が畑を耕し始めました』

プリエナが笑顔で説明している

『プリエナちゃん、頑張ってますね』

クエリス達が降りてきて微笑みながら言う

『え! クエリス様!! ステラ様!! ハロイナ様まで!!』

プリエナが驚いてクエリス達を見て叫ぶ

『マルス様の結婚式ですから、会場の確認と手伝いに来ましたよ』

クエリスが微笑みながら言う

『クエリス様・・・ありがとうございます・・・お願いです!マルス様にどんどん建物を建てない様に言って下さい』

プリエナが涙を浮かべて説明をしている

『プリエナちゃん、厨房を案内して下さいね』

クレシアが笑顔で近付いて言うと、レセナとアニーも付いてくる

『え! クレシア様!!』

プリエナが慌てて頭を下げている

『楽しみですね』

クレシアが笑みを浮かべている


マルス達が屋敷に入り、全員を案内してからゆっくり寛ぎ始めると、プライゼナスがやって来ると、レーゼンとミーレスと相談をしてから部屋を出ていく

『マルス、次は何しましょうか?』

リリシャが笑顔で聞く

『キリシアは?』

『闘技場に向かいましたよ』

『何をしようかな? 港からどうやって町に人や荷物を運ぼうかな?』

マルスが考えながら呟く

『魔導車でも作りますか?』

『馬車よりも良いかな? どうせなら・・・』

マルスが笑顔で考え始める


数日後、マルス達は完成した魔導車を港に向けて走らせている。港で待っている海兵達が驚いたように魔導車を見ている

『完成かな?』

マルスが笑顔で言う

『マルス、何故3台連結させたのですか?』

リリシャが微笑みながら言う

『面倒だから多く人を運べる方が良いよね?』

『世界で初めての人を運ぶ魔導車ですね』

リリシャが嬉しそうに微笑んでいる

『マルス師匠、誰が運用するのですか?』

ミリアがマルスの顔を見て聞く

『ミーレスが何とかするでしょ』

マルスが笑顔で言う

『やっぱりマルス師匠です』

エビリアが笑っている

『運用なんて考えているはずが無いのですから』

クリスタも笑って言う

『プライゼナスさんが何とかするよ』

マルスが笑いながら言う

『町まで帰りましょう』

リリシャが笑顔で言うと、操作している


宿屋の前まで到着すると、レセナ達が興味津々に魔導車を見ている

『マルス様、この魔導車に乗れるのですか?』

レセナが嬉しそうにマルスを見ている

『レセナ様良いですけど・・・人数オーバーかな?』

マルスがレセナ達を見ている

『マルス、誰かに任せて次を作りましょう』

リリシャが微笑みながら言う

『カミラ、任せた』

マルスがカミラを見て言う

『マルス様、操作はしますけど・・・カミラ号では無いですから』

カミラが警戒しながら言うと、ソリナが爆笑している

『ミーレスの町の魔導車だから、カミラ号にならないよ、王都で作ったらカミラ号にするけど』

『絶対に作らないでください!!』

カミラが大声で叫ぶと、レセナ達が爆笑している


レセナ達が魔導車に乗って魔導車が港に向かって進んでいくと、マルス達は工房に向かい、次の魔導車を作り始めている。日が暮れる頃にミーレスとレーゼンが慌てた様にやって来る

『マルス様、魔導車を増産しないで下さい』

ミーレスがマルスを見付けて叫び、外観が出来上がった魔導車を涙目で見ている

『ミーレス、後は任せた』

マルスが笑顔で言うと、レーゼンが笑っている

『どうすれば良いのですか!! こんな魔導車ここに有ったら人が集まります・・・盗まれたり、貴族が煩そうです』

ミーレスが泣きそうになりながら叫ぶ

『レーゼン、頼んだよ』

マルスがレーゼンを見て言う

『えーと、家臣の1人に任せて運営させますが・・・人手が足りないです』

レーゼンが苦笑いして言う

『誰か壊してくれるかな?』

『あ! マルス師匠が壊して欲しい発言です』

メトリシアが嬉しそうにマルスを見ている

『マルス師匠、壊すのも無理なのに追加を作ろうとしてませんか?』

ミーレスがマルスがモデリングで木材の形を変えているのを見ている

『この魔導車は闘技場用かな? 次のはフライディスク魔法練習場用だよ・・・最後は屋敷用も作ろうね』

マルスが笑顔で説明している

『ミーレスちゃん、諦めて下さいね、人が多くなりますから』

リリシャが笑顔で言うと、ミーレスが泣きそうになっている


数日後、魔導車を作り終え、リビングで寛いでいる

『マルス様、レティナ様達が帰ってきました』

ステラが微笑みながら呼びにくると、マルス達が屋敷の外に出ていく

『あ! お兄ちゃん!! 獲物居たよ』

レティナが満面の笑顔で言うと、大きなボアを指差している

『大きいね』

マルスが巨大なボアを見て言う

『早速解体させますね・・・料理も楽しみにしていて下さいね』

アニーが微笑みながら言うと、歩いて行く

『クレシア様が喜びそう・・・』

マルスが呟き、ボアを見ている


ヘルト達もボアを確認してから、バッファロー等の獲物を見て回り、クレシアとレセナがどんな料理にするか相談を始めている。ビレストがレセナ達の話を聴きながら笑みを浮かべている

(どんな料理になるか、楽しみですね・・・あの大きさ・・・ギガントボアですね・・・1国の軍隊よりもレティナちゃん達の方が強いのですね)

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