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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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マルスの散歩 後編

マルス達が屋敷の門に到着する

『マルス様、お帰りなさい』

バルタが笑顔でマルス達を見ている

『バルタただいま、何か有ったかな?』

『クレシア様が来訪しています』

バルタが笑顔で言う

『レセナ様と楽しんでいるのかな?』

マルスが笑顔で言うと、ヘザーネが驚いている


屋敷に入り、リビングに入る

『あ! マルス師匠!! 遅いです』

メトリシアがマルスを見ていると、ヘザーネが全員の顔を見て青ざめている

『マルス様、お茶会中です。お散歩していたのですか?』

王妃が微笑みながらマルスを見ている

『クレカとメリカのドレスを買ってきました』

『ふふふ、パーティーが楽しみですね』

王妃がクレカとメリカを見ている

『ドレスですか? お腹が・・・』

ヒリアが苦笑いしている

『マルス様、必要です』

メーレシアが微笑みながら言う

『あ! 買いに行きますか?』

マルスが笑顔で言う

『マルス師匠がやる気です!! 買いに行きましょう』

メトリシアが満面の笑顔で言う

『もう一度行くか・・・他に必要な人は居ないかな?』

マルスが考えている

『ナセリさんとクララさんとリリアのドレスも必要です。 ミーレスちゃんとルシアナちゃんも新しいドレスを用意しましょう』

メリアが微笑みながら言う

『礼服作ってなかったかな? 全員連れて行けば良いかな?』

『すぐに出掛ける準備をしますね』

ヒリアが笑顔で言う

『レズオスも必要かな?』

『呼び出しますね』

ヒリアが笑顔で言うと、王妃とビレストが笑っている

『ちょっと買い物を行くように高級ドレスを買いに行くのですか?』

ヘザーネが驚きながら呟く

『マルス様ですから、費用なんて考えてません、高級でも普通のドレスでも、買えば同じだと思ってます。 着ているローブが伝説級のローブばかりですから』

メリアが笑顔で言うと、クレカとメリカのローブを見ている

『伝説級のローブ・・・』

ヘザーネがクレカとメリカを見ている

(マルス様ならどんな効果でも納得しますが・・・聞くのも怖くなります)


マルス達が再び仕立屋に入る

『え! すぐに呼んできます』

店員が驚いて奥に向かう

『マルス様、追加ですか?』

店主が奥から出てくると、ヒリア達を見ている

『帰ったら、必要と言うから・・・よろしく』

マルスが笑顔で言う

『すぐに御用意しますが・・・質の方は・・・』

店主が苦笑いしている

『何でも良いです』

ヒリアが微笑みながら言う

『これで頼んだ』

マルスが金貨の袋を出すと、メリアが奪い取る

『マルス様、後は任せて下さい』

メリアが微笑みながら言うと、店主と相談しながら次々とドレスを持ってきて貰い、次々と試着をしている。メリアが微笑みながらドレスを見ている

(マルス様が金貨の袋を手渡したら仕立屋が困るでしょう・・・金貨100枚のドレスなんてリリシャ様のドレスぐらいしか無いのに・・・)


『マルス様、至急手直しします・・・徹夜してでも仕上げます』

店主が苦笑いして言う

『無理だったら、オルクスに手直しして貰おうかな? アーメルドで数日遊ぶつもりだから』

マルスが笑顔で言う

『え! オルクスに・・・』

『良いと思います。 このドレスの刺繍等は高級品ですから、オルクスさんぐらいしか手直しを頼めません』

メリアが微笑みながら言う

『解りました。 明日の朝まで手直しが終わらない物は、オルクスに頼みます』

店主が考えて言う

『よろしくね・・・もう忘れ物無いかな?』

マルスが笑顔で言う

『次はオルクスさんに頼めば良いです』

メリアが笑顔で言う

『マルス様、この前の礼服も持ってますが・・・』

ミーレスがマルスを見ている

『ミーレスちゃんは、必要です。 お色直しは必要ですよ、必要なら10着ぐらい用意します』

メリアが微笑みながら言う

『え! そんなに高級品は必要無いです』

ミーレスが慌てて叫ぶ

『必要ですよ、あの屋敷ですから多くの貴族が来訪します』

メリアが微笑みながら言う

『怖いです・・・』

ミーレスが不安そうにしている

『サトメル様とクレシア様が全部潰してくれますよ』

メリアが微笑みながら言う

『メリア、潰すと言ったらダメですね、圧力を加えると言いなさいね』

ヒリアが微笑みながらメリアを見ている

『はい、ミーレスちゃん安心して下さいね、何ヵ国の王族が後ろ楯か考えれば、下級貴族なんて何も言えませんよ』

メリアが微笑みながらミーレスを見ている


『あ! 魔法のランプ下ろしたかな?』

マルスが思い出したように言う

『後で王都の分は運んで貰います』

メリアが思い出したように言う

『早く帰ろう・・・ご飯も用意されていると思うから』

マルスが笑顔で言う

『キリシア様がお腹を空かせています・・・あ!! マルス様の御両親様とライオちゃんの礼服用意してません』

メリアが思い出したように叫ぶ

『あ! 用意してない・・・オルクスで良いかな?』

『マルス様、忘れない様にしましょう』

メリアが微笑みながら言い、仕立屋を出ていく。店主が苦笑いしている

『終わったのか? この量・・・手直し終わるか? 最高級も売れたなんて・・・何年振り? 早く仕上げないとオルクスに仕事を奪われそうだな・・・』

店主が呟くと、店員が青ざめている

(今日の売上・・・1年分の売上ですが・・・一括で先に渡して帰りました・・・強盗が怖いです)

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