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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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クレカとメリカの魔法使いランク

翌朝、マルスとリリシャとミリアとクレカとメリカとロメイルとケメルとエリカと一緒に魔法練習場に向かい、アーセルを呼び出して貰う

『マルス様、御用ですか?』

アーセルが微笑みながら聞く

『アーセルさん、これを貸し出します』

エリカがフライディスクを見せる

『ありがとうございます。 フライディスクみんな楽しく遊んでいます』

アーセルが嬉しそうに言うと、宮廷魔術師達が嬉しそうに受け取っている

『メリカとクレカの魔法使いランクの試験受けさせてくれるかな?』

マルスが笑顔で言うと、クレカとメリカが挨拶をしている

『マルス様の屋敷の侍女でしたね、早速準備をさせます。 この頃受けに来る人が減りましたから、すぐに始められます』

『減ったの?』

『今年の魔法学院入学試験楽しみにしています。 実は世界中から留学生が来ています。一番遠くはラーゼリア王国からも2人受けるそうです』

アーセルが微笑みながら説明している

『受かれば良いですね』

マルスが笑顔で言う

『プクレールさんに家庭教師をして貰ったそうです。マルス様の教えが世界中に広がるのが嬉しいと思います』

『プクレールに?』

『オルセント王国を介して、ドワーグニ王国に来訪してラーゼリア国王が自ら頭を下げて、頼み込んで教えて貰ったそうです。 ドワーグニ王国と同盟もしたと聞いています』

アーセルが出来事を説明している

『プクレールの教え子か・・・少ない時間で大丈夫だったのかな?』

マルスが考え込んでいる

『教え子が集まるのは楽しみですね』

アーセルが微笑みながら言う


魔法練習場に入ると、クレカが魔法を放つ準備をしている

『・・・・ファイヤーアロー』

『・・・・ウインドカッター』

『・・・・シャイニングアロー』

『・・・・ストーンハンマー』

『・・・・フリーズアロー』

『・・・・アクアカッター』

『・・・・ファイヤーボール』

『・・・・ファイヤーストーム』

『・・・・ファイヤーキャノン』

クレカが次々と魔法を放っていると、宮廷魔術師達が真剣に見ている

『お仕置きも出来ますか? 後は回復魔法も』

アーセルが微笑みながら聞く

『はい、回復魔法は時々警備隊で練習しています。 生活魔法の方が得意です。侍女ですから』

クレカが微笑みながら使える魔法を説明している


アーセルがマルス達の方にくる

『文句無しにSランクです。マルス様、侍女なのですよね?』

アーセルがマルスを見ている

『リリシャの教え子かな? 侍女に魔法を教えていたからね』

『リリシャ様、侍女にキャノン系まで・・・本当に侍女なのですか? このクラスの魔法を使う侍女が他にも居るのですか?』

アーセルがリリシャを見ている

『全員使えますよ! 王都の屋敷は誰かさんが闘気を教え込んだ所為で教えられませんでしたけど』

リリシャが微笑みながら言う

『リベリアの屋敷の侍女の名前を後で教えて下さい。 Sランクの認定準備をしておきます』

アーセルが考えながら言うと、宮廷魔術師達が頷いている


メリカが魔法放ち終わると、宮廷魔術師達が証を用意して持ってくる

『メリカさん、クレカさんSランクおめでとうございます』

アーセルが微笑みながら証を手渡している

『最低ランクになれて嬉しいです』

クレカとメリカが笑顔で受けとる

『最低ランク? 最高ランクですよ』

『え! 未熟者の侍女ですから、そんな事は無いです。最高ランクはマルス様やリリシャ様の事です。このぐらい全員出来ますから』

メリカが笑顔で言う

『マルス様、この子達に常識的な魔法を見せたこと無いのですか!!』

アーセルが驚いて叫ぶと、宮廷魔術師達が顔を見合わせて笑っている

(マルス様だ!! この子達の常識が吹き飛んでいるのは)

『え! 常識的な? 普通だよね? みんな無詠唱出来るからね』

マルスが笑顔で言う

『マルス様! 冒険者として時々迷宮に潜っているなら、少しは他の人の魔法を見ていないのですか?』

『昨日も21層から23層殲滅してきたけど・・・あ! 魔力のまだ乱れているから、本調子じゃなかったかな?』

マルスが慌ててクレカとメリカの魔力を確認している

『アーセルさんマルス師匠に何を言っても無駄です。 メリカちゃんもクレカちゃんも侍女として屋敷からほとんど出ませんから、ビゼロ達の魔法ぐらいしか見ません』

エリカが説明している

『エリカちゃん、もしかして全員とは・・・レティナちゃん達ですか?』

アーセルが苦笑いしている

『はい、ナディアさんに時々教えて貰ってました。 リリシャ様やリシリア様やエビリア様やクレスタ様が手取り足取り教えてます』

エリカが微笑みながら説明している

『リベリアの英雄様の常識の範囲なのですね・・・何を言っても無駄ですね・・・普通の賢者が未熟者にされるのですから』

アーセルが諦めたように呟く

『クレカちゃん、メリカちゃん、フライディスクで遊んでいて良いですよ』

リリシャが微笑みながら言う

『はい! リリシャ様』

クレカとメリカが嬉しそうに言うと宮廷魔術師達とフライディスクで遊び始める。宮廷魔術師達が勝負を挑み、次々と負けている。宮廷魔術師達はクレカとメリカにコツを教えて貰い、一緒に練習をしている


『マルス散歩でもしますか?』

リリシャが微笑みながら腕を組んでいる

『子供達の様子を見に行こうか・・・』

『そうですね、3年間楽しんで欲しいですね』

リリシャが微笑みながらマルスを見ている

『そうだね・・・あ!!』

マルスが何かを思い出したように声をあげる

『どうかしましたか?』

リリシャがマルスの横顔を見ながら呟く

『クリス様とミーレスとリリア様の卒業記念用意してない!! どうしようか?』

マルスが考えながら言うと、ミリアが笑みを浮かべている。アーセルと宮廷魔術師達が苦笑いしている

(忘れていた方が喜ぶと思いますが・・・この杖の様にとんでもない杖が用意されます)

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