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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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魔法練習場とライネーラ

5日後魔法練習場が完成すると、みんな交代で投げたフライディスクを魔法で打ち落としている

『マルス、広いとフライディスク打ち落とすの中々面白いですね』

リリシャが微笑みながら言う

『無詠唱だと簡単でも、詠唱魔法じゃあ結構な難度かな?』

マルスが笑顔で打ち落としているのを見ている

『毎日遊びそうですね』

リリシャが微笑みながら、マルスの腕にしがみついている

『次はミーレスの町に作るかな?』

マルスが笑みを浮かべている

『そうですね、その前にドワーグニに遊びに行きましょう』

『え! そうだったかな?』

マルスが考え込んでいる

『マルス、家具職人勧誘に行きましょう』

『そうだね、プクレールも連れていこうかな?』

『ギルドを作って貰いましょう』

リリシャが微笑みながらマルスを見ている


ウイントレスは2階からフライディスクを撃ち落としているのを見ている

『フローネ師、この部屋快適だな』

ウイントレスが笑顔でフローネを見ている

『マルスですから・・・この遊びもマルス達しか出来ないですから』

『凄い命中率だな』

ウイントレスが撃ち落とされているのを見ている

『マルス達ですよ・・・普通の魔法使いだと、一番大きいフライディスクに当てるのが精一杯でしょう』

フローネがウイントレスに説明をしている

『これならマルス達がここ町に住み続けてくれるな』

ウイントレスが笑顔で言うと

『その為に許可をしたのですか?』

『そうだな! ミーレスの町に住まれたら大変だからな』

ウイントレスが苦笑いしていると、フローネが笑っている

『マルスですよ、迷宮が無いから住まないの一言でしたよ』

フローネが笑いながら説明する

『マルスだな! 安心したぞ』

ウイントレスが笑っている


数日後、マルス達が出発の準備をしていると、メリアがプクレールとライネーラとヘザーネ達を連れて来ると、ライネーラがキョロキョロ挙動不審になっている

『マルス様、プクレールとライネーラさんを連れてきました』

『顔が大丈夫ですか?』

マルスがライネーラを見ていると、ライネーラはフラフラしながらプクレールの腕を掴んでいる

『え! 飛空艇に本当に乗せてくれるのですか? 不安で・・・』

ライネーラが震える声で言う

『ゆっくり寛いでいたら、ドワーグニまで到着します』

マルスが笑顔で言う

『落ちませんか?』

ライネーラが不安そうにしている

『マルス様達だから、このぐらいの事は普通だよ・・・飛空艇で世界を飛び回るのだから』

プクレールがライネーラの顔を見ている

『プク・・・不安しか無いです・・・王族に無礼を働いたら・・・どうしましょう? 王族に会うのもムリムリムリ』

ライネーラが泣きそうになっている。ヘザーネがライネーラを見てからメリアを見ている

(ライネーラさん、あなたの橫にメリア様が居ますけど・・・王族が橫に居ても気付かないのですから・・・王族よりも偉いリベリアの英雄様が目の前に居ますよ)

『王族の1人や2人なんて、リベリアの英雄様と一緒なら平気だよ』

プクレールが苦笑いしてライネーラを見ている

『プク、王族に会った事が会っても、その余裕何処からくるのですか? 無礼を働いたら・・・どうしたら?』

『ライネーラも何人か会っているよ』

『え! 会ってません・・・会ってませんよね? ヘザーネ様』

ライネーラが、泣きそうになりながらヘザーネを見ている

『え! メリア様に会ってますよね? メトリシア様にも・・・セクラ様にも会ってましたね』

ヘザーネが驚いてライネーラを見てからメリアを見ている

『え! メリア様に・・・』

ライネーラが驚いてぎこちなくメリアを見る

『今はマルス様の側室です』

メリアが微笑みながら言うと、プクレールがライネーラの顔を見ている

『え! ・・・』

ライネーラが泣きそうになって、震えている

(メリア様・・・本当に王族ですか? とんでもない無礼をしています!! どうしよう? どうしたら? プク助けて下さい!!)

『あ! ヘザーネ』

キリシアが笑顔で出てくる

『キリシアさん、ライネーラさん王族に会うの不安なので手助けしてくださいね』

ヘザーネが微笑みながらキリシアを見ている

『王族に? 別に怒る人だったら、叩き潰す』

キリシアが笑いながら言う

『キリシアさん、叩き潰さないで下さいね』

『ヘザーネも一緒に来る?』

『今回は仕事が有りますので・・・』

『残念・・・今度マルスの結婚式には、絶対に参加してよ』

キリシアが笑顔で言う

『はい、ウイントレス様とギルドマスターから参加するように言われています。楽しみにしています』

ヘザーネが微笑みながら言う

『町を案内してあげるね』

キリシアが嬉しそうに言う

『復興途中の町ですから、楽しみにしていますね』

ヘザーネが微笑みながらキリシアと話している


マルス達がキャス号に乗り込んで、東に向けて飛んでいき、バゼルノアス王国の王都が見えてくると、降下して城門に近付く

『国王陛下に用で来ました』

ヒストリアが大声で門番を言う

『王城に向かって下さい』

門番が慌てて叫ぶと、キャス号がゆっくり王城に向かい、裏に着陸すると、豪華な服を着た人達が集まっている


マルス達がキャス号から降りて行くと、豪華な服を着た人が近付いてくる

『リベリアの英雄様、今回の御用は何でしょうか?』

緊張したようにマルス達を見ている

『ドワーグニに向かうついでに親書を持ってきました。後交易もお願いします』

メトリシアが笑顔で言うと、ヒストリアが親書を見せている

『国王陛下がお待ちしています』

豪華な服を着た人が緊張して言うと、マルス達を案内していく



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