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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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フライディスク 後編

マルスとリリシャは工房に戻り、魔石を探している

『練習と試し書き込みした魔石が無いですね』

リリシャが探しながら言う

『そうだね・・・この頃試し書き込みもしてないからかな?』

マルスが探しながら呟く

『クレカとメリカ達に聞いてきます』

リリシャが工房を出ていく


しばらくすると、メリカとクレカを連れてリリシャが戻ってくると、箱を浮かしている

『マルス、地下の倉庫に有りました。 クレカとメリカも粉にするの手伝ってくれるそうです』

リリシャが笑顔で言うと、箱をテーブルに下ろしている

『メリカ、クレカ砕いて粉にするの手伝ってくれて助かるよ』

マルスが笑顔でメリカとクレカを見ている

『はい! 料理でなれているので、任せて下さい』

クレカとメリカが笑顔で言うと、リリシャが微笑みながら見ている

『侍女の仕事も大変なのに』

『え! 侍女が増えたので、手伝いぐらい、いくらでもします』

クレカとメリカが笑顔で言う

(マルス様達がほとんど居ないのですから、やることが少ないのですけど・・・それに厨房にはファナさんがすぐに掃除も料理の準備もしてくれます)


クレカとメリカがリリシャに教わりながら、次々と魔石を砕いていると、マルスがマジックポーションの材料を探しに向かう

『マジックポーションの材料が無いね』

マルスが苦笑いして戻ってくる

『作り置きが倉庫に有りますよ』

リリシャが微笑みながら言うと、倉庫に向かい壺を浮かして持ってくる

『壺に詰めてあったの?』

『瓶詰めならクレカちゃんがやってくれますから、何か有った時用です』

リリシャが笑顔で言うと、クレカとメリカが時々瓶詰めをしている事を説明している


『クレカ、メリカお小遣い必要なのかな?』

マルスが考え込んでいる

『使う必要が無いので、これ以上は必要ないです!マルス様の子供が生まれたら、世話をさせて下さい』

クレカが笑顔で言う

『服も食事も部屋も有るので、給金も無くしてくれても良いです』

メリカが笑顔で言う

『買い物するのに必要だよね?』

『買い物? 何も買う物が無いですけど・・・食材もステラさんが手配してくれます。下着や布もすぐに用意してくれますので、何も必要ないです』

『マルスが完全に養ってますね、可愛い娘達ですから』

リリシャが微笑みながら言う

『旅とかしたくない?』

マルスが考え込んでいる

『旅ですか? マルス様の子供が生まれたら、面倒を見ながら同行します』

クレカが笑顔で言う

『完全にマルスの子供の世話が優先になってますね』

リリシャが微笑みながら見ている

『はい! リリシャ様、みんな待ってますから! ライオちゃんも大きくなって凄く嬉しいです。 誰が世話をするか既に話し合いは終わってます』

メリカが笑顔で言うと、クレカも頷き、説明をしていると、マルスとリリシャが顔を見合わせている


準備が終わると、マルスとリリシャとメリカとクレカが宿舎に向かう

『マルス、遅かったですね』

フローネが微笑みながらマルス達を見ている

『もう塗ったの?』

マルスが並べられた、円盤を見ている

『後からマジックポーションに漬け込めば良いですから、それにみんな楽しそうですよ』

フローネが子供達を見ている

『そうすると・・・裏の印を作りに向かうか』

マルスが考えながら言うと、リリシャが笑っている

『ギレリムさんに相談に向かいますよ、リシリアさんマジックポーションと魔石の粉任せますね』

リリシャが笑顔で言うと、マルスの腕に抱きついている

『マルス様、リリシャ様、護衛させます』

ライオスが笑顔で言うと、4人の護衛を集めてマルスに紹介している


ギレリムの鍛冶屋の前にくる

『マルス様、リリシャ様、中に入りますか?』

レイナが笑顔でマルスとリリシャを見ていると、マルスとリリシャが奥に入っていく

『マルス何か用か?』

ギレリムがマルスとリリシャを見て笑みを浮かべる

『ギレリム、円盤の裏に文字を印にして押したいだけど・・・』

マルスが説明している


『印か? 木材なら焼印の方が良いだろう? 紋章も作れるぞ』

ギレリムが笑顔で言うと、マルスとリリシャとギレリムが相談している


マルスが鉄をモデリングで玉状にすると、ギレリムが指示しながら形を変えている

『ここまで出来たら、後は任せておけ! 明日までに作っておくぞ』

ギレリムが笑顔で言うと、ランドレールが入口から覗き込んでいる

『ランドレールさんどうしたのですか?』

リリシャが微笑みながら見ている

『え! 何か作っていたから・・・楽しそうだな・・・』

ランドレールがギレリムを見ている

『マルスが来ると羨ましそうに時々覗いているぞ』

ギレリムが笑っている

『武器や防具を作るなら手伝うぞ』

ランドレールが笑顔で言う

『今は作る物が無いから、魔法のランプを頼んだよ』

マルスが笑顔で言う

『あ! マルス、ミーレスちゃんの紋章入りの鍋も作りましょう』

リリシャが笑顔で言うと、ランドレールが笑顔で見ている

『そうだね、ギレリム頼んだ』

マルスが笑顔で言うと、ランドレールが睨んでいる

『任せろ!! ランドレール手伝え!』

ギレリムが笑顔でランドレールを見ている

『任せろ!! 装飾も豪華に作ってやるぞ』

ランドレールが嬉しそうに笑っている

『パーティー会場を考えると・・・取り敢えずこのぐらいの物を50と大きいのを100で良いかな? 材料は後で持ってくるよ』

マルスが笑顔で言うと、クレカとメリカが驚いている

(え! いきなり150!! そんなに使うのですか!! ミーレスちゃん大丈夫なのですか? 結構泣き虫なのに・・・・)

『100か・・・はーーーーーー!! その数作るのか?』

ランドレールが大声をあげる

『料理を出すのに必要だからね・・・ワゴンも必要か・・・保温も保冷も・・・』

マルスがブツブツ言い始めると、リリシャが笑っている

『文句言わずに作るだけだ!! 相変わらず思い付きで作れと言うからな!!』

ギレリムが豪快に笑っている


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― 新着の感想 ―
[一言] 足りないよりは、余る方がいい(゜ー゜)(。_。)ウンウン
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