表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
1360/1407

サトメルの結婚式 後編

ゼラストと、シルフィーニが慌ててレセナに挨拶をしていると、アリシアとメーレシアとメーレスが微笑みながら見ている

『紹介します。夫のクレオルです』

レセナがクレオルを見て言う

『え! クレオル王太子殿下も来訪していたなんて』

シルフィーニが驚きながら慌てて挨拶をしている

『遠くの国ですが、お祝いの品感謝しています』

クレオルが微笑みながら言う

『直接祝いに駆け付けられなくて申し訳ない』

ゼラストが慌てて言う

『え! アリシア王女様、メーレシア公女様、メーレス様』

シルフィーニがアリシア達を見て叫ぶと、ゼラストがシルフィーニを見ている

『シルフィーニ様も元気そうで良かったですの』

アリシアが笑顔で言うと、メーレシアとメーレスも挨拶をしている

『数ヵ国の王女様が参加する盛大な結婚式になっていたなんて、リオンド・ベラクード王家の外交関係が羨ましいと思います』

ゼラストが考えながら言う

『紹介してませんでしたね』

王妃が微笑みながら歩いてきて、クリス達を見て言う

『王妃様、お久し振りです』

シルフィーニが慌てて挨拶をしている

『クリスちゃんとセレメト様も挨拶をしてくださいね』

王妃が微笑みながら言う

『レトリアル・クレトリア王国王太子セレメトです。こちらは婚約者のクリス様です』

セレメトが笑顔で挨拶をしている

『レアリアル・クレトリア王国の王太子様と婚約者様』

シルフィーニが驚きながら叫び、すぐに挨拶をしている

『まさか・・・遠くの国の王太子様が2人も参加をしているなんて・・・』

ゼラストが青ざめて呟き、挨拶をしている

『レセナ様の式よりも少ないですけど』

クリスが呟く

『クリスちゃん、隣国が集まっているのですから、この結婚式も盛大ですよ』

リリシャが微笑みながら言う

『そうですね、一昔前なら大騒ぎするぐらいの式ですね』

王妃が微笑みながら言うと、ゼラストが頷いている

『あの戦争の所為で貴族が少ないと思ってましたが、こんな外交のチャンスは中々無いと実感しています』

ゼラストが笑顔で言う

『外交関係ですか?』

『我が国を代表して、クライドルト王国に友好関係のより強固にしたいと思っています』

ゼラストが笑顔で言う

『リオンド・ベラクード王国と仲良くしてくれれば、良いですね』

王妃が微笑みながら言う

『遠くに有る王都とはいえ、隣接する国ですから是非友好的な同盟を結びたいと思っています』

『隣接する国? そうでしたね・・・忘れていました・・・副団長の国が有りましたね』

王妃が苦笑いすると、ゼラストとシルフィーニが驚いている

『あ! 御母様が副団長の国と宣言しました』

メトリシアが笑いながら言う

『押し付けないと、面倒ですから、それにマルス殿の子供が生まれたら、貰って欲しい領地ですから』

王妃が笑顔で言うと、マルスを見ている

『え! 領地なんていらないです。自由が一番ですから・・・欲しい人にあげます』

マルスが苦笑いしている

『仕方無いですね、マルス殿の子供達から欲しいと言う人にあげます』

王妃が笑顔でマルスを見ている

『え! 面倒だな・・・リリシャ』

マルスがリリシャを見ている

『どうでも良いですね、副団長がそのまま国王になって貰いましょう』

リリシャが微笑みながら言うと、ゼラストとシルフィーニが驚いている


『解りましたか? リベリアの英雄様は野心が有りませんから、感謝だけは忘れないように』

王妃が微笑みながらゼラストを見ている

『その通りですが・・・我が国にとって、あの地は隣接する大事な交易相手になります・・・クライドルト王国と外交関係を維持する為に、これからも外交担当を送ります。』

ゼラストが苦笑いしてから王妃を見ている

『ミーレス殿の領地も今後重大な領地になるでしょう』

王妃が微笑みながらミーレスを見ている

『そうですね、途中の中継地点になりますね』

レセナが微笑みながらミーレスを見ている

『ミーレス殿も挨拶をしてあげて下さいね』

王妃が微笑みながら言う

『ミーレス・クレゼオルド・リオンド公爵です』

ミーレスが慌てて挨拶をする

『クレゼオルド・リオンド公爵!! 滅んだと聞いていたが・・・』

『マルス師匠に拾われて、養って貰っています。 領地の復興を必ずします』

ミーレスが笑顔で説明していると、ゼラストが驚いている

(リオンド・ベラクード王国の外戚の家柄をクライドルト王国の後ろ楯で再興するのか? それにあの地は既に人が住んでない場所と聞いていたが・・・復興も相当大変な事になるだろう・・・マルス様に養って貰っているなら、外交関係を結んでおいた方が良いだろう)


『ゼラスト様も、マルス様とリリシャ様の結婚式に参列しますか?』

王妃が微笑みながら言う

『え! マルス様とリリシャ様の結婚式!! 絶対に参加します。リベリアの英雄様の式なら相当な国々の人が集まりそうです』

シルフィーニが大声をあげている

『そうですね・・・各国の外交担当に式の情報はながしてありますが、肝心の日程が決定してませんが』

王妃がマルスとリリシャを見ていると、全員の視線が集まる

『リリシャ、いつにする?』

マルスがリリシャを見ている

『いつでも良いです』

リリシャが微笑みながら言う

『半年後にして欲しいですね・・・各国の使いが集まるにはそのぐらいの時間が必要です』

王妃が微笑みながら言う

『半年後で決定です』

エミールが微笑みながら言う

『それでは帰ったらすぐに各国に使いを出しておきます。 海路が必要ですので、アーメルドとリオンド・ベラクード王国から船で集まって貰いましょう』

王妃が微笑みながら言う

『楽しみです』

レセナが笑顔で言う

『是非参加します』

セレメトが笑顔で言うと、クリスを見ている

『何ヵ国集まるか、楽しみですのーーー』

アリシアが満面の笑顔で言う

『マルス様の式なら大陸全部の国から使者を出させます』

セクラが笑顔で言う

『セクラ様、東の国々に伝えて下さいね』

王妃が微笑みながら言う

『はい! 任せて下さい!! マルス様の式の後にマルス様の屋敷に一緒に住みます・・・マルス様とお風呂で・・・子供ができたら・・・町中を一緒に散歩して・・・エヘヘ』

セクラが妄想を始めていると、ルーセントが頭を抱えている

『ふふふ、流石第10夫人ですね・・・メトリシアも見習って欲しいですね』

王妃が微笑みながら呟く

『え! 御母様!! いつもマルス師匠の事を考えています』

メトリシアが大声で叫ぶと、ゼラストが驚いている

(今第10夫人と聞こえたが・・・セクラ王女様を娶るのか? 重大な事だが・・・シルフィーニも貰って欲しいが・・・)

『勝手に決定?』

マルスが苦笑いしている

『マルス師匠、いつもの事です』

エミールが笑顔で言うと、みんな爆笑している

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ