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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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クレゼオルド・リオンドの町の建築

数日間、ゆっくりして、セクラ達を見送ってから、出発準備をしていると、メーレシアとヘルトがやってくる

『マルス殿、海軍と騎士団は警備のために向かわせる。後、これはミーレス公爵の代理に任命の書類だ』

ヘルトが言うと、紙を手渡している

『予定通り、結婚式場作ってきます』

マルスが笑顔で言う

『結婚式場ではなく、砦だろうが・・・ミーレスの為なら仕方無いが・・・騎士団は去年卒業した者を中心にしているから、大抵の事なら驚かないから大丈夫だ・・・ヒストリアが一言言ったら、誰も文句は言わない』

ヘルトが笑顔で言う

『ついでに別荘も作っておくかな・・・』

マルスが笑みを浮かべていると、ヘルトが苦笑いする

(絶対に良くない事を企んでいるな・・・城でも作るのか? 辺境とはいえ、隣国に接する巨大な領地だからな・・・早めに騎士と海軍で固めておいた方が後々の為だな)

『マルス様、式場の完成を楽しみにしておきます』

メーレシアが満面の笑顔で言う

『メーレシア様、アリシア様と仲良くしてあげて下さいね』

『はい、アリシア御姉様は寂しがり屋ですから、2日に1日ぐらいお茶会に来ます』

メーレシアが笑顔で言うと、ソリナが微笑みながら見ている

『ソリナさん後の事は頼みます』

『侍女の到着を楽しみにしておきます』

ソリナが微笑みながら言う

『リリシャとメリアに選んでもらって送り込みます』

マルスが笑顔で言う

『シーリスちゃんも楽しみにしてますから早めにお願いしますね』

ソリナが微笑みながら言うと、マルスがキャス号に乗り込み上昇していき、東に向かって飛んでいく


リベリアの町が見えてくると、降下して門に近付く

『英雄様お帰りなさい、発着場にどうぞ』

門番が手を振りながら言うと、キャス号は発着場に向かって飛んでいき、着陸する


屋敷の前に来ると、ロメイルとケメルが門を開けてくれる

『お帰りなさい』

ケメルとロメイルが笑顔で言う

『何か有ったかな?』

キリシアが笑顔で聞く

『平和でした』

ケメルが笑顔で答えると、マルス達は屋敷に入っていく


1月間準備をしてから、マルス達はキャス号に乗り込み南に向かって飛んでいき、クレゼオルド・リオンドの町の跡が見えてくる

『マルス、完全な廃墟ですね・・・草も木も生えてますね』

リリシャが見渡しながら言う

『人の気配が全く無いです・・・港も完全に廃墟です』

エビリアが双眼鏡で覗いている

『港付近から始めようか? 海軍と騎士団の到着出来るように』

マルスが笑顔で言うと、エミールが微笑みながら見ている

『沖に海軍の船です』

ミリアが双眼鏡で見ていると、キャス号が海軍の船の方に飛んでいく


マルス達がフライで飛んで海軍の船に降り立つ

『英雄様、指示通り到着しました。 時期に魔導船団も到着します』

海兵が笑顔で言う

『港の整備するから、港で警備をお願いします』

マルスが笑顔で言う

『了解しました』

海兵が姿勢を正して言う

『つまらないです! 少しは不満そうにしてください』

メトリシアが大声で言う

『英雄様の実力は充分知っています。文句など絶対に言いません! 女神ヴァルキリーの天罰の事も全員知ってますから! 結婚式場と言う、城を築かれると聞いています』

海兵が笑顔で言う

『マルス師匠!! 城を築くと知られています!! 悔しいです』

メトリシアが大声で叫ぶ

『仕方無いよ、廃墟だから・・・何から作ろうかな?』

マルスが笑みを浮かべている

『マルス師匠が企んでいます』

メトリシアが満面の笑顔で言うと、海兵が苦笑いしている

(言ってはいけない事を言ってしまった・・・)


10日後、魔導船が到着すると、完成した港に接岸すると、船員達が驚いたように下りてくると、マルスが飛んでくる

『ここの警備をしておいてね』

マルスが降り立ち、船員達が驚いた様に周囲を見渡している

『ここの警備を? こんな港有りましたか?』

船員が苦笑いしている

『埋め立てたよ! 警備し易い様に、町と港を繋ぐ橋は1つにしてあるよ』

マルスが笑顔で説明をすると、町の方に飛んでいく

『積荷は、倉庫に入れて置いて下さい』

メリアが微笑みながら、2つの建物を見てから説明をしている

『畏まりました・・・あの大きな倉庫ですか?』

船員が呆然と見ている。メリアが案内をして、海兵と船員達が積荷を運び始め、中を見た瞬間キョロキョロと中を見ている

(広い・・・いつの間に作られたんだろう?)


マルスは、地下の巨大な空間に向かう

『マルス、完成しましたよ』

リリシャが笑顔で言う

『下水処理場が出来たから、下水の水路も完成させないと』

マルスが笑顔で言う

『海兵に処理用のスライムを運んできて貰いましょう』

リリシャが微笑みながら巨大な空間を見ている

『まさか、下水処理施設が埋没しているなんて思わなかったからね・・・余計な時間を使ったかな?』

マルスが巨大な空間を見ている

『魔法のランプも設置しましたから、この処理場も明るくて良いですね』

リリシャが天井の魔法のランプを見ている

『魔法使いも派遣して貰うかな? 早く水路も作って、領主の館も作ろう』

マルスが笑顔で言うと、水路の方に歩いていく

『マルスも完全に都市を作り始めていますけど・・・楽しいですね』

リリシャが笑顔で呟いて、マルスを追いかけていく

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