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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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帰宅

マルス達はキャス号に戻り、屋敷に飛んでいき、発着場に着陸すると、ソリナが微笑みながら出迎えにくる

『マルス様お帰りなさい』

ソリナが微笑みながら言う

『ソリナさんただいま、何か有りましたか?』

マルスが笑顔でソリナを見ている

『平和ですが、クエリスさんがサーリンちゃんの再教育していました。 何か有りましたか?』

ソリナがマルスを見ている

『ちょっとね・・・やり過ぎただけだよ・・・内緒ね』

マルスが笑顔で言うと、ソリナがマルスの表情を見ている

(これは・・・サーリンちゃん何かしたのですね・・・何を聞いても黙っているのは、マルス様が怒って追放されたくないから? お仕置きをしてないと言うのも、何が原因か・・・聞かない方が良いですね)

『解りました。侍女として良くない事をしたのですね、魔法学院の発表は明日ですので、忘れない様にしてくださいね』

ソリナが微笑みながら言う

『あ! そうだね、リリシャ、ミリア、明日は魔法学院に遊びに行こう』

マルスがリリシャを見て言う

『子供達の入学祝いもしますか?』

『魔法学院の食堂で食事会で良いかな? クリス様達に紹介もしておこうか?』

『良いですね、ソリナさん手配して下さいね』

リリシャが微笑みながら言うと、ソリナが微笑みながら頷いている

(最初からクリス様と仲良ければ、誰も文句を言えません、良い後ろ楯です)


屋敷の玄関に向かうと、サーリンが待っている

『マルス様、お帰りなさいませ、御ゆっくり寛いで下さいませ』

サーリンが頭を下げながら言うと、後ろでクエリスが微笑みながら見ている

『クエリスさん、教育しているのですか?』

『マルス様、事情は全て聞き取りました。 教育が行き渡ってなくて申し訳ありませんでした。徹底的に鍛え直します。2度と同じ事はさせません。』

クエリスが微笑みながら言うと、サーリンの顔が引き攣っている


マルスがリビングで寛いでいると、レティナとイリアとクリスとシーリスとミーレスとリリアがやって来る

『お兄ちゃん、明日町中を散歩に行きたいの』

レティナが笑顔で言う

『明日か・・・明日は魔法学院に行かないといけないから・・・クリス様とリリア様とミーレスも食堂で顔合わせして欲しいだけど』

マルスがクリス達を見ている

『え? 食堂で? 顔合わせ? 誰相手に?』

クリスが驚いている

『今年合格した子供達と顔合わせして、今年沢山一緒に勉強して欲しいから』

『子供達? アーメルドの人達? 良いです』

クリスが笑顔で言うと、ミーレスとリリアが頷いている

『町中を散歩だと・・・エミールとヒストリアに頼んだ方が良いかな?』

マルスが考えながら言う

『エミールお姉ちゃんは良いけど、ヒストリアさんが来るとメトリシア様も来そう・・・』

レティナが考え込んでいる

『メトリシアは、明日お茶会だから、王城に向かうから、ケニスとエリカにメトリシアの護衛を頼もうかな? アリシア様の付き人も居るからね』

マルスが笑顔で考えている

『ヒストリア御姉様だけなら良いです!! 優しいから』

レティナが笑顔で言うと、クリスとリリアが頷いている

『メトリシア嫌っているの?』

『え? 嫌ってないです。 ただ少し煩いだけです。メーレシア様の方が好きです』

レティナが笑顔で言うと、ミーレスとリリアが慌てた様にレティナを見てからマルスを見ている

(レティナちゃんそれを言ったら嫌っていると言っている事に・・・メトリシア様が煩いのはマルス様の前だけです。セクラ様も沢山話してくれるから好きですけど)

『明日はテシウス君とラーザに頑張って護衛して貰わないとね』

マルスが笑顔で言うと、部屋を出ていき、それぞれに伝えに向かう


翌朝マルスとリリシャとクレスタとエビリアとミリアとルキアとリーネが魔法学院に歩いていくと、子供達が集まって待っている

『ルキア様、マルス様、おはようございます』

子供達がマルス達を見て笑顔で言う

『みんな、合格したかな?』

『はい! 全員合格してました! ルキア様の言う通り頑張った甲斐が有りました』

全員が笑顔で口々に言う

『ミリア、ミリアのお小遣いで支払ってきてね』

マルスが笑顔でミリアを見ていると、鞄から金貨の袋を出して、子供達と受付に向かう


職員がミリアを見てからマルス達を見ている

『マルス様、リーベル様が話が有るそうです。 この子達の扱いについて、相談をしたいそうです』

職員がマルスを見て言う

『え? リーベル様から話しなんて、珍しいな・・・問題は無いのに』

『入学試験で宮廷魔術師試験と勘違いしてないかの確認だそうです。実技で完璧なファイヤーボールを放ち、卒業生レベルの実力者ですから』

職員が笑いながら説明をしている

『ルキア、ファイヤーボール教えたの?』

『教えてないです。クレスタさんとエビリアさんから教えて貰ったと聞いています』

ルキアが慌てて言う

『ファイヤーボールぐらい普通です』

クレスタが笑顔で言うと、職員が苦笑いしている

(軽く普通と言いました? ファイヤーボールは卒業生でも中々覚えられない魔法だったのですが・・・この人何者でしょうか? マルス様の周囲に居るなら、相当な実力者と思いますが・・・常識がマルス様に合わされています)

『ミリア手続きお願い、リーベル様と話してくるね』

マルスが笑顔で言うと、職員がミリアと手続きについて話し始める



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