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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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エリゼトスの墓参りから王都へ

シーリスの姉も呼ばれてやってくると、シーリス達を見て苦笑いしている

『エミールお姉ちゃん、凄い人数ですけど』

姉が苦笑いしてエミールを見ている

『あ! お姉ちゃん』

シーリスが嬉しそうに姉を見ている

『シーリス元気そうで良かった、お母さんは?』

『王都の屋敷で働いています』

『お母さんも元気なの?』

『凄く元気です。 少し太ったかも』

シーリスが笑顔で説明していると、姉が微笑みながら見ている

『綺麗なローブ、良い生活をしているのですね』

姉がシーリスの服を見ている

『マルス様に作って貰いました!! 今回もオテリオス王国のレセナお姉ちゃんの結婚式に行ってきました』

シーリスが笑顔で言っている

『オテリオス王国? 遠くまで出掛けていたのですか? 他国に行くなんて羨ましいです』

姉が微笑みながらシーリスを見ている

『お姉ちゃん元気無いの?』

シーリスが姉の顔を見ながら聞く

『え! ちょっとね』

姉が苦笑いしている

『彼氏とうまくいってないの?』

『え! ・・・それは』

姉が兄を見ている

『シーリス、余り深入りは良くないぞ・・・怒られるぞ』

兄が慌てて言う

『え! もしかして・・・別れたのですか!!』

シーリスが驚いている

『シーリスちゃん、そのぐらいにしましょうね』

エミールが慌て気味に言う

『シーリス、魔法使いとして修行は順調ですか?』

姉が慌てて話題を変える

『魔法の修行楽しいです』

『王都で魔法使いのランク別けが出来たみたいだが、ランクに入れたのか?』

兄が微笑みながら言う

『うん! これだよ』

シーリスが証を見せている

『Sランク? なんだ? どのぐらいのか?』

兄が呟く

『最高ランクです』

『は? 最高ランク? え? 本当なのか?』

兄が慌ててシーリスを見ていると、姉も驚いたようにシーリスを見ている

『エミールお姉ちゃんとミリアお姉ちゃんに沢山教えて貰いました』

シーリスが笑顔で魔法の事を話していると、兄と姉が顔を見合せている

『冗談としても、嘘は良くないぞ、Sランクなんて無いのだから』

兄が慌て気味に言う

『アーセルお姉ちゃん、信じてくれないよ』

シーリスがエミールを見て言う

『シーリスちゃん、自慢していると、シーリスを狙った人に何か仕掛けられますよ』

フローネが微笑みながら言う

『え? 愚か者ですか?』

『そうです。シーリスちゃんがいつも一緒に居ないのですから』

『フローネ先生、解りました』

シーリスが笑顔で言うと、兄と姉がフローネを見ている

『シーリスの言っている事は本当ですか?』

姉がフローネを見ている

『世界でここにいる人達ぐらいですね、最高ランクは、シーリスちゃんも既に王家が認めている魔法使いですから、今後もっと有名になります。話すと面倒になりますから、気を付けて下さいね・・・今回の結婚式もオテリオス王国王太子殿下とレセナ様の結婚式に招待されてましたから、そのぐらい有名になってますよ』

フローネが微笑みながら説明していると、姉と兄が青ざめている

(え! そんなに有名な魔法使いなのですか? どうしたら?)


一晩エリゼトスに泊まり、翌朝キャス号に乗り込み、王都に向かって飛んでいき、城門に向けて降下していく

『英雄様お帰りなさい、どうぞ王城へ』

門番が笑顔で手を振っていると、キャス号がゆっくり進み、王城の裏に着陸する


騎士団長が出迎えに出てくる

『英雄殿、何か有りましたか?』

『何も』

キリシアが笑顔で言うと、アリシアが笑っている

『アリシア様、何か有りましたか?』

『貴族にクリスちゃんとルメリア様が絡まれて、ルメリア様が殴られていましたわ』

アリシアが笑顔で話している

『は? もしかして1国滅ぼしたのですか!!』

騎士団長が驚いて叫ぶ

『公爵家が取り潰されて逆に喜んでいましたわ』

アリシアが笑いながら言う

『アリシア御姉様、置いていきますよ』

メトリシアが振り返り言うと、マルス達が王城に向かって歩いていると、セクラとルーセントも追いかけている

『メトリシアーーー置いていかないで下さいですわ!!』

アリシアが慌てて言うメトリシアを追いかけていくと、騎士団長も慌てて追いかけている


部屋に入ると、国王と王妃とヘルトが待っている

『メトリシア、何かトラブルは?』

国王が笑顔で聞く

『公爵家が1つ潰されたぐらいです』

メトリシアが笑顔で言う

『は? 1国ではなく、公爵家が? アーセル師』

国王がアーセルを見ていると、アーセルが説明して国王達が安心している


『英雄殿が出掛けて、初めて平和な旅だったのか! 良かった』

国王が笑顔で言う

『ん? 良かった? 喜んでいるの?』

キリシアが国王を見ている

『初めて対した事が無い旅だったから良いだろ?』

国王が笑いながら言うと、王妃とヘルトも頷いている

『出掛けたら何か起こしてくるような言い方だけど』

マルスが呟くと、みんなマルスを見て笑っている

『マルスならいつも何かトラブルに巻き込まれますね・・・何ヵ国救って何ヵ国叩き潰しましたか?』

リリシャが笑いながら言う

『メトリシアが巻き込まれるからだよ』

『え! マルス師匠が巻き込まれるからです』

メトリシアがマルスを見ている

『キリシアが喧嘩買うから』

『ん? 売られたら買うよ! 原因はマルス関係だよ』

キリシアが笑顔で言うと、みんな顔を見合せている

『今回はクリス様だから、メトリシア関係だよ』

『ん? ・・・クレシア様の妹だから、メトリシアの妹? そうだね』

キリシアが考えてメトリシアを見ている

『はい! お仕置きしました・・・クリスちゃん一人でも余裕ですけど』

メトリシアが笑顔で言う

『楽しかったって国王陛下の前で宣言しようとしてましたからね』

リリシャが微笑みながらメトリシアを見ている

『え! あれは、ついつい』

メトリシアが苦笑いしていると、国王がアーセルが説明を受けて、爆笑している

『メトリシア、裏表無いのは良いですが、宣言は良くないですね・・・レティナちゃん達に手伝わせたのは、良くないですよ・・・子供の玩具で無いのですから・・・』

王妃がメトリシアを見ている

『メトリシアは、子供に人気無いですから、気を付けなさいですわ』

アリシアが笑いながら言う

『え! 嫌われたく無いです!! 何で泣くのですか!! 教えて下さい!!』

メトリシアがアリシアを見て叫ぶ

『何処かで、また泣かれましたか?』

王妃が驚きながらマルス達を見ている

『シーリスの兄の子供が生まれてましたけど、抱っこしたら、イキナリ泣かれて居ましたわ!! メトリシアの慌てぶり面白かったですわ』

アリシアが笑いながら詳しく話していると、メトリシアが抗議するように叫んでいる。王妃が少し呆れながらメトリシアを見ている

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