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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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カーレスト諸島へ

サトメルとイーケルとアーゼラストリアがやってくる

『英雄殿、サトメルの事をお願いします』

イーケルが笑顔でマルス達を見ている

『サトメル様、イーケル様と離れるの辛いかな? イーケル様、サトメル様の護衛は任せて下さい、家族も同じですから』

マルスが笑顔で言うと、アーゼラストリアが微笑みながら見ている

『はい、騎士達も訓練を見学して、驚いていましたが、安心もしています。 ヒストリアさんがあんなに強いと思いませんでした』

イーケルが笑顔でヒストリアを見ている

『迷宮で何年も鍛練しているからね』

マルスが笑顔で言う

『はい!マルス師匠のお陰です。まだまだ未熟者です』

ヒストリアが満面の笑顔で言うと、アーゼラストリアが苦笑いする

(未熟者? あの剣技で未熟者だと、世界中の人は未熟者も名乗れないぞ! あの戦いをする英雄様だから仕方無いが・・・家臣も文句を言おうとしていた者達ほど、今回の訓練で黙り込んでいたからな・・・良い影響がでて良いな・・・)

『ヒストリアさんが近くに居てくれれば、サトメルも安心出来ます』

『イーケル様、行ってきます』

サトメルがイーケルの別れを惜しみ始めてから、キャス号に乗り込むと、キャス号が東に向かって飛んでいく


数日後、カーレスト諸島が見えてくると、降下して領主の館に近付き、兵士の指示で領主の館の裏に着陸する

『あ! ジエル御兄様、査察に来ました』

リリシャがジエルとメーレスを見て微笑みながら言う

『リリシャ、査察じゃなく、メーレスの迎えに来たじゃないのか?』

ジエルが呆れながら言うと、メーレスが嬉しそうに笑っている

『え! 視察でした、メーレス御姉様、ジエル御兄様が浮気してないですか?』

リリシャが笑顔で言う

『仲良くしてます。 リリシャも元気でしたか?』

『本当ですか? ジエル御兄様だから、心配です。しっかり太守の仕事出来てますか? 心配です』

『リリシャ、魔導船団も時々来てくれて、交易も順調だ! 南の大陸から交易品を運ぶ船も結構来てくれている。海軍も警戒をしてくれて、治安も良くなっている・・・魔法使い達もしっかり仕事をしてくれてありがたい』

ジエルが笑顔で言う

『メーレス御姉様、お久し振りです』

サトメルが笑顔で言うと、メーレシアとセクラも挨拶をしている

『サトメル様、セクラ様、メーレシア様、来訪歓迎します。 旅行楽しみにしてましたよ』

メーレスが微笑みながら言う

『はい! マルス様の第9夫人になりました』

メーレシアが笑顔で言う

『マルス様の第10夫人になれて嬉しいです』

セクラが満面の笑顔で言う

『え!! 第10夫人と第9夫人に? マルス様!!』

メーレスが驚いて叫ぶと、サトメルも驚いてマルスを見ている

『レティナが勝手に決めただけ』

マルスが苦笑いしていると、リリシャが笑顔で説明を始めている


『リリシャ、おめでとうございます!! これでマルス様は弟です』

メーレスが満面の笑顔で言う

『リリシャ、結婚する挨拶に来たのか?』

ジエルが笑顔で言う

『ジエル御兄様が心配だから視察です』

リリシャが笑顔でジエルを見ている

『マルス様、沢山の夫人が居ても、リリシャと仲良くして下さいね、リリシャ以外の子供が出来たら、子供とも仲良くしたいです。 子供同士許嫁になって欲しい』

メーレスが満面の笑顔で言う

『え! まだ早いよ』

マルスが慌てて言うと、ジエルが苦笑いしている

『メーレス御姉様、この子の許嫁にマルス様の子供になって貰いたいです。負けません』

サトメルが満面の笑顔で言う

『この子? まさか!! 懐妊したのですか?』

メーレスが驚いている

『はい、式にはお腹も目立ちそうです』

サトメルが微笑みながら言う

『サトメル様の式も楽しみですね』

メーレス達が仲良く話していると、王妃達がキャス号から微笑みながら見ている


『メーレス様、お久し振りです』

王太子が笑顔で言うと、夫人とシンリーが挨拶をしてから、王妃が挨拶をしている

『まさか、エレストリアクレイス王国王妃様、御来訪感謝します。 歓迎の宴を用意させます』

メーレスが慌てて言うと、ジエルが青ざめている

『メーレス様、英雄様に同行しているだけですので、御遠慮します』

王妃が微笑みながら言う

『キャス号でゆっくり話したいです。レセナ様の式も楽しみにしてました』

メーレスが微笑みながら言う

『レセナと仲良くしてくれて、感謝してます』

『レセナ様のケーキは絶品でしたから、本当に毎回楽しみにしてます』

メーレスが笑顔で言うと、メーレス達がキャス号に乗り込んで行き、王太子夫妻が見送っている


『御母様もメーレス様と仲良くなるのか?』

王太子が呟くと、夫人も頷いている

『王太子様、予定通り町中を散策しましょう』

マルスが笑顔で言う

『え!本当に?』

シンリーが嬉しそうにマルスを見ている

『港町初めてですが、楽しみにしてました』

夫人が笑顔で言う

『ジエル様、行ってきます』

マルスが笑顔で言うと、全員で歩いていき、ジエルが苦笑いをしている

(は? 王族が来訪だけでも大変な事なのに、イキナリ、町中散策? 何を考えている!! すぐに護衛を・・・マルス殿達が居る・・・護衛も騎士が同行するから良いのか? リリシャーーーー先に視察と言え!! あ! 視察と先に言っていた・・・どうしたら良いのか? メーレス様は飛空艇に・・・リリシャ達は町中に・・・歓迎の用意必要ないのか? どうしよう? 相談相手がいない!!)

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