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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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エレストリアクレイス王国で散策

レティナ達が馬車で出発するのを見送ってから、マルス達は町中を散策し始める。マルス達の後ろにはヒストリア隊が護衛に付いてくる

『この布・・・上質な物です』

セクラが店に入って布を見ている

『良い布ですね・・・この色合い良いですね』

メーレシアが微笑みながら布を見ている

『この辺りの布なら、他国で結構高く売れます・・・主人、在庫どのぐらい有りますか?』

メリアが笑顔で交渉を始めると、エリスナのリュックから金貨の袋を出している


『配送はどこに?』

主人が笑顔で聞く

『騎士さん、王城で受け取っておいて下さいね』

メリアが笑顔で外で待っている騎士を見ている

『畏まりました』

騎士が店主に説明して、店を出ていき、別の店に歩いていく


『キリシア、買い食いしている』

マルスがキリシアを見て呟き、キリシアが串焼きを食べながら歩いてくる

『美味しいよ、マルス食べる?』

キリシアが差し出すと、マルスが食べてからリリシャも食べている

『追加買いに行きましょう』

リリシャが微笑みながら言うと、歩いていく

『あ!リリシャ御姉様待って下さい』

メーレシアがリリシャを追い掛けていき、みんなも付いていく


セクラはマルスが食べ途中の串焼きをジーと見ている

『セクラ様どうしたの?』

マルスがセクラの視線を感じて聞く

『え! 1口・・・』

セクラが串焼きを見ていると、マルスが差し出して、セクラが串焼き食べて嬉しそうにしている

『え! マルス師匠・・・』

ミリアがマルスの手元を見ている

『ミリアも』

マルスが差し出すとミリアが食い付いて、肉を食べている

『あーーーミリアズルい』

メトリシアが大声で言うと、マルスを見ている

『ミリアが食べたから無いよ』

マルスが串を見ている

『マルス師匠の意地悪』

メトリシアが剥れていると、セクラが笑っている


串焼きを売っている店に来ると、キリシアが硬貨を出して、串焼きを焼いて貰い、みんな受け取りながら食べている

『串焼きを買い食いなんて・・・お父様にバレたら怒られそうです』

メーレシアが苦笑いしながら食べている

『そのぐらい当たり前です』

メトリシアが食べながら言う

『冒険者になりますから、怒られないです』

セクラが笑顔で言い、メリアが笑っている

『マルス師匠・・・』

メトリシアがマルスの持っている串焼きを見ている

『メトリシア、何? もしかして足らないの?』

マルスがメトリシアを見ている

『食べさせて欲しいな・・・』

メトリシアがマルスに近付いている

『マルス師匠、交換しましょう』

エミールが串焼きをマルスの口に近付けると、マルスが食べていると、マルスもエミールに串焼きを差し出して、エミールがかぶり付いて食べている

『え! ズルい!! エミール御姉様!!』

メトリシアが慌てて叫び、エミールを見ている

『メトリシア、無くなっちゃった・・・エミール、メトリシア食べたいみたいだから、食べさせてあげて』

マルスがエミールを見ていると、エミールがメトリシアに串焼きを差し出して、メトリシアがマルスを睨んでいる

(マルス師匠に食べさせて欲しかったのに!!)

『食べないのですか?』

エミールが微笑みながらメトリシアを見ている

『もういいです』

メトリシアが剥れている

『ヒストリア、食べますか?』

エミールがヒストリアに差し出すと、ヒストリアがマルスを見てから、少し躊躇してから少し照れながら食べている

『美味しいです・・・マルス師匠の食べた串焼き・・・』

ヒストリアが真っ赤になっている

『え! あーーーーーヒストリア!!』

メトリシアがヒストリアを見て叫び、セクラとメーレシアが笑っている

『ヒストリアは、メトリシアが食べなかったから食べたのですよ』

エミールがメトリシアを見ている

『はぁ・・・手が掛かります・・・エミール様が折角用意してくれたのに、台無しにしてから、文句を言うなんて・・・』

ケニスがメトリシアを見ている

『ケニスーーー先に教えてよーーー』

メトリシアがケニスを見ている

『リリシャ御姉様、またメトリシア様が怒ってます』

ルシアナがリリシャを見上げている

『怒ってないですよ、あれは羨ましいだけですね』

リリシャが微笑みながらルシアナをみている

『怒っている様に見えます』

ルシアナがメトリシアを見ていると、メトリシアが驚いている

『え! ルシアナちゃん怒ってないですからね』

メトリシアが慌てて言うと、セクラ達もメトリシアを見ている

『等々ルシアナちゃんに注意されましたね』

ケニスが爆笑していると、みんなも笑っている。メトリシアはルシアナを見てからケニスを見て泣きそうになっている


買い食いしながら、店を見て回り、セクラとメーレシアが色々な商品を見ながら、楽しそうに相談している。メリアは必要そうな商品を次々と買って、配達の依頼をしている

『調味料か・・・アニー連れてきてないね』

キリシアがメリアを見て呟く

『メモを受け取ってます。レセナ様からのメモも』

メリアがメモを出して、店主に伝えている


『え! その量・・・倉庫に行かないと無理だ』

店主が驚きながらメリアを見ている

『代金は支払いますから、明日王城に届けて下さい、騎士さん説明をお願いします』

メリアが微笑みながら騎士に言うと、騎士が説明して、メリア達が店を出ていく

『王城で使うのか?』

店主が苦笑いしている

『えーと・・・交易品か・・・旅の間に使うと思います・・・』

騎士が苦笑いして説明をしている


王城に戻り、キャス号に向かっている

『流石の買い物です・・・すでに次々と商品が運ばれてきています』

王太子が積まれている荷物を見て言う

『良い品ですので、在庫を沢山買わせて貰いました』

メリアが微笑みながら言う

『商人達は喜んでいるが・・・この量乗るのか?』

『大丈夫ですシルフィード号も有りますから』

『え! 1隻しか居ないのでは?』

王太子が驚いている

『見えないだけです。 明日の調味料はシルフィード号に乗せて貰いますから』

メリアが微笑みながら言うと、キャス号に乗り込んでいく

(見えないだけ? 本当にか? オルセント号も有るから余裕か・・・)

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