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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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クランドルの温泉 中編

翌朝、マルスが目を覚ますと、リリシャが微笑みながらマルスを見ている

『マルスおはよう』

リリシャが照れながら呟く

『リリシャ、おはよう』

マルスが真っ赤になって言うと、リリシャがマルスに抱き付いて口付けをする

『マルス・・・』

リリシャが笑顔で呟き、マルスがリリシャの上になり、口付けを続けている


『リリシャ師匠、朝です。ご飯ですけど』

エミールが部屋の扉を叩いている

『エミール!! ちょっと待っていて』

リリシャが驚いて叫び、ベットから出ると、マルスも慌ててベットから起き上がる

『リリシャ師匠、早くしてくださいね』

エミールが言うと、隣の部屋の扉を叩いている。マルスが慌てて温泉を通って部屋に戻り、エミールに返事をしている


マルスとリリシャが部屋を出て、顔を見合せている

『エミールに気が付かれなかったかな?』

マルスが苦笑いしている

『そうですね・・・マルス』

リリシャがマルスの腕に抱き付いて赤くなっている


料理の用意されている部屋に向かうと、マルスがハルドの横に座り、ハルドがリリシャの様子を見てから、笑みを浮かべている

『マルス様、あの部屋は気に入りましたか?』

ハルドが微笑みながら言う

『ハルド、アーセルと仕組んだの?』

『はい、マルス様達が到着前、使いましたから・・・この宿の一番の部屋です。 サーリンさんにも説明したら、喜んでいましたよ』

ハルドが微笑みながら言うと、サーリンがマルスの方にやってくる

『え! サーリンも』

『はい、マルス様、みんな待ってますから、エミール様とミリア様にも伝えましょうか?』

サーリンが笑顔でマルスを見ている

『それは・・・色々大変な事になりそう』

マルスが苦笑いしている

『誰も近付けませんからゆっくりしてくださいね』

サーリンが笑顔で言う

(この雰囲気、間違いなく子作りしました!! 宿屋の料理にも精がつく物を用意して貰います・・・夜ご飯を食べたら、部屋に近付けない様にします。エミール様とミリア様とメトリシア様を集めて、セクラ様とメーレシア様とフローネ様と一緒なら誰も部屋に向かいませんから・・・アニーさんが協力してくれています)


2日間ゆっくり温泉で休んで、最終日の夜マルスとリリシャが部屋でゆっくりしてから、部屋の温泉に入っている


『マルス師匠居ますか?』

ヒストリアが部屋の扉を叩いてから部屋に入り、部屋を見ている

『あれ?どこかに出掛けたのですか?・・・』

ヒストリアが呟き、開いている窓を見て歩いていくと、立ち止まり真っ赤になっている

『マルス師匠・・・リリシャ様・・・』

ヒストリアが呟くと、マルスとリリシャが振り向き、ヒストリアを見る

『ヒストリア』

マルスが驚きながら呟く

『ごごごごごごめんなさい!! 邪魔でしたか?』

ヒストリアが動揺している

『ヒストリア、この事は内緒に』

リリシャが慌てて言う

『え! えーと、何故? リリシャ様がマルス様の部屋に!!』

ヒストリアが驚きながら言う

『ヒストリア、えーと、説明するから・・・こっちに来て・・・聞かれたくないから』

マルスが慌てて言うと、ヒストリアが躊躇しながらマルス達の方に歩いてくる


『え! ハルド様とアーセル様が・・・サーリンちゃんも・・・結婚するのだから・・・羨ましい』

ヒストリアがマルスからの説明でマルスを見ながら呟く

『内緒にしてくれますか?』

リリシャが微笑みながらヒストリアを見ている

『え! リリシャ様・・・マルス師匠・・・秘密にします・・・』

ヒストリアが少し羨ましそうにリリシャを見ていると、サーリンが慌てた様に入ってくる

『え! ヒストリア様・・・予想してなかった・・・』

サーリンがヒストリアの後ろ姿を見て呟く

『え! サーリンちゃん』

ヒストリアが振り向きサーリンを見ている

『でも、ヒストリア様は第4夫人・・・メトリシア様が警戒してないですから・・・このまま部屋に戻れない様に、扉を閉めてしまい・・・秘密を守れるようにすれば・・・』

サーリンが考えながら呟いて、ヒストリアの方にくる

『え! サーリンちゃん』

ヒストリアが驚いている

『ヒストリア様ごめんなさい』

サーリンがヒストリアを突き飛ばして、温泉に落とす


『サーリンちゃん!!』

ヒストリアが温泉に落ちてからサーリンを見て叫ぶ

『マルス様もう邪魔は入れませんので、ごゆっくり』

サーリンが笑顔で言うと、慌ててマルスの部屋に戻り、扉を閉めている

『え!どうしたら!! えーーーーーマルス師匠』

ヒストリアがマルスを見て真っ赤になっている

『サーリンちゃん・・・』

リリシャがヒストリアを見て呟く

『サーリン、ヒストリアを突き飛ばすなんて・・・ヒストリア、油断した?』

マルスがヒストリアを見ている

『え! 油断・・・マルチュちちょう・・・』

ヒストリアが真っ赤になって目を瞑っている

(マルス師匠・・・裸です・・・リリシャ様も・・・どうしたら? どうしたら? どうしましょう? 服も・・・乾かさないと・・・着替えは・・・何も無い・・・マルス師匠ーーーーどうしたら? お母様に怒られます・・・バレなければ・・・マルス師匠ーーーどうしたら? どうしましょう?)

『この状況・・・ヒストリアさん秘密にしなさいね』

リリシャがヒストリアを見ている

『えーと、そのーーー ・・・どうしたら?』

ヒストリアが真っ赤になってリリシャを見ている

『ヒストリア、服は乾かしますけど・・・こうなったら』

リリシャが微笑みながら呟いて、ヒストリアに抱き付いて、くすぐり初める

『リリシャ様ーーー止めてーーー下さい』

ヒストリアがリリシャから逃げようとしている

『声を出したらダメですよ!! 服を着て温泉に入ったのですから、罰です』

リリシャが笑顔でヒストリアに言う

『サーリンちゃんが突き落としたからです』

『言い訳は聞きません!! 早く脱ぎなさい』

リリシャが笑顔でヒストリアに抱き付いている

『えーーーーー!! マルス師匠が居ます!!』

『逃がしませんよ』

リリシャが笑顔でヒストリアを抱き締めている

『えーーーーー そそそそそそれは!! えーと!! 心の準備が!!マルス師匠ーーー・・・・』

ヒストリアが慌ててマルスを見ると、真っ赤になっている

(マルス師匠裸・・・どうしたら? あんなに・・・リリシャ様もどうしたら?)

『クスクス逃げれません!! 大声を出すから、防音のバリアも張ってますから』

エエスカが現れて笑っている

『え! エスカ、何故?』

マルスが驚いていると、リリシャとヒストリアも驚きながらエスカを見ている

『ベルちゃんがお願いしてくるからーーー あの必死さ楽しいから』

エスカが笑いながら飛んでいる

『え! まさか』

マルスが空を見る

『早く子作りしてください!! 子供を作ったら城でゆっくり育てて下さいね』

ベルダンディーの声がすると、スグルトとウルズの笑い声を聞こえている

『エスカが役に立つなんて、滅多に無いですからーーがんばれーー』

スグルトが笑いながら叫ぶ

『部屋にはもう誰も近付けません!! ついでに天空の城の結界も追加してます』

ベルダンディーが言うと、エスカが笑いながら飛び回り、暫くすると帰っていく


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