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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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魔法使いランク

翌日、マルス達は魔法練習場に向かう

『英雄様、練習ですか?』

騎士がマルス達を見て驚いている

『魔法使いランクの試験を受けてなかったから、全員で受けに来ました』

マルスが笑顔で言う

『え! すぐに宮廷魔術師に伝えてきます』

騎士が驚いて走っていき、アーセルが微笑みながら歩いてくる

『マルス様、試験ですが・・・実力は知っていますので、文句無しでSランクです』

アーセルが笑顔で言う

『ナセリ達の試験も必要だよね』

『ナセリさん達? はい、練習場にどうぞ』

アーセルがナセリ達を見て言うと、魔法練習場の入口の列の方に歩いていく


列に並んでいる人達がマルス達が先に入って行くのを見て睨んでいる

『マルス様、試験を受けられるのですか? マルス様達は全員Sランク指定になってます』

宮廷魔術師がマルスを見て言う

『証明書受け取ってないから』

マルスが笑顔で言うと、宮廷魔術師が慌てて、リストを見て書類を書いている


アーセルがリストを見て、宮廷魔術師と相談をしている

『マルス様、リストに入ってないのは、ルシアナちゃんとナセリさんとフローネ師とルーセント師とクララさんです』

アーセルがリストを見せながら言う

『シーリスとレティナとイリアとナディアは?』

『実力は知っていますので、既にSランクになっています』

アーセルが微笑みながら説明をしている


『ルーセント、先に試験を受けて下さいね』

フローネが微笑みながら言うと、ルーセントが次々と魔法を放っている。宮廷魔術師達が魔法を見ながらメモをしている


『ルーセント師、Bランクです』

アーセルが微笑みながら言う

『Bランクか? 仕方無いな・・・この後が怖いからな』

ルーセントが苦笑いしてフローネを見ている。フローネが準備をしてから、次々と無詠唱で魔法を次々と放つ


『フローネ師、文句無しのSランクです』

アーセルが笑顔で言うと、入口に並んでいる人達が尻餅をついている

『ルーセント、しっかり修行しなさいね』

フローネが微笑みながら言うと、クララを見ている

『師匠、手の掛かる人が居ますので中々』

ルーセントが苦笑いしている。クララが準備を終わると、無詠唱で魔法を放ち始める


『クララさんも文句無しにSランクです』

アーセルが笑顔で言うと、入口の方を見ている

『アーセル様、何人か自信を喪失して帰ってます』

職員が苦笑いしながら歩いて来て報告している

『煩いのが居なくなるので良いですね』

アーセルが微笑みながら言うと、ナセリが魔法を放っている


『ナセリさん、回復魔法は使えますか?』

アーセルが微笑みながら聞くと、ナセリが回復魔法等を次々と使っている

『Sランク合格です』

アーセルが笑顔で言うと、宮廷魔術師達が頷いている

『え! Sランク!! 私なんかがですか?』

ナセリが驚いている

『全属性と回復魔法・・・お仕置も出来ますね』

アーセルが微笑みながら言う

『はい、出来ますが・・・魔法学院を落ちた、実力しか有りませんけど』

『ナセリさん、師匠がSランクですから、そのぐらいの実力がついてます。 これからも修行して下さいね』

アーセルが微笑みながらナセリを見ている

『リリシャ御姉様、魔法を放てば良いの? どうしよう』

ルシアナが不安そうにリリシャを見ている

『ルシアナちゃん頑張りましょうね』

リリシャが微笑みながらルシアナを見ている

『ルシアナちゃん、コツは・・・』

マルスがルシアナに何かを伝えて、ウルアナとシルアナが返事をしている


ルシアナが手を差し出しすと、風の刃となって飛んで行き、すぐに竜巻を起こしている。その後風の刃が複数飛んで行き、風の渦を作り飛ばしたり、圧縮して飛ばしたりしてから、次に水の玉や矢の様に飛ばしてから、ルシアナの周囲に水の渦を作り始めている


ルシアナが戻ってくる

『マルス様、あの魔法は何ですか? 詠唱も何もしてませんが・・・』

アーセルが苦笑いしていると、宮廷魔術師達がマルスを見ている

『ルシアナちゃんは、世界で唯一の精霊使いだから、普通の魔法は使えないからね・・・形を変えて放てば、種類が増えるでしょ』

マルスが笑顔で言うと、ルシアナの周囲の水が水の玉になって的に飛んで行き、水の塊になって、的に纏わりついている

『マルス御兄様これで良いですか?』

ルシアナがマルスの元に来てマルスを見上げている

『ルシアナちゃん良くできました』

リリシャが微笑みながらルシアナを見ている

『はーい、リリシャ御姉様』

ルシアナが嬉しそうに笑っている

『マルス様、水と風だけですか? 困りました・・・発動速度と命中率は良いですが・・・自分自身の回りに集めたのは・・・防御ですか?』

アーセルが考えながら言う

『複合してまだまだ増えるよ』

マルスが笑顔で言うと、アーセルは宮廷魔術師達と相談をしている


『想定外なのですが・・・Aランクで良いと思います』

アーセルが考えてから言う

『Bランクぐらいじゃないの?』

『発動速度が早過ぎます・・・真似も出来ません・・・無詠唱と言っても良いと思います』

アーセルが考えながら説明をしている

『精霊魔法だから発動速度は早いよね・・・発動もしてないから』

『威力が上がったら、Sランクにします』

アーセルが笑顔で言うと、宮廷魔術師達が書類を作っている


魔法使いのランクの証をそれぞれ受け取り、並んで座っている人を見ている

『あれ? 座り込んでいたら、試験受けれないよ』

マルスが座り込んでいる人達を見て言う

『え!』

座り込んでいる人達がマルス達を見て苦笑いしている

『次の人どうぞ』

宮廷魔術師が先頭の人に言うと、キョロキョロしてから立ち上がり、宮廷魔術師と話してから魔法を放っている

『お兄ちゃん、あの人遊んでいるの?』

レティナが笑顔で言う

『魔力制御も出来てないね、多分昔魔法学院を卒業した人かな? リリシャ』

マルスがリリシャを見ている

『そうですね・・・マルスが基礎を破壊したから、その前の人達はほとんどEランクでしょうね』

リリシャがレティナを見て言う

『あのレベルの人が威張って、偉そうに魔法を使いますから、本当に魔法学院以外のレベルが低いです』

アーセルがため息をしてから言うと、宮廷魔術師達がランクを告げて、男が落ち込んでいる

『リベリアの冒険者達の方がランク上かな?』

マルスが落ち込んでいる人を見て言う

『リベリアの冒険者? 誰か教えているのですか?』

アーセルが少し驚いている

『ビゼロが魔法練習場で頼まれて、魔力制御の大切さを教えてから、鍛練しているからね』

マルスが落ち込んでいる男を見ながら言う

『え! ビゼロが? それなら今度リベリアで試験をしたいですね』

アーセルが考え込んでいる

『魔法のランプ補充係達は魔力も相当上がっているからね』

『そうですね・・・王都でも魔法のランプ補充係達の方が真面目に魔力制御をしていますから』

アーセルが思い出したように笑っている

(魔法のランプ補充係達の魔力は高いです・・・魔力制御をしているからですね・・・それに比べて魔法師団は壊滅的ですが・・・全員魔法のランプ補充を毎日させましょうか?)

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