リベリアで報告とルメイルの決意
数日後準備をして、シルフィード号にみんな乗り込んでいく
『カミラさん、ソリナさん王都は任せます』
『はい、マルス様、担当者達の鍛練も任せて下さい』
カミラが笑顔でマルスを見ている
『マルス様、屋敷の管理はクエリスさんと一緒にしますので、任せて下さい』
ソリナが微笑みながら言う
『また、王都に遊びに来るからね』
マルスが笑顔で言うと、シルフィード号に乗り込み、シルフィード号がリベリアに向けて飛んでいく
リベリアが見えてくると、降下して門に近づく
『英雄様、お帰りなさい！！ 発着場にどうぞ』
門番が笑顔で言うと、シルフィード号が発着場に着陸する
マルス達が屋敷に向かうと、ロメイルとケメルが門を開けてくれる
『お帰りなさい』
ケメルが笑顔で言う
『ケメル、ロメイル何か無かった？』
キリシアが２人を見て聞く
『平和でした』
『後で報告が有るから、楽しみにしておいてね』
キリシアが笑顔で言うと、屋敷に入っていく
日が暮れる頃、全員集まり食事の準備をしている
『全員集まったかな？・・・マルスとリリシャが結婚します』
キリシアが大声で言う
『本当ですか？ おめでとうございます』
ステラが満面の笑顔で言うと、みんな嬉しそうに微笑んでいる
『ステラさんありがとう』
『マルス様も立派になって嬉しい限りです』
『ステラさん、これからもお願いします』
リリシャが微笑みながら言うと、メリカ達が嬉しそうにしている
（早く赤ちゃんを作って下さい！！ 世話を楽しみにします）
『発表します！！ 第２夫人にエミールお姉ちゃん！ 第３夫人にミリアお姉ちゃん！ 第４夫人にヒストリアお姉ちゃん！ 第５夫人にリシリアお姉ちゃん！ 第６夫人にカミラさん！ 第７夫人にソリナさんです』
レティナが笑顔で言うと、全員驚いている
『第一側室にメリアお姉ちゃん、第２側室にアニーお姉ちゃん、第３側室にケニスさん、第４側室にエビリアお姉ちゃん、第５側室にクレスタお姉ちゃん、第６側室にエレーヌお姉ちゃん、第７側室にエリカお姉ちゃん、第８側室にナディア先生です』
レティナが嬉しそうに言う
『マルス、大丈夫なのですか？ そんなに多くの』
キスカが驚いてマルスを見ている
『お兄ちゃんに拒否権は無いです』
レティナが笑顔で言う
『え！ まさか・・・レティナが決めたのですか？』
キスカが驚いてレティナを見ている
『お兄ちゃんだから！！ 沢山のお姉ちゃんが出来ました』
『レティナ・・・マルス、大丈夫なのですか？』
『キスカさん・・・キスカ御母様、大丈夫です』
リリシャが微笑みながら言う
『リリシャさん・・・マルスもとんでもない事に・・・７人の夫人まで・・・側室が８人なんて何を考えているのでしょう』
キスカが心配をしている
『レティナちゃん！！』
メトリシアが睨んでいる
『あ！！ メトリシア様が第８夫人です。第９夫人がメーレシア様で、第１０夫人がセクラ様です』
レティナが笑顔で言う
『なんでお姉ちゃんと呼んでくれないの！！ レティナちゃん』
『え！ メトリシア様だから』
『お姉ちゃんと呼んでーーーー』
『んーーーーメトリシア・・・様です！！』
レティナが笑顔で言うと、みんな笑っている
『キリシア様は、どうなさるのですか？』
ステラがキリシアを見ている
『何故？』
『マルス様とリリシャ様が結婚したら・・・キリシア様はお一人に？』
『マルスは弟だから、全員妹だよ』
キリシアが笑顔で言う
『キリシア様は御結婚は？』
『ん？ 考えてないよ』
キリシアが即答する
『キリシア師匠！！ えーと・・・・私と結婚を』
ルメイルがいきなり立ち上がり、頭を下げながら言うと、全員が驚いてルメイルを見ている
（ルメイルさん！！ 言った！！ キリシア師匠なんて答えるのですか！！）
『ん？ ルメイル？ 何故？』
キリシアが驚いている
『キリシア師匠！！お願いします』
ルメイルが頭を下げ続けている
『１本取れたら、考えてあげる』
キリシアがルメイルを見て言う
『はい！！ 全力で１本取ります』
『絶対に取らせないけどね』
キリシアが笑っている
『全力で鍛練します！！』
ルメイルが笑顔で言う
『今まで全力で無かったのですね』
リリシャが微笑みながらルメイルを見ている
『え！ 全力です！！ 鍛練は怠ってません！！』
ルメイルが慌ててリリシャを見ている
『全力で？ ケニスとヒストリアに負けたのは、根性叩き潰す！！』
キリシアがルメイルを睨んでいる
『え！ ・・・全力で１本取ります』
『ルメイルさん、みんなで鍛えてあげる』
マルスが笑顔で言う
『はい！マルス師匠！！ ルメイルさんと沢山鍛練して、強くなります』
ヒストリアが笑顔で言うと、みんなヒストリアを見てから、ルメイルを見ている
『早速ぶちのめす』
キリシアが笑顔でルメイルを見ている
『ルメイルさん頑張って下さいね！ 強くなれるように鎧作り直しますね』
エミールが微笑みながら言う
『良いですね！みんなで１つずつ付与魔法しましょう』
リリシャが微笑みながら言う
『この子達は・・・とんでもない防具を作るつもりですね』
フローネが苦笑いして呟く
『はい！ ルメイルさんが１本取れるように手伝います』
リリシャが微笑みながら言うと、全員が笑いながら頷いている
『楽しみーーー絶対に根性を叩き潰してやる！！』
キリシアが嬉しそうに笑っている
