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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第22章 平和な日々?
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王都の迷宮とヒストリア

キリシア先頭に最短距離で53層に向かう

『リリシャ師匠、早い者勝ちですか?』

ミリアがリリシャを見ている

『そうですよ、全部消し飛ばしますよ』

リリシャが嬉しそうに微笑みながら魔力を溜めている

『こらーー取り分残してよ』

キリシアがリリシャを見て叫ぶ

『キリシアの取り分は・・・59層ですね』

『アースタートル・・・全部貰うからね』

キリシアが笑みを浮かべている


リリシャ達が次々と魔法を放ちながら進み、57層に到着する

『エレーヌ限界かな? あれ? 何でヒストリアいるの?』

マルスがヒストリアを見て言うと、みんなヒストリアを見ている

『え? マルス師匠どうかしましたか?』

ヒストリアがマルスを見詰めている

『メトリシアに付いてなくて良いの?』

『メトリシア様に? あれ? 何で居ないのですか?』

ヒストリアがキョロキョロしていると、リリシャ達が笑っている

『外出禁止だから、屋敷にいるよ』

『え! あーーーー! 迷宮に向かうから居ると思ってました!! どうしましょう?』

ヒストリアがかなり焦りながらキョロキョロしている

『屋敷ならソリナさんが居るから良いのかな? ケニスは残っているよね?』

『ヒストリアさん、マルス師匠を見ていたから、メトリシアに気付いてないのですね』

エミールが微笑みながら言うと、ヒストリアの耳が赤く変わっている

『えーと・・・メトリシア様には内緒に・・・』

ヒストリアがうつ向きながら言う

『ヒストリアさんが、マルス師匠の護衛役になりました』

ミリアが笑いながら言う

『エレーヌとここで待っていてね、殲滅して戻ってくるから』

マルスがヒストリアを見て言う


リリシャ達が魔法を次々と放ちながら進み、57層を一周すると、エレーヌとヒストリアの所に戻ってくる

『マルス師匠お帰りなさい』

ヒストリアが満面の笑顔で出迎えてくれる

『休憩したら、キリシア行くよ』

『任せなさい!! 全部貰う!!』

キリシアが笑顔で言うと、リリシャが笑っている


結界を張り、アニーがサンドイッチを作り、みんな食べながら休憩をしている

『マルス、60層で終わりですか?』

リリシャが微笑みながらマルスを見ている

『キリシア次第かな? 無理する必要も無いからね』

『行くよ!! 全部殲滅するよ!』

キリシアがリリシャとマルスを見て言う

『リリシャやる気だよ』

『そうですね! ふふふ、先に全部吹き飛ばしましょうか?』

リリシャが微笑みながらマルスを見ている

『リリシャ!! 私の取り分!!』

キリシアが慌ててリリシャを見ている


キリシアとマルスとリリシャが59層に向かうと、グレートアースタートルに遭遇する。キリシアが槍に闘気をまとわせて、接近して凪払うと、キリシアの槍の当たった瞬間グレートアースタートルが弾き飛ばされながら黒い霧になって消えていく

『キリシア、闘気の刃出なくて、棍棒になっているね』

マルスがキリシアの闘気をみている

『硬いから斬るより砕く!!』

キリシアが笑顔で言うと、グレートアースタートルに突進して、次々と槍を叩き付けて、黒い霧に変えて進む


59層を殲滅して進み、60層に到着すると、小部屋毎にリリシャとマルスが焼き尽くして進んでいる

『居ないか』

キリシアが大部屋を覗いてガッカリしている

『セイントファイヤーテンペスト』

リリシャとマルスが魔法を放ち、大部屋に次々と白い炎の玉が回転しながら、グレートアースタートルに次々と当たり爆発している


炎が収まると、マルス達は魔晶石と魔石と鉱石を拾っている

『マルス、帰りますか?』

『マルス、次に向かうよ!!』

キリシアがマルスを見ている

『キリシア、余裕は有るから良いかな?』

マルスが笑顔で言う

『最初の1匹は、消し飛ばしますからね』

リリシャが微笑みながら言う

『取り分!!』

『魔法が効くか、確認しないとね』

マルスが笑顔で言う

『最初の1匹づつだからね』

キリシアが大声で叫ぶ


61層に向かい、ギガントワームに遭遇する

『セイントファイヤーテンペスト』

リリシャが魔法を放ち、白い炎の玉が次々と発生して、ギガントワームに当たって徐々に黒い霧に変わっていく

『楽勝ですね』

リリシャが微笑みながら言うと、黒い霧が晴れるのを見ている。マルスも次のギガントワームに遭遇すると、マルスが剣を闘気をまとい大きな刃を作り、接近して次々と斬り裂いている

『マルスが剣で戦うなんて』

キリシアがマルスを見ている

『吐く液体だけは気を付けないといけないけどね』

マルスが笑顔で言う

『マルスに負けない』

キリシアが笑顔で言うと、見付けたギガントワームを次々と両断してから、棍棒の様に闘気をまとい、殴り付けている


61層を一周すると、57層に向かって戻っていく

『師匠、マルス師匠、キリシア師匠お帰りなさい』

エミールが微笑みながら出迎えてくれる

『休んだら帰るよ』

『はい、キリシア師匠、今日は機嫌が良いですね』

『61層殲滅してきたから』

キリシアが笑顔で言うと、座ってアニーがサンドイッチを作って手渡している


休憩を終わらせると、34層まで戻ってくる

『お兄ちゃん』

レティナがマルス達を見つけて笑顔で叫ぶ

『レティナ待っていたの?』

『寝て待っていたよ』

レティナが笑顔で言うと、ナディア達が微笑みながら見ている

『レティナ帰る?』

『うん!お兄ちゃん』

レティナが笑顔で言うと、オルガー達が片付けをしている


迷宮を出ると、屋敷に帰っていく

『ヒストリア!! 何で迷宮に行っているの!!』

メトリシアが屋敷の入口で仁王立ちして待っている

『メトリシア様、どうかしましたか? 鍛練に行ってました』

ヒストリアが笑顔で言う

『護衛役でしょ』

『え! 護衛役では無いです。ケニス様と同じで趣味です』

ヒストリアが笑顔で言うと、みんな笑っている

『え! 護衛役・・・あ! 護衛じゃない・・・ケニスーーーー』

メトリシアがケニスを見ている

『はぁ・・・手が掛かるのですから』

ケニスが微笑みながらメトリシアを見ている


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